ポケモンレジェンズ アルセウスの感想。
ポケモンに関してはアニメは完全に未視聴。ゲームはポケモンソードのみプレイのポケモン超ビギナーです。
ストーリーに関しては前回までで書いた。シンプルながら主人公帰れない結末にはちょっと厳しさを感じたりもしたけど、おおむね良かった。子供にも楽しめるストーリー。
キャラクターに関して。
主人公は髪型や服装をある程度変えられます。ただあんまりお気に入りがなくて、初期のロング安定。
服装も前回書いた通り生足が見たいからじゃなく元の世界とのつながりを大切にしたくて初期衣装で。てか、時代的に着物とかが多くてティンとくる服が無かった。
変にいじらなくても女主人公可愛いからね。
NPCに関してはデザインが正直微妙だった。テルくんが一番良かったかな。
カイちゃんは露出多いし可愛いんだけど、性格が強気でちょっと怖かった(笑) 強気な女の子が嫌いってわけじゃないです。でも言葉がキッツイとやっぱりいい気がしない。特にセキさん相手にね。
セキさんはこのゲームの中ではかなりの常識人。ただしセキさんの弟のツバキってヤツがめっちゃキモチワルイやつで。ギンガ団追放後、シンジュ団かコンゴウ団か選ぶ場面があるんだけど、コンゴウにツバキがいるって理由でシンジュのほうを選んだ経緯がある。
ヨネさんが個人的に一番美人だと思った。いいヨネ!
シマボシさんはすごい出来る隊長なのに、見た目で損をしすぎている。眉毛なんで剃ってるの?
ラベン博士は癒し。でもおっさん。ノーコン。
シュウゾウだけはぜってぇ許さねぇ! お前たぬきちだろ!
そういや、全クリア後にようやく写真屋に行きました。これほんとに写真屋で撮らんでも絶景がいくらでもあるんで…。別にいらんような気がしますねl。
ポケモンについて。
恐ろしい生き物、それがポケモン。
荒野で襲い掛かってくる以外にも、サブクエストでは子供を誘拐しようとするフワンテとか出てくる(ただ遊びたいだけだと思うが) ポケモンは怖い。
その一方で、漬物石にされるポケモンとか軒下に住み着く風鈴ポケモンとか友好的なポケモンもいる。
荒野でもこちらが敵対行動をとらなければ近寄ってくるポケモンもいる。ポニータやビッパがそう。ゴーリキーのように筋肉を見せつけるようにつきまとってくるのもいる。こちらを見て怯えて逃げていくムックルやイーブイのような臆病なポケモンもいる。ケーシィなんかはテレポートで逃げていくのでズルい。
オヤブンポケモンは例外で積極的に襲い掛かってきます。オヤブン=強敵という概念はいいと思うのですが、サイズが明らかにノーマルなポケモンより大きいのが微妙。ニンフィアとかブースターとかイーブイ系のポケモン並べて出した中でサンダースだけオヤブンで異常に大きくて、あまりのサイズ差にガックリ来た。大きくないほうがいいこともある。
ポケモンはボールから出してみるといろいろな仕草を見せてくれて、200体以上でそれが設定されているのが奥が深い。座ったり眠ったり。
野生のポケモンも眠ってたり餌を食べたりね。凝った作りですねぇ。
恐ろしい生き物と書いたけど、表現はマイルド。例えば他のポケモンを捕食するシーンとかは無かったし、基本的に木の実とか食べるやつばかり。ポケモン同士の抗争とかもなし。
また、人間がポケモンを調理するといったところもなし。ビッパとかムックルとか絶対食用にされているかと思ったけど、あくまでポケモンは友人という設定なのね。子供もプレイするし当然なのかな。
人間が襲われて殺される側ってだけで、そこまで恐ろしいわけではないかもしれない。いや、十分恐ろしいか。
落下ダメ、溺れなども含めてポケモンソードに比べると「死」が身近に感じられたのは確かです。
進化の演出は好きですね。闇の中で眼だけが光って見える。
ポケモン図鑑と団員ランク。
ポケモン図鑑を埋めていくことで貯まるポイントによりギンガ団の団員ランクが上がっていく。
何体倒せとか、餌をあげた数とか、捕獲した数とか、技を見た回数とか。
それを完全に埋める必要はなく、ある程度達成すると図鑑として完成した扱いになる。完成すると1ポケモンにつき100ポイントボーナスで入る。
そのボーナスを達成しても、最後の団員ランク・マンテンボシまでの到達は長い道のりでここだけもう少し緩和できなかったのかと。
団員ランクによっていう事を聞いてくれるポケモンのレベルが解放されたり、作れるアイテムのレシピが増えたり、買えるアイテムが増えたりする。
こだわりが無ければ特にマンテンボシは目指さなくてもいいと思われる。
クラフト・アイテム。
ポケモンボール、きずぐすりなど、ほとんどのアイテムが基本的にはクラフトで作る仕様になっている。むろん、店でも購入可能。
時空の歪みで拾うアイテムや野党三姉妹の勝利報酬とかで後々金には困らなくなってくるので、消耗アイテムは基本的に購入するようになっていくと思う。
ポーチの拡張だけは別で、一つ拡張するだけで必要な金額が上がっていくのでこれだけは金に困る。いくらなんでも金額が跳ね上がりすぎである。子供泣くだろ。こうやって子供は金の大切さを学んでいくのか。シュウゾウめ。
戦闘。
今作では早業・力業の要素のおかげで、ターン制ではなくステータスや使用した技によって次の行動順が決まる。
