気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

アーシャのアトリエ 黄昏の大地の錬金術士 感想1

 続編のエスカ&ロジーのアトリエPlus感想
jikaseimiso.hatenablog.com


 さらに続編。シャリーのアトリエ感想
jikaseimiso.hatenablog.com



 積みゲーアーシャのアトリエをプレイ開始。
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 ガストのアトリエシリーズ。黄昏世界の一作目です。
 追加要素込のPS VITA版 アーシャのアトリエPlusも好評発売中ですが、これはPS3版です。
 今年はこれとシャリーPlusをクリアして、アトリエ系の積みゲーを無くしてしまう予定。
 最近、アトリエばっかりやってる気がするけど、いまはアトリエな気分なんだ(謎)
 
 黄昏…ゆるやかに滅びに向かっている世界を舞台に錬金術士が大暴れ! なアイテム調合RPG
 アーシャの続編であるエスカ&ロジーPlusとシャリーのアトリエはクリア済み。
 なので、なんとなく大まかなストーリーと結末は知っていたりします。
 薬士の少女アーシャが神隠しにあった妹・ニオを捜索して救出するストーリー。
 続編で語られているのは、どうやらその過程でアーシャは遺跡を破壊して指名手配されているってこと。
 この作品をプレイすることによってより詳しく知ることができるはず。
 黄昏世界の完結編・シャリーPlusにはアーシャも登場するのでプレイしておくのは悪いことではない。

 期限は3年!
 それを過ぎるとニオは…。

 というわけなので、やっぱり焦る。
 調合やマップ移動、採取でどんどん過ぎ去っていく日数を見て焦る。
 無駄にマップを出入りしてしまったり、戦闘不能になってボロボロになって出直したり…。
 黄昏編はアトリエとしての難易度は低目だけど(エスカ&ロジー、シャリーの経験による)はやくも期限切れBAD ENDが脳裏に浮かぶ…。

 戦闘はうまいことポジション取りしてバックアタックで大ダメージを狙うのが基本かな。
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 エスカ&ロジーやシャリーはメインだけでなくサブのメンバー6人で入れ替わり立ち代わりで戦うシステムだったけど、アーシャは3人パーティ固定っぽい。
 例によって仲間の行動に合わせて追撃したり、敵に狙われた仲間の盾になったりといろいろ。
 敗北すると事案風。
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 エスカの敗北シーンも事案風だったな、そういえば。

 調合…。
 に関しては正直わからない(笑)
 黄昏編の調合ってこんなかんじだったっけ? まだ錬金術スキルも満足にないので調合の感想はまた今度。
 調合したアイテムを店に登録するのは普通にできる。アイテムの種類ごとに別の店への登録だけど。フィリスはなぜこれをなくしたんだろう。

 主人公のアーシャ。
 かわいい…というより美少女というイメージ。
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 ピョンと出ている前髪を眉毛と見間違えてしまって、いつも困り眉に見えてしまう。
 シリーズの後継作を先にやっているため、おなじみのキャラもいたりする。
 それでもいろいろと印象が違ったり。
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 ウィルベルがウィルベルちゃんだしね。幼い。成長しても胸は幼いままだけど。
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 リンカは変わらないけど、マリオンはやっぱり若い。続編でも若いけどさ。
 キース氏は相変わらずの塩対応。でもそのうちデレるんでしょ。わかってるんですよ。
 ハリー氏も相変わらずの変人。でもやっぱり商売人としては有能なんですね。
 オディーリアはポンコツオートマタ。



 はたしてアーシャはニオを救い出すことができるのか。



 次回
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積みゲーとか年末のソフトとかのお話

 実は今、うちのゲームハードたちは重大な危機に直面しています。
 なにかというと、




 本体ストレージの容量圧迫です。




 Vitaは本体と一緒に購入した16GBのメモリが残り1GB未満。
 Vitaに関しては前々からわかっていたので、ソフィー・フィリスのアトリエ作品はPS4版を購入した。
 PS4はHDが残り35GBくらい。35GBも余ってるじゃん^^ と余裕ぶっていたらソフトのバーションアップパッチがなぜか「容量不足」ということでダウンロードできなくなった。おそらく50GBくらいの空きがないとダウンロード機能がかからないような設計になっているのかと思う。ちゃんと調べてないけど。
 XBOX ONEは残り10GB これが一番やばい。
 Xbox360は250GBのHDで残り50GBくらい。まだ余裕はある。
 PS3はロクに使ってないので80GBでもスッカスカ。全然余裕。

