今年中にXBOXをしまうためにやり残しが無いようにやっておくシリーズ。
今回はLocoCycleのお話。XBOX ONE初期のゲームなんだなぁ。マイクロソフトのゲームです。
簡単に言ってしまうとバカゲーです。
バイクを操作するゲームと書くと、レースゲームっぽく思えるんですが、ゴリゴリのアクションゲームです。
ストーリーは超高性能女性型AIを搭載した超高性能バイク、I.R.I.S.(アイリス)と整備士パブロの大冒険。
不慮の事故でパブロのズボンの裾がアイリスに絡まってしまい外れなくなってしまった。
そんなことはお構いなしにアイリスは勝手に走り出してしまう。パブロはアイリスに引きずられるまま、超高性能バイクである彼女を狙う組織との戦いに巻き込まれるのだった。
AIアイリスは完全にメンヘラのストーカー気質の女であり、パブロのいう事を全て自分に都合よく解釈しパブロを放してくれない。
パブロは常に生命の危機にさらされており、アイリスや敵から逃げるのに必死だ。
バカゲーであるがゆえにアイリスが無茶なスピードで走り続けても、パブロのズボンは破れたり離れたりしない。普通は引きずられ続けると摩擦で体がズタボロになって死ぬけど、そういう事もない。
コルタナとマスターチーフとは別路線のHaloなのかもしれない(勝手な解釈)
敵と戦うゲームということで、搭載されている機銃で撃ったりするのはまだ普通。
アイリスが空中に飛びバイクとは思えない挙動でタイヤなどを振り回して格闘する。
パブロをも攻撃に利用することもある。パブロは武器。
シーンによってはパブロが敵のミサイルを掴んで投げ返したり、機銃で射撃して応戦したりすることもある。パブロも生きるために必死だ。
アイリスが超高性能バイクなら敵側も驚くほどの兵器を持ち出してくる。バイクと遜色ないスピードで走りながら襲ってくる人型ロボットなど、アイリスよりもずっとすごくね?っていう敵が結構出てくる。
このシーン、敵の行動ルーチンに対して的確に対応していかないといけないので、めんどくさい。英語音声日本語字幕なのですが、ときどきどうしてそういう訳になった?という字幕がある。「アッと驚くタメゴロウ」っておいおい…古いじゃねぇの。
アイリスは空母を撃破したりもする。もうめちゃめちゃ。
ライバルキャラ…ライバルマシンのスパイクとの格ゲーもある。やりたい放題。
他、QTEもある。いらん。
パブロが本来の整備工として活躍するシーンもある。
バンジョーとカズーイみたいなバディゲームってことですね。…違うかも。
アイリスの強化要素もあり。
このゲーム、実写ドラマパートがある。
正直、ストーリーがどうでもいいので、実写ドラマもどうでもいい。
金をかけるところが違う。
このゲームでどうしても許せないところがあった。
パブロとアイリスのバディものと書いたのですが。
実はパブロとアイリスは分離可能だったりします。アイリスがパブロを投げて空中の敵にぶつけて撃墜するという攻撃なのですが。
…分離しちゃダメだろ、このゲームは。なんで分離可能にした?
ちなみに投げた後は再び元の状態に繋がります。いやいやいやいや、おかしいって。
バカゲーだけど、アクションとしてはまあ普通に楽しくプレイできる良作でした。
睾丸完全粉砕!