感想前編
jikaseimiso.hatenablog.com
メルヘンフォーレストのプレイ感想後編です。
つらく長い第三部の感想。
メルヘンフォーレスト第三部。
ダンジョンの三層目(二部のラスト)の攻略前に巻き戻ったメルンちゃん。
ところが、なぜか三層目には行けなくなり、四層目の攻略が始まる。
ストーリーはメルンちゃんの母親や家族の話ではなく、第二部から登場したロゼッタにかつて起こった出来事と彼女の魂の救済という、ロゼッタのストーリーになる。詳しくは書かないけど、あるキャラクターが不快感満載で登場シーンはヤだった。
四~六層目はこれまで以上に過酷なダンジョン攻略になる。
食料の減少速度が二部よりも早くなり、マップもめっちゃ広くなり、帰還アイテムは帰還ポイントでしか使用できない。探索には鍵開けや罠解除などのアビリティが必要になり、初見のフロアでは宝箱の回収や扉開けで食料ゲージを大量に使うことになる(アビリティの使用で食料ゲージが減る)
剣技や奥義のほか、探索で重要になるアビリティをどれから習得していくのかも重要なポイントになる。
第三部がはじまると、森やじいちゃんの家に帰ることはできなくなる。フォーレスト要素完全にタヒ。
第二部の一層目~三層目にも行けなくなる。
三部の戦闘においてパリィはより重要になる。第二部で慣れているはずなのでここはしっかりやっていかないとすぐ終わる。メルンちゃんは攻撃面はともかく耐久力は低いので。
特に敵の赤攻撃(パリィ不可)の中には即死級のものがあったり、雑魚でも気が抜けないバランスになっています。赤攻撃ばっかりやってくる敵もいるしね。
デスペナルティは二部よりも強力になっており、特に三部の通貨であるギン貨がモリモリ減ってしまうので倒れることは許されない。さらにはステータスが大幅に下がる衰弱状態になるのがきつい。これは特定のアイテムやキャンプで回復可能だけど。
奥義の他に戦技という技も追加になるのですが、これも駆使してなんとか乗り切っていくしかない。
ヒロインのロゼッタも戦闘に参加し、サポートや追撃をしてくれる。ロゼッタの追撃は何が発動するかランダムなんですけど、強い追撃はめっちゃ強いので時々助かる。
ロゼッタの育成他、メルンちゃんの武器の強化要素もある。そこらへんちゃんとやらないと勝てない。ボス再戦エリアでレアドロップ装備を狙うのもアリ。
キャンプで休憩・セーブすることは重要。
戦闘云々以上にこのゲームの難易度を上げているのはMAP表示が無いこととミミックである。
ミミックはRPGの定番である宝箱に擬態したモンスター。なんだけど、こいつと遭遇するとほぼ間違いなく死。通常攻撃のパリィはとりやすいんだけど、HPの半分のダメージを与える攻撃を使ってくる。これが2発きたらオワリ。一応、対策用の装備品があるのだけど手に入るのは最終盤。
第三部は道に迷いまくりでした。オートマッピングとかがあればここまで時間食うこともなかったと思う…。似たような場所とかが多いし広いし。命がけの戦闘とかしてると探索した場所とか忘れたりする。とにかくこれが一番つらかった。
墓地とかホラーっぽいエリアがいままであったのですが、終盤はグロいエリアがあってマジでメルヘン要素終わってます。苦手な人は注意。
第三部はいろいろしんどかったけど、ゲーム全体通してプレイして「まあ、良かったな」って感じで。メルンちゃんもロゼッタも可愛いし、最後救われたしね。
敵の種類は少なめだけど、それぞれ特徴があったりでバトルシステムも良かった…かも。難易度高めのゲームが好きな人は楽しめると思う。↑で書いた通り二部三部はMAPが欲しかった。ほんとにかなり迷った。
ただほんとにメルヘンでフォーレストな要素が少なくて、そこだけもうちょっと上手くやれたのではないかと。タイトルをメルヘンダンジョンとかダンジョンフォーレストにするとか…そういう問題ではないか?