 一番やばいのがダウンロードすらできなくなったPS4なので、インストールして放置していたキルゾーンシャドーフォールというつまらないゲームを急遽消化し、本体から削除した。これによりダウンロードができるようになった。
 Xbox oneに関しては意味不明な容量のHaloマスターチーフコレクションを削除した。難点はまたプレイしたいと思った場合、やはり意味不明な容量のギガパッチを当てなおさなくてはならないという事。現在の私の回線を考えると、正直マスターチーフコレクションはもうやれないかな、と。光回線入れられればいいんですけど家庭の事情がね。
 PS4はまだ容量が怪しいので、近いうちにアンチャーテッドなどを消化する予定。…予定がうまくいったためしがないけど。


 話は変わって、年末の新作ゲームラッシュに関して。
 今のところ購入予定はデッドライジング4のみ。

 たとえば本日発売されたFF15
 これは今買ったところでプレイできないのでスルー。情報もよく調べていないです。
 イケメンホストファンタジーとか言われているようなんですが…。個人的にはそれでもいいんじゃないかと。
 気になるのが、ほんとにイケメン四人のみのパーティなのかということ。
 女性キャラはパーティインしないの? 最初から最後までホスト4人なのか? そこが今後購入するかどうかの判断材料になる。
 どうせ隣の市のGE●がいつものように仕入を失敗して3か月後くらいにはワゴンに入ってるだろうから、プレイするのはどのみち来年かな…。

 ウォッチドッグス2は前作をまだ積んでいるので。
 大鷲トリコは特別興味なし。やっと出るんだ、くらい。評判良かったらそのうちやってみるかな。
 ディスオナード2 ううむ。…うううむ…。
 龍が如く6 5がいまいちでそれ以降の0、極はやってない。たぶん6もやることはないと思う。6で桐生さんのストーリーが終わるらしい。ほんとでしょうね? 桐生さんそろそろ休ませであげて。
 AKIBA'S BEAT  アクワイアはこのシリーズに社運を賭けたのかもしれない(笑) 初代のPlusバージョンは良かったけど、2は微妙だった。このシリーズももうやることはないと思う。脱衣とかでもう釣られません。
 STEEP  これはちょっと興味あります。UBIのウィンタースポーツゲーム。スノボーがバグってヌノボー(笑)になるのかどうか興味深い。

 年明けは2月と3月が大変そう。
 よるのないくに2が2月にズレた。なんか前作主人公のアーナスの登場が確定になったり、水着衣装が発表になったりで急に興味がわいてきたんですよね。前作の不評に関してはガストも当然知ったうえで開発してるだろうし、これもしかすると買うかもしれない。
 で、ニーアオートマタ、ネプテューヌ四女神オンラインも2月。
 3月には閃乱カグラの水鉄砲バージョンが予定されているという。
 今から楽しみですな。
 


 年末はデッドライジング4だけ。
 でも心配する必要はまったくない。
 ここんところ購入したゲームがまだこんなに未消化なのだから…。
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 まだこんなに未消化なのだから…(大事な事なので2回)

 レコラヴはよく考えたら衣装のDLCが出そろってからプレイしてもいいよね!
 東亰ザナドゥeX+は正直余計だったなあ。なんで買っちゃったかなあ…。
 ベルセリアはまだ周回プレイを頑張る。

キルゾーン シャドーフォール キャンペーン感想

 ※辛口です。

 積みゲーKILLZONE SHADOW FALLのシングルキャンペーンをプレイしました。
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 PS4のロンチタイトルとしてSCE(今はSIEだっけ)から発売されたFPSです。
 SFもので二つの種族の対立・闘争をテーマにした戦争ゲームです。

 なぜ今キルゾーン? というのにはいろいろ事情があるわけです。まあそれはまた別のお話。
 で、キャンペーンをプレイしてみた結果。
 キルゾーンはもういいや。次のシリーズ出てもやりません。
 100点満点で40点。
 つまらなかった。




