気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

ディスオナードHD(XBOX ONE版) 感想

 積みゲーDishonored HDを消化しました。
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 ベセスダから販売されている一人称のステルス暗殺ゲームです。
 以前PS3/XBOX360で販売されたものを現世代機用にリマスターしDLC込みでの完全版としてリバイバルした作品ですね。

 ダンウォールの女王の護衛官であるコルヴォ・アッターノが主人公。
 女王の信頼の厚いコルヴォは国内を侵している疫病対策のために、外国へ調査へ出ていた。
 長旅から帰ってきたその日、コルヴォの前で女王が不思議な能力を持つ暗殺者集団に殺害されてしまう。
 女王殺害容疑をなすりつけられたコルヴォは投獄され、処刑を待つのみになった。
 が、女王亡き後の国を牛耳ろうとする摂政一派に反発する、王政派の手引きにより脱獄。
 女王の娘エミリーに王座を継がせるため、そして自らに女王殺しの汚名を着せた者たちに復讐をするため、コルヴォは仮面を被り立ち上がる…。
 というストーリー。

 ストーリーに関してはそれほど複雑なものではなく、この手の物語に慣れている人なら容易に予想がつく展開が最後まで続く。
 隠しパラメーターとしてカルマ的なものがあり、コルヴォが殺害をたくさん犯すと疫病が広まり、物語の結末も陰惨なものになるというシステム。
 ターゲットやその他の兵士などを殺害しないでもクリア可能で、その場合は結末は栄光に包まれたものになる。

 一通りクリアした感想としては、なかなか面白かったです。
 100点満点で75点。

 


 良かった部分はいろいろな超能力を駆使し、いろいろなルートを開拓して進んでいけるところですね。
 コルヴォは超常の存在であるアウトサイダーに気に入られ、魔法のような能力を手に入れます。
 短距離瞬間移動のブリンク、動物に憑依して狭い場所を通り抜けるポゼッションなどの見つからずに移動するための能力や、殺害した敵の死体を灰にして消滅させる能力などいろいろとあります。
 ブリンクはストーリー上、強制的に覚えるのですが、これ一つで格段にプレイの幅が広がります。
 便利ではあるのだけど、敵にはこの能力を妨害する装置を持ち歩いているヤツもおり、能力だけでゴリ押せるようなバランスではないのも○
 武器や道具の種類もいろいろ。真っ向勝負で物を言うピストルや暗殺用のクロスボウ、罠として設置する地雷、殺さずに無力化させる麻痺ボルトなど。
 この手のゲームでのお約束、倒した敵を持ち上げて動かし、人目のつかないところに隠すこともできます。
 カオス度によってダンウォールの状況が一変すること。初回ハイカオスでのプレイで、感染者の群れに襲われた場面で2周目ローカオスだと感染者おらず普通の集落みたいになっていました。
 完全不殺のために、ストーリー上の重要ターゲットは殺害以外にも無力化する方法があること。
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 アサシンクリードアンチャーテッドほどではないけど、ジャンプからパイプに登ったりという移動アクションも有り。
 セーブが自由にできるのも大きいです。
 日本語吹き替えでのローカライズ




 良くも悪くもない部分。
 CERO Zでベセスダのゲームというわけでグロ表現があります。
 人の首がちょん切れたりします。さらにはその首を持って投げたりもできます…。
 洋ゲーローカライズでグロ規制が度々非難されたりしますが、私個人としてはグロあんまり好きじゃないんです…。




 ダメだった部分。

 ネズミ。
 疫病を運ぶ存在で、カオス度があがるほどネズミの集団が多くなるという設定。
 だけど、こいつら死体はおろか気絶した人間を食い殺す。なので、気絶させた敵をいちいちネズミが来ないであろう場所に隠さなくてはならない手間。
 不殺で進めていたはずなのにステージクリア時に死亡数がカウントされているのはだいたいネズミのせいだと思われる。

 救出・保護対象のエミリー王女が…。いまいちかわいくない(笑)
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 洋ゲーのヒロインって毎度ながら、微妙なキャラが多い。
 普通にハリウッド女優の綺麗所を参考にすればいいのに。






 ストーリーなどに関して。
 コルヴォがやたら女王に信頼されており、王女エミリーからも慕われていて、もしかしてコルヴォってエミリーの父親なの? という疑惑があった。
 だってコルヴォと女王親子の関係って明らかにソレに近いものがあるもの。
 本編では明らかにされなかったのだけど(見逃しが無ければ)続編の2のパッケージの裏に"エミリーはコルヴォの娘"とダイレクトに書かれていました(笑)

 追加ストーリー。
 原版ではDLCコンテンツ扱いだった追加ストーリーがそのまま収録されています。
 こっちは女王を殺害した暗殺集団の長・ダウドが主人公になっています。
 ダウドもまたアウトサイダーに選ばれた能力者。このストーリーではもう一人の能力者である魔女デリラとの死闘が描かれます。
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 デリラの手下の魔女軍団が手ごわい。
 ダウドはコルヴォと共通する能力もあるけど彼専用の力もあって、それを駆使してストーリーを進むことになります。
 アウトサイダーに選ばれた人間は数人いるという事で、コルヴォ、ダウド、グラニー、デリラの四人が能力者と明確にされていました。
 もしかしてまだいるのかも。
 それが続編の2に関係してくるのかもしれませんね。
 2はPS4版を購入済みなのですが、もうしばらくしたら(PS4のHDの空きが増えたら)プレイする予定です。