XBOX ONEのゲームソフト、クォンタムブレイク、今回で終了です。
2周目プレイは難易度Easyで初回と逆の選択肢を選んで進行。EasyはほんとにEasyだった。
選択肢で主要登場人物の心境に少し変化があったり、実写パートのドラマが変化したり、大学の協力者が変わったり、リアムとチャーリーの結末が大きく変わるんですけどね。「リアムは無駄死にだった」とか残酷すぎる…。
ただし基本的なステージの流れは同じっぽい。この選択肢だと別のステージを進行する、などというのは発見できず。
選択肢の組み合わせ次第で、まだまだ変化する点はあるとは思うのですがそこまでやりこむ気はありません。
ラストシーンのこの画面。これは「選択」するのがポールからジャックに変わった、ということなんでしょうね。…つまり今まではポールが主人公だったんだよ! な、なんだってー!?
実績は難易度ハードクリア以外解除。
100点満点で65点。
前回までに書いてるとおり、ゲームパートは面白い。でもロード時間が長すぎる。これが一番の問題。
あとはローカライズ。何度も書いてるけど吹き替えが欲しいゲームです。アクションけっこう激しいので。さらに字幕も微妙。音楽が流れてるシーンで「♪♪」とか字幕表示されたりする。
似たジャンル(ドラマ+アクションシューター)だとPS4のオーダー1886を思い出すのですが、このゲームとはいろいろと正反対で対象的に感じた。
オーダー1886はゲーム部分がQTE満載でつまらなかったけど、ロードは早いしローカライズが良かった。
QUANTUM BREAKはゲーム部分が面白いんだけど、ロード遅いしローカライズが良くない。ほんとに対象的。
ストーリーに関して。
「起こってしまったこと」は過去にタイムトラベルしようが変えられない、ってこと…で。
「起こってしまった」時間の断裂は修復するしかない。ジャックは兄の作った対抗手段での修復を、ポールはライフボートプロトコルで避難したモナークの研究員での修復を目指しているわけです。
問題はそこにマーティン・ハッチという3人目の重要人物がいることですね。こいつが謎が多い。たぶんこいつは断裂したひずみ時間の中でのみ顕現できる「シフター」なる存在になって断裂した世界を生き延びるということを目指している…と思われる。
自分ではそういうストーリーなんだと…多分そういうお話だとおもってはいるのですが。
マーティンハッチ自体がその全容を劇中でハッキリと語らないのでよくわからない。ストーリー本筋に関する重要な情報がゲーム内の収集物として提示されて、それだけなので…いまひとつ明確な結論が出しにくい。
いわゆる、プレイヤーや視聴者に「これはこういうことなんじゃね?」「いや、俺はこう思う」っていう風に考察・議論させる系の作品なんだと思います。
もちろんオフィシャルでストーリーに関して解答はあるんだろうけど、考察とかで盛り上がってほしい、そういうのも楽しんでほしいという意図で作られたのではないかと。
同じ開発会社の前作アラン・ウェイクもそういうところがあったし。
でも個人的にはストーリーはハッキリと結末を提示してほしい派なので、クリアしてもいまいちスッキリしていなかったりします。
今後の展開(DLCや続編)も気になるところなんですが。
正直、これの続編よりもアラン・ウェイクの続編を作ってほしい。もちろんしっかりとしたローカライズでね。
とはいえ、アランの続編が出たところで日本マイクロソフトはやる気ないようなので、ローカライズ期待できませんがね。
ONEの普及は無理でもソフトはしっかりとローカライズしてほしかったな。
XBOX ONEが日本では完全に…前からもわかってたけど…このソフトのローカライズの出来で完全に日本では終わったな…と感じました。
ちなみに世界ではもっとも売れてるXBOX ONEソフトらしいです。