 良かったところを考えてみると、まずグラフィックかな。
 海外ゲーマーの大好物ジャンルである、FPSなのでそこはかなり気合入れてますね。PS4ですしね。
 次世代機でグラフィックにこだわったゲームはほんとにすごいですね。

 あとは主人公の相棒であるドローンのOWL
 これを駆使して戦うシステム。攻撃や防御、相手のシールドをダウンさせたり、降下用のロープを射出したり、コンピューターのハッキングをしたり。
 OWLの操作に使うタッチパッド操作も不自然なモノではなかった。
 ソニーのゲームなので、PS4の機能を盛り込んだ作品。今回はそれがタッチパッドでした。
 PS3で出たキルゾーン2と3は爆発物仕掛けるのにコントローラーを傾ける操作が必要でしたが、今作はその操作はありませんでした。
 コントローラーはHORIのFPS用パッドを使用していたのですが、タッチは普通に操作できました。買って良かった(HORIのパッドの事ね

 アクションシューターとしては、プレイした感じはごく普通。
 ごく標準的なFPSの操作感、バランスだと感じました。つまり取り立てて良いってわけでもないんですけどね。
 あえて良いというのは、OWL使用を前提としたバランス調整はうまくとれていたかな、という部分です。(標準の難易度で)
 OWLを使うと楽勝、ってわけではなく、OWLを使っていい感じのバランスになっていました。

 ストーリーにおいて、孤児の主人公は復讐にかられた男に育てられた潜入工作員的な存在。
 命令に従い淡々と任務をこなし、あまり感情を出さない戦いの道具みたいな人間なのですが。
 話が進んでいく毎に上司に対して不信感を感じ、ついには命令違反をする。主人公が決断したっていうより、状況に流されたような感じが強かったですけどね。

 
 


 ここからはつまらなかった事を書いていきます。

 ストーリー。
 前作の3から30年…。
 ヘルガストとヴェクタはいつまで対立してるの? たぶんこれからもずっと妥協もなにもできないままドロドロ続けていくんでしょうけど。
 シリーズ作品だから続編のために解決しちゃまずいってのもあるんだろうけどさ。
 殺し合いしていたわけでお互い恨みつらみもあるし、絶対許さねぇってなってるのかもしれませんけどね。何十年たったらお互いに軟化できるのかと。
 そういえばこの地球でも戦争から60年以上たってもいまだに近所の国からグチャグチャと言われている国があるなぁ…。そんな物乞いみたいな国の事はもう突き放せばいいのに律儀に相手しちゃう。いい加減にしときなよって。
 その近所の国がこのキルゾーンと似たようなことになっている。いつまでも民族紛争を解決できずにドロドログッチャグチャヌメヌメヌラヌラビチャビチャと粘着質で不快感たっぷりな敵対関係を続けていくのなんかソックリ。
 ドイツは壁を壊したけど、それができない国もある。キルゾーンの世界もそうなんだろうな。
 そんなことを考えてたらみるみるやる気が無くなった。プレイヤーが頑張っても何一つ解決に向かわない。粘着質でスッキリしないお話がこれからも続くのが明らかだから。
 シャドーフォールでは両陣営に和解の道標的な若い戦後世代のキャラクターが登場するのだけど、その一方は殺されてしまうのでやっぱり解決には向かわないんだろう。続編出したいから。

 キャラクター。
 生理的に受け付けないキャラクターを護衛するシーンが大変苦痛だった。
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 私の目線から見ればあれはマッドサイエンティストであり、護るのは御免こうむりたかった。
 現実に科学とかの探求をしている方とかなら、あのキャラの言い分とかも理解できるのかもしれないけど、私には無理だ。
 あのシーンは宇宙空間のシューティングゲームの仕様も好きではなく、非常にモチベーションが低下した。
 他のキャラクターも…そんなに登場人物出ないけどさ。基本的にまともな性格の人間はほとんどおらず、魅力を感じなかった。戦争による荒廃がここまで人間の心を壊してしまうんだ、という表現としてはいいのかもしれないけれど。
 主人公も後半までエージェントとして任務第一の、戦う機械みたいな感じだったし。
 例のレッドアイマスクをつけて主人公の前に立ちはだかる、一般のヘルガスト兵が一番キャラがたっているというなんとも残念なキャラクターデザイン。

