突発的にダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Editionをプレイ開始。
XBOX Game Passで配信されているものを初期型XBOX ONEでプレイ。かつてPSPで発売された原盤の移植作品です。
アドベンチャーゲームのプレイヤーには大人気のダンガンロンパシリーズなのですが、私は完全初見だったりします。
知っていることは逆転裁判と似た感じの事件捜査と裁判、ストーリーの進行役のモノクマというキャラの声優が旧ドラえもん役の大山のぶ代さんだということくらい。
ストーリーに関して説明…もう原盤は10年前の発売で多くの人にプレイされたゲームなので詳しくは説明しないです。調べるとすぐ出てきます。
あえてちょっとだけ書くと、超高校級の能力を持った少年少女だけが入学できる超名門学園が舞台。
超高校級のアイドルだったり超高校級のギャルだったり。…その二人を合わせた城ケ崎美嘉というキャラが別作品に…。
超高校級の幸運で、完全に運で入学が決まった平凡な少年・苗木誠が主人公。入学式の日、苗木が校門をくぐると突然意識不明になり、気が付くと同じ新入生たちと一緒に学園の中に閉じ込められていた。
閉鎖された学園内で過ごし続けるわけにはいかない生徒たちは、学園からの脱出を考えるがこの状況を作り出した謎の人物・モノクマによって、生徒たちはコロシアイをすることになってしまう。
学園から脱出できるのは、同じ生徒を殺害し学級裁判での追及を逃れた一人だけなのだ…。
というわけで、様々な事情から殺人事件が起き、事件を捜査し証拠品や証言を集め、学級裁判でクロを告発しなければならない。そういうアドベンチャーゲームです。
日常パートもあって、そっちのほうは閉鎖された学園内を探索して他に脱出方法がないか調べていく、学園の謎を調べていく、同級生たちを交流を深めていく、というパートです。
学級裁判パートは捜査パートで得た証拠や証言を、会話の中の矛盾点などに撃ってぶつけていく(ダンガンの由来?)というもの。逆転裁判の「つきつける」ですね。
難しくはないです。なぜなら主人公以外にも探偵役のキャラクターがいるからです。そのキャラがヒントをかなり出してくれるので。
画像左が主人公の苗木、右がお助けキャラの霧切。
霧切さんメインヒロインだろ、劇中の活躍を考えると。終盤で死にそうな感じがして怖い。霧切さん死なないで!
途中までの感想で、今のところストーリーやキャラクター、裁判パートに関しては概ね良好。
とても楽しめています。
なのですが、例によって重箱の隅をつついていきます。面白い楽しー…だけではもったいない作品なんでね。まあ…10年前の作品なんですけどね。
不満点その1
面白いキャラが揃っていて豪華声優を起用しているのですが、殺害されたりオシオキでどんどん人数が減っていく。
序盤のチャプターで退場するキャラほんともったいない。
最初から主人公と親密に付き合ってくれたあるキャラに関しては、「あ、最初のチャプターで退場するな」って予想がついてしまった。逆に序盤でルール違反によりあっさりと退場した某キャラに関してはかなり怪しく思っていますけどね。
話が進むにつれてキャラが減っていくので、どんどん寂しくなっていく。
好きになったキャラが殺されたりオシオキされたりしていくのは結構つらい。制作側はそれを狙ってるんでしょうけどね。性格悪いぞ(苦笑) 制作側の仕掛けにハマってしまったよ。
不満点その2
血がピンク色。赤で良かったんじゃ…。あまりグロくならないような配慮なんだろうけど。
そういう配慮をしているんだけど、オシオキムービーなんかは相当やばい。
もちろんムービーはCERO Zにならないようにボカしているんだけど、相当残酷な処刑方法で想像するとヤバすぎ。
あんまり残酷すぎるのはちょっと…。火あぶりとかマジでないわ。もっと人道的(?)な処刑方法あるやん…。
残酷すぎるのは苦手なんで…。
不満点その3
裁判パートのアクション要素。これいらないでしょ。
発言者の矛盾点にカーソル合わせて証拠品やらをぶつけるわけなのですが。その発言が上下に移動したりぐるんと回転したりする。
そのため、証拠品をぶつけようと撃っても、ハズれてしまうことがある。
この手のアドベンチャーにアクション要素いる? いらんよ。
幸いなことにこのゲームでは証言中に集中力でスローモーにする能力があるので、それを使えばなんとかなりますけど。スローモーも含めて、いらんでしょ。
よくわからない音ゲーチックなモードとかもいらん気がする。相手がダダこねてるだけで論破もクソもない状況じゃん。ダダこねて無罪になる? そんなの裁判じゃないでしょ。