気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

バイオハザードRE:2(XBOX ONE版) 感想前編


 XBOX積みゲーを消化して今年中にXBOXしまっちゃおうキャンペーン実行中。
 以前、かなりお安くセールされていた時に購入したバイオハザードRE:2のプレイ感想です。
 これは初代プレステ時代に発売されたバイオハザード2のRE…リメイク版です。2019年発売なので、これももう4年前の作品。
 かなり昔に原盤が発売され、リメイクも発売から4年経っているという事でネタバレは普通にありますのであしからず。シリーズファンではないので、そんなに語れることは無いんですけどね。
 残酷描写モリモリのZバージョンをやった人が多かったと思うけど、私はそういう過度の暴力表現はあまり得意ではないのでCERO Dの通常版です。…正直、このクオリティでも18禁レベルだと思うんですけどね。

 バイオハザードシリーズは4と5のみクリア済み。他は完全に未プレイ。
 4と5は恐怖に立ち向かうホラー…という要素は少なく、サードパーソンシューティングの方面にシフトした作品。
 主人公たちはアンブレラ事件の後はバイオテロのエージェントとして経験を積み鍛えられており戦うことが当たり前で、クリーチャー相手に発砲し態勢を崩したところに強烈な体術をお見舞いするという戦いがメインのゲームだった。だから私も普通にプレイできた。
 このバイオハザードRE:2は違う。
 雨、夜、ほとんど照明のつかない警察署が舞台で、ゾンビは耐久力が高くなかなか倒れてくれない。暗闇や狭い廊下での不意打ち、倒れている死体が突然動き出す恐怖。ゾンビに掴まれた時に生気を失った凶悪な顔のドアップ表示されるおぞましさ。
 主人公たちも警察官になったばかりでまだ経験不足な青年・レオンと、一般女性のクレアという未曽有の脅威に立ち向かうには力不足の二人なのだ。
 そういうゲームなので、正直ビビリちらしながらプレイしていました。他のゲームの感想とかでも書いていますけど、ほんとにゲーム画面が暗いのはきつい。普通に死んだふりしているゾンビを見逃したりする。倒れたと見せかけて死んだふりして再び立ち上がってくるしぶとい奴もいてマジで怖い。
 主人公も弱く体術なんてできないし、走るのも遅い。↑で書いたようにゾンビは固くて下手に銃を撃っても弾丸を浪費するだけ。つまりホラーゲームであり、敵を倒す必要がない場面では逃げを選択したほうが賢いゲームなんだと思う。
 逃げたほうがいい、と書いたけど実際のところ私は逃げるのがド下手でよくゾンビにつかまります。結局は、一発ヘッドショット当ててのけぞってるところで横を走り抜けるという感じ。ゾンビが複数通路に出現した場合はそれもできず、涙目で殲滅することになる。上手い人はそういう状況でもゾンビをかわしていけるんだろうけど。
 ほんとに暗いのがダメで、暗い場面で死んだふりしているゾンビをよく見逃して不意打ちくらうことがしばしば。見えにくいんよ。ゲームだと死臭とかもしないし気づかないときがある。

 というわけで、初見はクレア編で低難易度のアシストモードでプレイ。敵が弱くなり照準のアシストがつき、体力も半分くらいまでは自動回復する。…ええやろ、かよわい女性なんやで!(現代ではこの発言も性差別とか言われるんかなぁ)
  
 舞台になる警察署は元々美術館を改装したもので、美術館の遊び要素の名残で普通の警察署にはないであろう仕掛けがある。トランプのスートの形をした鍵でないと開けられない扉や、特定の仕組みで腕が動く石膏像、地下へと続く道を開く三つの彫像とメダル、時計塔…。
 それ以外にもダイヤルロックなどによる鍵の解除要素もある。これは探索中に拾える資料などに開け方がメモしてあったりする。閉まっているシャッターなどをバルブのハンドルで上げたりという普通の仕掛けもある。特定の順番でランプを点灯させると開くことができるポータブル式の小物入れとかもある。
 後半の下水道施設ではチェスのコマで電力を通電させるわけのわからない仕掛けがある。ここから事件の黒幕であるアンブレラ社の研究施設に続いているからこんな仕掛けになっているのだろうけど。
 研究施設では薬液を入れ替えるようなわかりにくいパズルもある。
 前作にあたるバイオ1の洋館もいろいろと仕掛けがあったようだけど、2もそういうのがあるってことですね。

 戦闘に関して。
 ↑で書いた通りシリーズ後継作にあるような体術はない。銃で撃つ、ナイフで切る、手榴弾を投げるくらい。
 敵につかまれた場合、ナイフや手榴弾のようなサブウェポンが無い限りダメージ確定でカプコンお得意のレバガチャによる振りほどきなんかもできない。レバガチャはコントローラー痛めるから無くていいんだけどね。
 正直な話、4や5みたいな高威力でなくても蹴る殴る突き飛ばすくらいの近接アクションはあっても良かったと思う。
 ナイフや手榴弾は攻撃用としても使えるけど、敵につかまれた時の防御用としても使用できる。サブウェポンはもっぱら防御用で使っていました。装備してればダメージ回避できるわけなんで。
 はじめは気が付かなかったんだけど、動かずにエイムすると照準のレティクルが小さく絞られていって、その状態で撃つと威力が上がる?感じなのかな。あとはヘッドショットなどであきらかに効果音が違う時があって、それも威力が上がっているのかもしれない。
 弾は落ちているものもあるけど、ガンパウダーで調合することも可能。アシストモードでかつ、逃げられるときは逃げていたのでクレア編クリア時には弾は相当余っていた。クレアクリア…ふふっ。
 ボス戦が何カ所かあって、その時は銃でダメージを与えていかなきゃならないわけで、そこだけは戦いは避けられないので銃弾の管理は大事。アシストモードなら問題ないんですけどね。
 実はクレア編クリア後に難易度スタンダードでレオン編を開始したのですが、駐車場クリア後に断念。ゾンビ犬相手に弾を使いすぎてどう考えても下水道のボスで詰むな、という感じだったので。スタンダードではガンパウダーから作れる弾薬数も少ないし。