 目的地がわかりにくい。
 ステージ毎に広いフィールドが用意されていて、目的地までいろいろと経路を選んで進行することができるわけなのですが。
 肝心の目的地がよくわからない。
 アイコン表示は一応できるのですが、最終的な目的地だけが表示されるので、迷う人は迷う。
 方向音痴にはつらいゲームになっています。
 オブジェクトも一部わかりにくいものがあります。
 警報を発してる端末とか最初どこにあるのかわからんかった。
 ハッキングすべき小型ドローンがどこにあるのか気が付かなかったり。
 鉄格子を調べろ、と言われて探してみたらダクトの蓋の事だった。
 最近のFPSのキャンペーンにしては不親切。
 そういえばXBOXのHaloシリーズも目的地に関しては意外と不親切だった。変なところを真似しなくてもいいのに。
 プレイ時間の3分の1くらいは迷ってた気がする。マジで。

 鉄道ステージと、終盤の自由落下中の初見殺し。
 メインとサブの武器のうち、メインウェポンは固定で変更できないっぽい? 残念な仕様。

 敵の狙撃手が消える。
 敵のスナイパーに対してエイムすると、すばやく撃たないとスナイパーは突然光のようなエフェクトを出して瞬間移動して逃げます(苦笑)
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 スコープで覗くと…。
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 消える。
 狙われたから逃げるのは当然だけど、その逃げ方はズルいだろ。

 あとはステージを進めるための電池抜き差しゲーがいやだった。
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 1ステージだけならわかるけど、終盤でまた出てきたのは苦笑。終盤の方はどこに差し込んだらいいのかすぐわかるからまだマシだけどさ。




 
 キルゾーンはもういいや。
 もし続編が出るとしたら、グラフィックだけはスゴイんだろうと予想しています。

フィリスのアトリエ 不思議な旅の錬金術士(PS4版) 感想8(完)

 前回
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 フィリスのアトリエ終了。
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 気がつけば全トロフィー獲得。特に意識しているわけではないのにこれなので、トロフィーにこだわる方にはお勧めのソフトかもしれません。
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 前作ソフィーのアトリエの進化・発展型なのでつまらないわけはなく、それなりに楽しめました。
 100点満点で65点。


 上で前作の進化・発展型と書きました。
 ソフィーのアトリエは、アトリエシリーズ初心者向けの入門的な雰囲気のユーザーフレンドリーなソフトで大変楽しめた作品。
 ですが、このフィリスのアトリエは進化系だけあって、入門編から一歩…というか三歩くらい踏み出した感じになっています。
 前作のフレンドリーさは減少して、少し難易度が上がった作品。
 そこがいい、と思うプレイヤーとそうじゃないプレイヤーで評価が大きく分かれそうなゲームでした。
 私はソフィーのほうが好きでしたね。



 良かったのは広大なフィールドを旅するというシステムですね。
 いままでのアトリエは、目的地を選択してその行き先の小さなエリア内で採取や戦闘をするという、省エネ的なマップ探索でした。
 フィリスでは普通のRPGのように広いエリアが用意され、そのエリアを走り回り採取し、戦闘し、探索する。
 ガストの新しい挑戦のように感じました。ドラクエやFFなどのいままでのJRPGでは普通にやってたことですが、毎回低予算で制作している感が強かったアトリエシリーズがここまで頑張るとは。

 あとは女の子のキャラが可愛いこと。
 いろんな街や村を巡る旅なので、名前と個性のあるNPCがいままでのアトリエよりも多いこと。

 戦闘システムは可もなく不可もなく。
 前作とまた違ってますが悪くないです。



 ダメだった部分は…そこそこある。

 上で書いたフィールドマップ。このフィールドマップに関しては特に問題はない。少しフィールド移動時のカメラが微妙な気がするけど。
 問題があったのはあまりに早く時間が経過すること。
 少し走っただけで夜になり、朝になり、また夜が来る。
 まずは1年のうちに錬金術士試験に受からなくてはならないため、この早い昼夜の切り替えにはただひたすら焦燥感を感じた。
 試験までの日数制限に関して、目的地がワールドマップ右下のライゼンベルグであること。1年という大まかな日数であることで、とにかく試験までのプレイは日が経過することに焦り、道に迷うことに焦り、寄り道をしてもいいのかということに焦り…。とにかく焦ることばかりで楽しさはあまりなかった。
 たとえばエスカ&ロジーみたいに第1期目標90日とかそういう目安みたいな表示があると嬉しかった。90日のうちに推薦状を1通入手しろ、とか、180日以内にフルスハイム(中間地点)にたどり着け、とか。