正直な話、早業は非常に使い勝手がいい。使い方によっては連続攻撃できるから。逆に力業は微妙で使いどころに困る。
敵のAIは連続攻撃が狙える時は確実に早業を利用して連続攻撃をしてくるので注意が必要。
敵の回復技も厄介で、これも早業がのるので連続回復で即満タンとかもやってくるぜ。オヤブンラッキーの回復とかマジでやばい。
複数の敵に絡まれる・敵キャプテンが複数のポケモンを同時に出してくるときがあるのだけど,こちらは常にポケモン一体で対峙しなくてはならないのは不公平に感じた。
ポケモンソードではダブルバトルで2体のポケモンを同時に出したりできたんですがねぇ…。主人公なろう系なのにどうしてここ縛ってるんだかよくわからない。複数のポケモンを操る相手のキャプテンのほうが有能トレーナーに見える。
キング戦。
シズメダマを投げつけ、ボスのHPを減らしていくアクション戦闘。ボスの攻撃を回避しつつ隙をみてシズメダマを投げていく。
途中でポケモンを投げろ!みたいに出るけど、特に投げる必要はない。シズメダマだけで十分。あんまりポケモンは投げなかった。
最初のキングであるバサギリが樹木を斬り倒しながら登場した時には、「胴体切断されて終わるわな、これ」などと戦々恐々としたのですが、相手を障害物の大樹に激突させてしまえば簡単であっさりと勝てた。
難しくなるのは火山あたりからで、それも失敗するとヒントがでる仕様。それでもダメなら相手のHPゲージが減った状態でリトライできるので子供でも安心してプレイできると思う。
最後までプレイして思ったことは「主人公すげえな」でした。普通は殺されるわ。
冒険・探索。
今作はフィールドが広く、高低差もあり探索できる場所が増えている。とても探索のし甲斐がある世界。行けなそうな場所でもポケモンを投げると壊せたりする場所もある。そういう場所に珍しいポケモンが一匹だけ歩いてたりね。
とはいえ、乗り物ポケモンを入手してみるとMAP表示では行けそうに見えても霧がかかって行けない高所とかも多かった。
夜間はやたらと夜間限定モンスターがポップするのがウザったかった。フワ系とかコウモリ系とか。多すぎない?
水棲のポケモンがどこにいるのかが見づらく、気づかれずに捕獲とかは無理だった。水はみづらい。なんちって。
他、たまに見かける空を飛んでいるポケモンは捕まえにくい。まっすぐ遠くへ飛ぶ系のボールを使用してもなかなかつかまってくれない。ポケモン図鑑には飛んでいるところを捕獲とかいう条件もあったりする。
一番感じた不満点としては、壁際にある素材を拾おうとしてAボタンを押すと壁に反応してオオニューラ(壁登りのライドポケモン)が発動してしまうことがある。これ地味にうざったい。
ガチグマの宝探しは特に必要なかったんじゃないかという気がする。宝探しでの貴重アイテム拾いよりも時空の歪みの発生率を上げたほうが面白いと思った。
ポケモンソードとは違い野良のトレーナーが少なく、エンカウントトレーナー戦は野盗三姉妹ばかりと戦うことになる。しかもほぼポケモン編成が同じなのはどうかと思った。まあ、アイテム落としてくれるんで…。姉妹なのにきんのたまを落としてくれる。
あとファストトラベルできるキャンプ地は各エリアにもうひとつずつあっても良かったんじゃないかという気はしますね。
感想としていろいろと不満点が目に付くように書いたけど、ゲームとしてはとても面白かった。
ポケモンに襲われる恐怖。隠れつつ捕まえる楽しさ。エリアの探索、強敵・オヤブンとの死闘(特に↑のレベルのオヤブン) キング戦。
どれも楽しかったですね。
今回は2バージョン商法ではないというのも評価したい。
次のポケモンにも期待しています。
…。ポケモン全然知らなかったおっさんが、次も、って言うとは思ってもみなかったな。
今作のポケモンパーティ遍歴。
序盤
ヒノアラシ(マグマラシ)
ムックル(ムクバード)
コリンク(ルクシオ)
ポニータ
フワンテ(フワライド)
ブイゼル(フローゼル)
ヒノアラシとポニータの属性が被ってて悩んだ。
中盤
マグマラシ(バクフーン)
ムクバード(ムクホーク) → ラルトス(サーナイト)
ルクシオ(レントラー) → パチリス
フワライド
フローゼル → チュリネ(ドレディア)
ニンフィア
電気ポケモンはピカチュウよりもパチリスだな!
ニンフィアとドレディアはソードで好きだったので。でもこっちのドレディアは格闘タイプで微妙…。ガラルの足おっそいドレディアのほうが好きなんだよなぁ。
後半
バクフーン → ブースター
パチリス → ポリゴン(ポリゴンZ)
フワライド → ブラッキー
ドレディア
ニンフィア
フカマル(ガブリアス)
火属性はブースターがもふもふで可愛いので投入。主力で一体だけレベルが突出していたのパチリスを休め、ポリゴンを育成。
なんとなくフワライドをブラッキーに入れ替え。
フカマルはソードの時もガブリアスに進化して大活躍してくれたので。ちなみにシールド限定ポケモンでした。
終盤
バクフーン
ニンフィア
ドレディア
ガブリアス
パルキア
ポリゴンZ
バクフーン出戻り。一番付き合いが長いから。
終盤なのでパルキア様入れといた。
ガブリアスが一番活躍してたかもしれん。
ポリゴンZは冷凍ビームや10万ボルトなどを覚えさせて、万能に立ち回れる感じにしていた。パチリスの休暇は長い。