 ラスボス後に突然電車の中にレオンが入ってきて、お前どうやって来たの!?ってなった(笑)


 クリーチャーに関して。

 ゾンビ。固い上に掴みの範囲が意外と広めに感じた。すり抜けられると思ってもしっかりと掴んでくる。弱点はやっぱり頭っぽい。
 特技は死んだふり。どういう判定になってるのかわからないけど、一度倒せば死ぬ(すでに死んでいるが)やつもいるし、倒れても近づくと立ち上がってくるやつもいる。

 恐ろしいことにたまに2回倒しても復活してくるやつもいる。さすがにその回数になると立ち上がれずに這いずってくるんだけどね。

 死んだふりを見破るには攻撃してみるといい。銃弾の先制攻撃だべ! ナイフで切るのもいい。死んだふりしている場合はゆっくりと立ち上がってくる。
 ゾンビできつかったのは警察署東倉庫と研究所の食堂。どっちも暗い上に地形のために狭くどっから何体ゾンビが来ているのがわかりにくく焦りまくった。

 リッカー。固い、素早い、強いの三拍子が揃った上に天井に張り付いてて気づけないこともある厄介な敵。

 音を感知しており、ゆっくりと歩くことで回避できたりするほかドアを開けられないので別の部屋に入ることで逃げることは可能。倒さなくてもいい場面ではスルーが推奨。
 実はクレア編ではグレネードランチャーで焼いたり溶かしたりすることで楽に倒せる。アシストモードだからかもしれないけどね。
 レオン編スタンダードではその恐ろしさにマジでビビった。ドア開けたり閉めたりしてうまいことドア越しにショットガンのヘッドショットで倒したけど。
 クレア編で苦労したのは犬舎。どうしてもリッカーが出口側からどいてくれず処理しようとしたんだけど、実は二体いてもう一体にボッコボコにされかかった。天井にいるとわからん。

 タイラント。銃では倒せない不死身の怪物。

 ストーリー途中で出現すると執拗に主人公を追跡して格闘攻撃をしかけてくる。なんと、普通入ってこないと思うセーブポイントにまで追ってくる。
 狭いところでは格闘攻撃をかわしにくい。他の敵と交戦中にも容赦なく乱入してくるというヤバい相手。
 足音がでかいので近くにいる場合はすぐにわかるのが不幸中の幸い。時計塔には入ってこない。

 ゾンビ犬。動きが早い。
 バイオハザード1でトップクラスの脅威だったらしいゾンビ犬が2REでも登場。

 クレア編ではフェンス越しに一方的に撃つことも可能なシーンがある。まごついてると高いフェンスを乗り越えてくるので、その運動能力は恐ろしい。
 レオン編スタンダードでは↑で書いた通り駐車場周辺で地獄を見た。後で知ったのだけど、あそこは犬舎の檻に入ってるときに殺しておくと、あとで登場する数が減ったらしい。

 ??? 下水の目玉。

 薄暗い下水という不潔な環境でこんな気色悪い化け物が数体も潜伏してガバァって出て掴んで気色悪い液体(毒)を浴びせかけてくるという最悪なクリーチャー。
 このシーンはほんとに酷かった。

 木ゾンビ。炎に弱そう。

 研究所の植物プラントで登場する。あんまり苦労しなかった。グレランで焼いてた。普通のゾンビのほうが厄介かもしれん。

 警察署長(画像左)

 ある理由で画像右の少女・シェリーを拉致監禁暴行する太っちょのクソ野郎。絶対許さねぇ! 孤児院経営もしているんだけど、絶対子供たちに良からぬことをしてただろ!(決めつけ)
 こいつに5回くらい殺された。シェリーが。
 シェリーがこいつから逃げて隠れるシーンで、何度も見つかって殺されました。シェリーが。許せねぇよなぁ!!(マジギレ) いやほんとプレイ中はこいつにキレた。バイオ2REで一番キレたシーンがここだった。当然のようにその報いは受けるけどね。
 スニーキングほんとに下手なんだ…。すまない、シェリー。

 ボス。Gウィルス開発者が生き残るため、研究を奪われないために自分にウィルス投与して変貌した怪物。
 何回か戦うことになる。しつこいやつ。弱点がわかりやすい。

 最終決戦ではなんとミニガンを浴びせられる。これは泣けるぜ。
 …↑のほうでクレアのことをかよわい女性と書いたけど、誤りだったかも。ミニガンって本体だけで10数kg+弾薬の重量があるわけで、それを持ち歩いてぶっぱなすクレアがか弱いというのは違ったかもしれない。
 そもそもクレアはゴリス(前作主人公クリスがゴリラみたいな体格になっていくための通称)の妹なのだ。ゴリラの妹もゴリラなのかもしれない。



 次回、レオン(2nd)編
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