 調合に関して。
 作るアイテム毎に熟練度というものが存在する。
 熟練度がブロンズだと基本的に特性引継ぎ数が0で、作れる個数やアイテムの使用回数も少ない。多少は触媒で補うことができるけど。
 より良いアイテムを作るためには、それぞれのアイテム毎の熟練度を上げるために何度も同じアイテムを作る必要がある。
 まともなモノが作れるのは熟練度シルバーから。いいモノを作ろうと思うとゴールドまで上げる必要がある。
 そのアイテムが別の調合の素材になるようなもの(中和剤やインゴットなど)なら何度も作るのは無駄にはならないのですが、武器や防具だと熟練度上げのため、同じモノの産廃を作り続けることになる。この仕様がイヤで仕方ない。
 この仕様が嫌いだったので、主人公たちの防具はみんな初期の装備である厚手の服にグナーデリング、青銅の盾というおそろいの代物。熟練度あげたのはコレだけ。
 武器に関しては錬金術士パーティだったので、パーティ中3人が同じ杖。プラフタに至っては初期武器のムーンコーリングをメインとサブに二つ装備するという意味不明さで最後までプレイした。
 あと前作よりも調合に時間がかかるアイテムが増えたような気がする。宝石類なんて何日調合してるのかと。
 時間制限有でこの調合時間はやはり焦る。
 アイテムをガンガン釜に突っ込む超弩級錬金。これは面白かった。良いアイデアだと思う。そう何回もやるようなことでもないし。

 クエストに関して。
 バージョンアップ1.03で改善したようなのですが一応書いておきます。
 クエストの目的場所をマップ上にアイコンでチェックできるシステムがあるのですが。
 1.02まではこれがほとんど機能していなかった。今のゲームだと、クエストの目的地とか割と親切にナビしてくれる作品が多いのですが、このゲームはクエストを受けた場所だけ表示されるというものだった。
 たとえば雪だるまの材料を持って来いというクエストがあったのだけど、クエストの目的地を表示してそこに行っても何も起こらない。誰もいない。別の場所が目的地なのだ。
 Ver1.03になってようやく、クエストの目的地がちゃんと表示されるようになった。

 他、前作からの仕様変更で合わなかった部分。
 アトリエの模様替え。…追加コンテナとコルネリア人形以外何を置けというのか。模様替えを楽しむには初期のコンテナの上限数1000は少なすぎる。
 アイテム複製が無くなった。コルネリア人形は使用アイテムの回数補充のみ。
 クエストのとりまとめ的な酒場が無くなった。個人から受けたクエストはその個人に報告しないといけない。日数制限がある状態だと、報告へいく時間に関しても焦る。
 夜間で閉まる店・建物などの待ち時間。
 ライゼンベルグの街の構造。広すぎる上にスッカスカ。なんだあの街。ライゼンベルグの町長はフルスハイムの街に対抗意識メラメラだったけど、フルスハイムのほうが何倍も快適。
 ファストトラベル機能。エリアまたいでのファストトラベルの実装は飛行船を入手してから。LP消費でも一度行ったエリアまたぎくらいはあっても良かった。

 完全に個人的な不満点。
 前作あれだけ苦労した「賢者の石」が錬金術レベル35くらいのレシピに格下げ。(前作では60レベルだった。ソフィーの錬金レベル上限50なのに)
 一部のストーリー・キャラクター。
 試験に失敗するとフィリスは故郷の街に幽閉されることになる。…いくらなんでもひどすぎやしないか? 過保護ってレベルじゃない。フィリスがはじめて雨に打たれて感動していたのとか、ゾッとした。実の娘のフィリスは外に出すのダメでも他人の娘ならいいんですかね?(あるキャラクターのネタバレになるので詳しく書かないが)



