メルヘンフォーレストというゲームのプレイ感想です。
だいぶ前にセールで700円ちょいの時に購入したのですが、このゲーム容量ガッツリあるんだわ。SDカードの空きを確保するため消化しようと、そういう事です。今年の目標の一つは積みゲー消化なのでその意味も含めて。
どういうゲームかというと美少女錬金術アドベンチャーペンギン育成釣りロールプレイングダンジョン探索ローグライクゲームです。
三部構成で、一部は美少女錬金術アドベンチャーペンギン育成釣りゲー。
二部と三部は美少女錬金術ロールプレイングダンジョン探索ローグライクゲー。
一部と二部・三部は雰囲気がまるっと違います。
で、今回は一部と二部の感想です。
メルヘンフォーレスト第一部。
とある森に錬金術士の祖父と住んでいる猫耳美少女・メルンちゃんが主人公。
メルヘンな雰囲気の森で、メルンちゃんは家業の錬金術の腕を磨くために素材集めを頑張ります。
その過程で、道をふさぐ森の住民たちの悩みなどを解決したり、キノコクイズをしたり、ペンギンを鍛えたり釣りをしたり、旅芸人さんと交流したりといろいろやります。この辺りはそう難しい要素はなく、アドベンチャゲームとして進めていけば問題ないです。
釣りの魚拓を売ることで獲得できる「どんぐり」は第二部での通貨になるのでなるべく溜めておいた方がいいです。良い竿を入手してヌシを釣ればすぐ貯まります。
錬金術ゲーではあるのですが、第一部ではメルンちゃんは材料を集めてくるだけで実際の調合はおじいちゃんがやります。メルンちゃんは見ているだけです。なぜかそれだけで「一人前の錬金術士」とかの称号を得ることになるよ。いいのか？
材料集めの過程で発生する、不思議な森の住民たちとの交流を楽しむのが第一部です。
メルヘンフォーレスト第二部。
第一部から急転、メルンちゃんは母親の生死を知るために謎のダンジョンに挑みます。
ダンジョンのエントランスにいる商人のロゼッタや謎の旅人との出会い、そしてダンジョンの奥に進んでいった旅芸人さんを追ってメルンちゃんはダンジョンの中に進入する。
襲い掛かってくるモンスターとの戦いで、攻撃、回避、パリィ、奥義を駆使するメルンちゃん。実は戦いの才能ありまくり。
ダンジョン内部では時間経過で減っていく食料ゲージ、扉を開ける金の鍵などを管理しつつ進んでいく。戦闘不能になると未鑑定のアイテムをロストしてしまうので、脱出用アイテムの準備も重要。毒を治す毒消しや、飲める水かそうでない水かを見分ける銀の匙などの用意も大事。釣りでどんぐりを貯めていたなら準備は大丈夫なはず。
第二部からようやくメルンちゃんが自分で調合を始めます。じいちゃんのを見てただけなのにいきなり出来るの？
ダンジョン内で入手できる未鑑定品は過去の遺物で、ダンジョンから帰還後にロゼッタに鑑定してもらって正体が判明します。コレクションアイテムで、売却してどんぐりを得ることが可能。でも釣りのほうがどんぐり稼げるんだよなぁ。
戦闘は基本的にパリィを決めて奥義を撃つのがベストパターン。パリィは絶対に決めれるようになれないといけない。第二部はいいんだけど、第三部はほんとパリィなしでは生きていけないので。
パリィできない攻撃もあって、赤文字で技名が表示されるのでこれは回避で対応します。範囲攻撃はガード。
戦闘に関しては丁寧なチュートリアルがあるので、しっかり練習すれば何とかなる。
レベルが低くてステータスも低いときは、ターンが回ってくるのも遅いので、若干もっさりな感じな戦闘になる。
メルンちゃんは道場で剣技を覚えることができ、ダブルアタックなどいろいろできるようになる。まあ、メルンちゃんの武器は棒なんですけどね。
ハクスラ要素もあってそのためにボス再戦がしやすくなっています。ボスは特殊な効果が付いた武器防具を落とすことがあります。
第二部ラスボス。
こいつがめんどくさいやつで、パリィ→奥義を決めると空にゆったりと飛んでいって画面外から火球を落としてくるという…。
ついでに1ダメージずつのスリップダメを与えてくる技も使ってきて、空にゆったりと飛んでる間もそのスリップ入るので遅延行為野郎でまったく良いボスではない。
ストーリーは正直、うーん…って感じになった。
まあ、母親がダンジョンに入ってから９年経ってるってことは…高確率でそういうことだとは思ってたけどね。悲しい。
賢者の石とか錬金術っぽい話も出てきますけど、あんまり錬金術ゲーっぽくないですね、第二部。メルヘンさも薄れるし、森のイベントもなくなってフォーレストでもなくなってきた。メルヘンフォーレストとは一体…。
このゲーム、いろいろとパロディがあったりします。
「たる」は本家アトリエのアレ。
奥義・星屑龍閃はるろうに剣心のアレから語呂合わせ的に持ってきてるし。
