ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Editionの感想続き。
ストーリークリア、スクールモードクリア、プレゼントコンプ、実績コンプ済み。
既に続編のスーパーダンガンロンパ2をプレイ開始しているので、そっちの感想が混じっていたら申し訳ない。最近加齢が進んで頭が一層弱くなってきているので…。
楽しかった学園生活が…。
ストーリー最後までプレイしてみて、お話は良かった。好きですよ。黒幕(高校生)の影響力が世界規模に及んでいて、ちょっとトンデモなストーリーではあるんですけどね。
キャラクターも良かった。変なキャラもいるんですけどね。二重人格とかね。
終盤、黒幕がルール違反でクロじゃないキャラクターをおしおきで殺害しようとする。ルールは守らないと…。
登場人物はみんな超高校級の能力を持っている(超高校級の占い師など)のだけど、ストーリー上それを活用する場面が限られているのがもったいない。プログラマーとか格闘家とか野球選手とかは活かしていたけどね。まあ、水泳選手とか同人作家とか風紀委員とかこの状況で活かせる能力ではないんだけどね。
超高校級の能力以外は普通人と変わらない頭脳のキャラも多く、どうしても議論で活躍するキャラとそうでないキャラがわかれてしまうのもちょっと微妙だった。一応、そういうキャラの何気ない発言から推理の切り口を得たりはするんだけどね。
逆に超高校級の●●である霧切さんが有能すぎて、隠し部屋とかから重要な情報をゲットしてきたりする。キャラによって活躍の差が大きかったりする。まあ、霧切は明確にメインヒロインだからなんですけどね。
前回、裁判パートとか逆転裁判に似ているというような事を書いていたのですが、逆転裁判とは違う点があります。
逆転裁判では基本的に弁護士VS検事&証人&真犯人で戦う相手がわかっている構図なのですが、ダンガンロンパはクロが捜査パートの情報だけではわかりにくいので(鋭いプレイヤーは捜査中にクロがわかると思う)全員で議論していくことになります。時に犯人ではない人間と論争になったり、ヒントを出してくれるキャラがいたり、議論の中で犯行のトリックやクロを徐々に割り出していくという感じ。誰がクロかわからないなりに、全員でなんとか協力していこうというところは逆転裁判とは違ってくる。
ただし、一部のキャラが有能すぎて主人公の苗木くんをやたらと誘導してくるような過剰なヒントを出してくるのはどうかと。犯人やトリックわかってるのに苗木君に言わせるの? みんなで会議してるんだから言っちゃってもいいんじゃない?
前回書いた通り、裁判中のアクション要素、ミニゲーム要素はいらないと思いました。設定で難易度を下げる、ではなく設定でアクション要素をカットできると良かったと思う。難易度を下げると簡単ではあるのですが、リズムゲーは苦手な人は失敗することがある。リズムゲーの最後には証拠品(コトダマという)を突き付けてトドメを差す必要があるのだけど、コトダマを選ぶ操作でモタついてやり直しとかもある。
裁判パートのアクション要素は、自由行動でのキャラクターとの交友から得られるスキルをセットすることでも有利にすることが可能。ただし、交友値をMAXで上げられるのはワンプレイで3人くらいだと思う。仲を深めていこうとした矢先に殺されたりクロでおしおき退場したりっていうのもある。初見プレイだとそのあたりはわからん。
裁判パートでは豪華声優陣がほぼフルボイスでしゃべります。ここは良かった。議論開始前などの席に立ったキャラクターたちがグルっと回って表示される演出とかも好きですね。
捜査パートに関しても書いておくと、調べられる場所がワンボタンでポイント表示されるので、そこを当たっていくと詰まることは無いです。調査漏れがあると「まだ気になるところがある」と表示もされるので。
血の色ピンクとかでごまかしてはいるのですが、死体とかオシオキシーンなど想像するとグロい部分もあるので注意が必要。
プレゼントアイテムの収集要素。ゲーム内コインのガチャなんですが、ガチャなんで当然ダブる。余分にコインを消費することでダブる確率を下げることは可能。
トロフィーや実績にこれのコンプリートがあるのですが、こういうのは時間の無駄もいいところなんでやらないほうがいいです。私はなぜかコンプまでまわしちゃったけどね…。実績コンプにこだわらない人はやらないほうがいい。
次作以降は私もやらないです。
ガチャで入手できるもの以外で、チャプタークリアの報酬のプレゼントやキャラクター毎の好感度プレゼントなどがある。
スクールモードの好感度MAXクリアでは各キャラのパンツが本人からもらえます。これ脱ぎたてでしょ…ヤバイって。ヤバイ。あ、男のはいらないです。いらないです。
パンツに限ったことではなく、微妙にエロいシーンとかあるのでそういうのに耐性のないひとは注意が必要。下着姿はOKでもパンチラは黒塗りはどういう基準ですかね…。
一本道のストーリーではあるんですが、ある場面で垣間見えるアナザーエンドでは子作りしまくりでびっくらこいたわ。そのためにあの女性キャラが最後まで生存なのかな、とさえ思った。ある意味こわい。
スクールモード。コロシアイとか学園の調査とかがメインだった本編とは違い、普通に全キャラ協力してモノづくりや素材集めにがんばって課題をクリアし交流を深めていくSLGモード。
ぶっちゃけおまけ要素ですね。本編で限られた自由行動内での仲間との交流はこっちで消化していくことになる…と思う。こっちで交流深めてスキルとかを覚えていく。ただし、これ本編クリア後に追加されるモードなので、ここでスキル覚えても周回プレイでしかスキル役に立たないという仕様。
全員と交流深めて通信簿を埋めた後、おでかけ券でのデートを重ねていくとスクールモードクリア後に会話イベントとパンツがもらえる。パンツがもらえる。あ、男のはいらないです。
女子キャラのパンツもらうためにモノヅクリを頑張るのですよ! やってみる価値はありますぜ! パンツ獲得順は霧切・舞薗・朝日奈・セレス・江ノ島。あとは女子優先して男子は順番覚えてない。
個人的には割と面白かったけど、一周でパンツもらえるのは最大で5人までなので、最低でも3周する必要アリ。周回プレイで採取レベル・掃除レベルは引き継がれていくので後になるほど楽にはなる。
2周目以降はそんな難しくはないので、気軽にやれると思う。おでかけデートの時の選択肢だけめんどいかも。セーブロードで良い選択肢狙っていかないといけないので。
プレイしてて面白かった。お話は良かったし、キャラクターも面白かった。女の子キャラは可愛いキャラ多かったし、サービスシーンとかもあったしね(笑) キャラに関しては声優もハズレがなく良かった。
アクション要素は個人的には邪魔なだけでした。楽しめる人には楽しめると思う。
ガチャに関しては問題外。いらない。
すでに続編の2をプレイ開始しています。まだこのシリーズを楽しめそうです。