 まとめるとアトリエシリーズの初心者から一歩…いや、三歩くらい進みたい方にはオススメ。
 一歩進みたい、という人には厳しい作品だと思います。前作ソフィーと同じように快適に遊べると思うと痛い目見ますので注意。
 これからプレイしようと思っている方で、日数制限のことが気になる方にあえてネタバレしますが。
 中間地点のフルスハイム到着時点で180日(半分)くらいまで日数が残っていればなんとかなると思うので、あまり焦らずプレイしてみてほしいです。私はどんだけ行程があるのかまったく知らず、道に迷いまくり常に焦ってプレイしていましたが、それが楽しさをそぐ結果になった。
 錬金レベルあげとかそれなりにはやっておくこと。
 推薦状はファーヴェ丘陵メッヘン村のディオン、白霧ヶ森ドナ村のオレリー(村長)、フルスハイムの頼りにならないレンさん(竜巻突破後)などから入手可能。この三か所の課題は簡単なのでおすすめ。
 装備は厚手服が作れるようになったら、熟練度を上げてなんとか「全能の力」「全能力超強化」の特性をつける。杖やグナーデリングなどにも全能をつけておく。全能万歳!
 試験対策で「超クオリティ」か「プロの完成度」の特性をつけられる素材を用意しておく。
 これで試験はなんとか乗り切れると思います。そっから先は期限ないので気楽に楽しめます。


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 必殺技のあとのドヤメリアちゃん好き。

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 フィリスは必殺技の後は賢者タイム

 





 ソフィーとプラフタのイベントで、前作の伏線回収。
 前作のラストでソフィーが聞いた謎の声。あれは素材の声だったんですねぇ。
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 でも素材の声のシーン、ソフィーやフィリスが口パクしてるので、実は錬金術士の腹話術の可能性が…。

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 温泉ッッ!! イヤッホゥ!!

 他のキャラクターイベント。
 について語ろうと思ったけど、まだ発売されてひと月もたってないので詳しくは書きません。
 リアーネのお話は割とキツイものがあった。
 オスカーはなんと、前作のオスカーと同一人物でした。ウソやろ…。

 エスカがフィリスの弟子になりましたが、次回作はどうなるんでしょうか。さすがにエスカのアトリエはやらないと思うし。
 ソフィー フィリス と続いたので、次回作は リスなんとかのアトリエになるのかな?
 意表をついてレンのアトリエとかだったら絶対買うわ(笑)



 DLC第1弾
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フィリスのアトリエ 不思議な旅の錬金術士(PS4版) 感想7

 前回
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 フィリスは錬金術でなにをしたいのか?
 自分のやりたいことを探すために、フィリスは再び旅立つ。
 錬金術士試験はストーリーの折り返し地点でした。
 ここからは1年間の制限がなくなりいろいろと自由にプレイできます。
 空飛ぶホウキを作ったり、空の遺跡に行くために飛行船を作ったり、海の遺跡に行くために水中呼吸アイテムを作ったりいろいろ。
 あとはパーティメンバーとの仲を深めていったり。

 錬金レベルあげで、未調合のアイテムを片っ端から処理していったら謎の陰気そうな男が出現した。
 誰だお前は!?
 と、驚いたのですが、かなーり序盤の方で道具の修理を勝手に依頼して勝手に去って行ったキャラだった。ゲーム内で1年半も忘れてた。このキャラがパーティインするメンバーだった。
 いままでは女性キャラ+オスカーでプレイしていたのですが、ここでようやく男キャラにもまともに向き合うようになった。
 金に余裕ができたので5000円の傭兵も雇った。陰気そうな男(中二病最強厨)と謎の学者も仲間にしたりした。
 金に余裕ができたので20000円の衣装も買った。レオンデザインのやつ。
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 でも直後にエラー出て落ちた…。
 他には人工太陽で雪原の雪を全部溶かしたりとかなりハチャメチャなことをやらかしているのでした。
 コルネリア人形の登場で、装備している消耗品の道具アイテムの自動補充解禁。…ただし、前作のコルネリア本人よりは当然劣化しており、自動補充のみ。いい特性をつけたアイテムを作っても登録して増やすことはできない。前作ではできたのに…。

 いろいろあって飛行船完成。
 空の遺跡へ出発! …って、これってエスカ&ロジーの未踏遺跡のシチュエーション…。前作の根絶の錬金術といい、この不思議シリーズはほんとに黄昏シリーズの焼き直しなのか? それともガストがアイデア枯渇しつつあるのかな?
 空の遺跡のボス撃破。
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 プラフタが頑張った。

