9/17からXBOX Game Passに追加されたARAGAMI2(荒神・アラガミ)というゲームをプレイしてみました。今回はほぼチュートリアル部分のみ。2ということで、前作もあるのですがそっちは完全に未プレイです。
日本風の舞台で忍者キャラを操作して敵を暗殺していこうぜ、というステルス暗殺アクションゲーム。
日本風なんだけど作っているのはスペインのインディーズメーカーらしい。日本のメーカーに作ってほしいんだけどね、こういうゲーム。
関係ないんだけど、アマガミをまたプレイしたくなったな(笑)
ストーリー概要は、忍者の主人公が敵軍の武士を暗殺していくのだけど、最後に返り討ちにあって死亡。
なぜか次の瞬間、主人公は黄泉返り、同じように殺されても蘇る一族の里にいた。
そこで使命を受けて敵と戦い続けていく、というストーリーになるっぽい。
素でも人間離れしたジャンプ力を持っている主人公だけど、任務で経験を積んで様々な忍術を覚えて強くなっていけるらしい。
ステルス暗殺アクションと書いて、アサシンクリードシリーズを思い出す人もいるかもしれませんが、それで大体あってます。アサクリをオマージュした感がすごい。スペイン産和風アサクリ。
アサクリと違うのは姿を現しての戦闘がソウルライクとまで言わないけど、むずかしめに感じたこと。
スタミナの管理が厳しくて、回避や防御を三回くらいするとスタミナ切れを起こす。一対一での対決ではいくらでもやりようはあるけど、敵が複数だと途端に劣勢になる。まあ、それが当たり前といえばそうなんですけどね。
敵にとどめを刺せる体力まで削ると、キルか気絶させるかの二択のボタン表示がされる。ここ初見で「え!?」ってなって、倒し損ねた。
現時点ではパリィ、回避、攻撃があり、パリィでは敵のスタミナを減らせるし、スタミナ切れの相手には大ダメージを与える致命攻撃ができる。仁王の組み打ちとかに似てるのかな。
今のところ自キャラも敵も遠隔武器はなし。今後必ず出てくるはず。忍者ゲーなんだから。
主人公は三回くらい攻撃を受けると死にます。主人公は不死人なのですぐ蘇りますけどね。任務によって復活回数が決められています。
戦闘での死亡は攻撃ボタンを間違えたことによるもので、まごついている間に集団に囲まれて敗北。今プレイしているテイルズオブアライズのクセでRBボタン必死に押してたわ(笑)
ステルス暗殺能力として見つかっていない状態からワンボタンでキルか気絶させることができる。これは昔のアサクリの仕様とほぼ同じ。
草むらから暗殺するとそのまま草むらに死体を隠すし、曲がり角で暗殺すると自分の側に死体を引き寄せる。死体を担いで運ぶことも可能。
高所からの降下暗殺だけはクセがあって、アサクリやディスオナードだったら降下の勢いそのままで押しかかりながら刺し殺すのですが、このゲームでは一度着地してから暗殺する。この仕様も初めてみたとき「え!?」ってなったよ。
ジャンプからつかめる地形…屋根の縁とかを掴んで移動することができるし、シャドーリープという特殊能力で掴める場所まで短距離テレポートすることさえできる。
当然のように草むらなどの見えにくいところにしゃがんで隠れることも可能。
アサシンクリードにはタカの目という、敵などを感知する能力がありましたが、このゲームにも同じくシャドービジョンというセンサーあり。
二段ジャンプ、感知センサーとか短距離テレポートとかある割に、最初に覚える技術は音を出して敵をおびき寄せるというもの。
それくらいは素で出来ても良かったんじゃないかな。
続きは多分やらない…かなあ。
チュートリアルと最初の任務のプレイでは、出来そのものは悪くは感じないのですが、本家アサクリやディスオナードのほうが完成度高いですしね。
私がインディーゲームに求めてるものは、類似ゲームのオマージュの塊じゃなくて、荒削りでも個性的なものなので…。ステルス暗殺ゲーとなれば、先駆者に似通ったものになるのは仕方がないのかなあ。
日本・忍者を舞台にしたアサクリが出る気配が無いので、忍者プレイしたい人にはお勧めかもしれません。
ちなみにGame Passでプレイしてはいますが、購入するとなると日本のMSストアでは4,650円です。うーん…。
興味が薄いゲームでもとりあえず体験プレイのようにやってみることができるのはGame Passの強みですね。