 1年以上続いたフルスハイムの竜巻はレンさんが消した。
 レンさんといえば、このブログでは頼りにならない錬金術士だと再三書いているのですが、やっぱり頼りにならなかった。
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 竜巻消す道具はイルメリアの作ったレシピだし、材料に竜のウロコが必要と知ったらたちまちガクブル、涙目、冷や汗だらだら、下半身からも汗のようなものをジョロジョロ…というのは嘘だけど、要するにドラゴンは怖いからフィリスに取ってこいと要求。
 竜のウロコは金稼ぎ&経験値稼ぎで何度も倒したドラゴネアというモンスターが落としたのを持っていたのでサックリ解決。ドラゴネアはそんな強くないけどお金もそれなりに落とすのでドラゴネアマラソンした。
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 竜巻の原因は湖底の遺跡になんらかの異変が生じたためらしい。
 レンさんは無理するな、と言ってきたけどフィリスは好奇心から水中呼吸できるアイテム・エアドロップを調合して湖底探検へ。
 そこでフィリスは巨大な水龍のようなモンスターと遭遇。激戦の末に倒す。
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 今度はソフィーが頑張った。

 このドラゴンを倒してフルスハイムに帰還したら、レンさんが異変は湖底の遺跡に封じられたドラゴンのせいだと教えてくれた。その情報遅いよ…。もう倒しちゃったよ。やっぱりレンさんは頼りにならない。
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 そのうえ、勝手に湖底遺跡に行ったことで説教される。やれやれだぜ。

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 なにかがズレてるレンさん。マジメなキャラのハズなのですが、私個人としては完全に面白キャラです。

 フルスハイムの異変解決のお祝い祭り!
 レンさん、踊る。
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 これが凸レーションですか。
 意外にもレンさんは街の女性に人気らしい。アトリエシリーズって、恋愛描写に慎重っぽくて男女でのそういうのはほとんどない気がする。エスカとロジーくらい?
 女女はあるけど。今作はリアーネおねえちゃんが百合シスコンでヤバイ。
 悪いとは言わないけど、不自然な感じもする。



 次回、最終回です。
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フィリスのアトリエ 不思議な旅の錬金術士(PS4版) 感想6

 前回
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 公認錬金術士試験、リトライ!
 まさかの親友対決! まさかの師弟対決! その戦いの果てにフィリスが見たものは…!!

 どうやら試験は合格ラインの点数だと最後に模擬戦闘が行われるようです。
 フィリス VS イルメリアの親友対決。これは普通に勝てた。
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 続いて、ソフィー VS フィリスの師弟対決。ソフィーがんばれええええ!!(オイ
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 負けました。ソフィー先生は強かった…。
 そのままイベントは進み、フィリスは2位で試験合格。やったぜ。
 故郷の村に戻ってエンディング…となるわけですが。



 ウチら錬金術士やぞ!
 フィリス・ミストルートやぞ!
 いいのか? こんなことでいいのか?
 
 


 というわけで、公認錬金術士試験、さらにリトライ…。

 爆弾や回復アイテムや装備を見直したうえで、ちょっとした小細工…もといズルをしまして。
 ソフィー撃破成功。
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 ズルっていうのは、ぶっちゃけ難易度変更。NORMALからEASYに落としました。
 EASYならソフィーもチョロいですね。
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 青プニは爆弾は使わず、ストーンシュートでぶん殴った。
 で、3回目は首席で合格です。
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 いったん帰省後、今度はフィリスがほんとに「やりたいこと」を見つけるための旅に出発。

 フィリスのアトリエ、も少しだけ続くんじゃ。
 


 次回
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 こっからは完全に愚痴というかなんというか、私の勝手なお話になるのですが。
 フィリスがソフィーに勝つという展開は無しにしてほしかった。勝った場合のパターンのイベント見たくて、ズルしてやっちゃったけどさ。せめて周回プレイでめいっぱい装備・爆弾強化しないと歯が立たない裏ボス級くらいの設定にしてほしかった。
 私が前作で育てたソフィーは遥かに強かった。
 実はソフィーを仲間にするところまでストーリー進めているのですが、あまりに弱すぎてびっくらこいた。 
 しょっぱい装備にプラフタはドールメイクなし。
 せっかく続きモノなんだから、前作のセーブデータとかからソフィーのデータ引き継ぎとかそういう仕様をもってきても良かったんじゃね?
 悲しい。あんだけ前作で育てたのに。

 もっと言ってしまうと、私はフィリスそんな好きじゃないんですよ。
 私の中ではソフィーのほうが主人公なんです。
 旅をテーマに扱ってる作品で、今はフィリスが外の世界で「やりたいこと」を探す話になっているんですが。
 旅をする目的が最初から固まってるソフィーのほうでやりたかった。
 私がプレイしたかったのはソフィーのアトリエ2 不思議の旅の錬金術士だったんだな、と。
 自分の意志で外の世界に出たいというフィリスのほうが主人公っぽいといえばそうなんですが。
 ここは自分の好き嫌いで書いているのでなんともアレな言いようなのですけどね…。

フィリスのアトリエ 不思議な旅の錬金術士(PS4版) 感想5

 前回
jikaseimiso.hatenablog.com




 フィリスのアトリエ
 いよいよ公認錬金術試験です!




 その前にライゼンベルグ観光。
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 なぜかパメラがいた。ほんとになんでいるんでしょうね。
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 前作のレオンがデザインしたと思われる衣装が高値で売られていた。貯金するぞ!
 ライゼンベルグの街は広い。はっきり言うけど、無意味に広い。大都会だからそういう設計にしたのかもしれないけど。

 今年の錬金術試験の受験者は四人(実際に画面に表示されてる人数で)
 ソフィー、イルメリア、フィリスとなんか影の薄い男キャラ。髪が薄いわけではない。
 おそらく推薦状集めで大多数が脱落しているんじゃないかと。
 試験は筆記と実技2種類。爆弾持って来いと言われたから爆弾もってきたで。ごっそりと。

 筆記試験は時間制限の四択問題が20問。
 簡単なのが多いけど、たまにわからんのがある。てか、けっこう間違った…。
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 どこの採取地でどれが取れるとかよく覚えてない。採取地の名前すら思い浮かばないものもある。

 実技1はなんでもいいから、できるだけ高品質なものを作ってみせること。
 得意のフラムを作ってみた。
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 みよ、品質95やで! 俺もやるもんやろ!
 と画面前でドヤってたら、フィリスちゃんがなぜか浮かない顔をしている。
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 …え、95なのに微妙なの? え…。

 暗雲がたち込める中、実技その2
 これは頑丈な青プニに一撃で可能な限り大きなダメージを与えるという試験。
 ここは爆弾の出番だな。
 見てくださいよ、このクラフト。
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 究極の破壊力と大きな破壊力に加えて、単体効果増でさらにダメージは加速する。
 はずだった…。
 なぜか結果は
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 2ダメージという、なにがおこったかわけがわからない、催眠術とか超スピードだとか以下略ウソだろ承太郎な数字が飛び出てきて頭がおかしくなりそうだった。

 点数表示。
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 赤点だああああああ!!

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 不合格。
 桜散る。
 戦力外。
 伝説の不採用通知
 SMAP解散
 ベンチ本田。

 いやいや、ちょっと待ってくださいよ。
 私が作ったフラム、これ見てくださいよ。特性に会心の出来って書いてるじゃないですか。会心ですよ。しかもこのフラム、若い女の子が作りましたとか使用済みとか言ってどこぞの野郎に高く売るつもりでしょ、わかってるんですよ。つまり10点くらいオマケしてくれたってバチは当たらないと思うんですが。
 2ダメージって、ダメージの大きさだけがすべてじゃないんです。これはプニに対する優しさなんです。そして2ダメージというつつましやかな可愛らしさとかも評価してほしい。10点プラスくらいの価値がある心優しく愛くるしいクラフトなんです。
 と、見苦しく画面の前でクネクネしてみたけど、ゲーム内で結果が出てしまった以上評価が変わるはずもなく。
 不合格確定。


 フィリスがボロ泣きしててつらい。
 そして約束通り、故郷の街に強制送還。
 一生を街の中で過ごすことに…。
 でも錬金術を習得したおかげで、故郷の街ではそれなりに活躍しているらしい。
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 フィリスのアトリエ完。




 って、このまま終われるかああああああああああああああ!!





 まだ続く。