気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

ウルフェンシュタイン ニューオーダー(XboxOne版) 感想

 シングルプレイFPS Wolfenstein The New Orderをクリアしました。難易度ノーマル。

 FPSとしては歴史のあるシリーズらしいのですが、このニューオーダーで初めてプレイ。
 積んでいたのですが、シリーズの新作が出たということでやるなら今でしょ! と。

 ストーリー。
 超科学力を手にしたナチスドイツに支配された世界。
 そんな終わった世界で希望を捨てずに立ち上がった主人公と、レジスタンスの仲間たちの反逆の物語。
 超科学が存在する世界観なので大戦時の1945年ですでにドイツが巨大ロボット兵器を所持しています。

 1960年代ではレーザー兵器などもあり、月面のステージまであります。
 最初は大戦時の終盤から始まり、そこで主人公は仲間を失い自身も頭部(脳)に重傷を負い14年間も廃人同様の生活を送ります。
 ある日、主人公が入院している医療施設をナチスが襲撃し医者や患者を虐殺し始めます。
 その惨劇を目の当たりにして主人公のブラスコビッチ大尉(アメリカ兵)は記憶を取り戻し、ナチスに復讐を始める…という熱い展開。
 近年ストーリーが複雑化しているCoDやBFシリーズよりわかりやすいです。CoDシリーズのキャンペーンではチャプター毎の時系列がバラバラな時がありますが、このゲームはチャプターの順とストーリーの流れが同じなのでわかりやすいです。

 マーベル映画でキャプテンアメリカのいない第二次世界大戦を想像してもらえるとわかりやすいかも。

 CERO Zだけあって残酷なシーンがけっこうあります。でもナチスが世界を支配したらこんな世の中になってたんだろうなと。

 100点満点で80点。かなり楽しめました。
 これから難易度上げて2周目いきます。

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 良かったところはシーンごとで殲滅とスニーキングと完全に分かれている部分。
 スニーキングシーンでは発見された場合指揮官を倒さないと延々と増援を呼ばれるという展開に。
 スニーキングシーンで静かにエリアを殲滅できたときはニヤリ、となる。
 とにかく指揮官さえ倒してしまえばなんとかなるので、スニーキングが苦手な私でも「ここはいっちょ静かに頑張ってみるか!」となる。他のゲームだと「もう我慢できねぇ!突撃だ!」となるケースが多いのですけどね。
 他、乗り物系やレーザーでフェンスなどを焼き切って進んだりいろいろとステージに工夫がある。まあ最近のFPSシングルはなにがしかの工夫があるものですけどね。
 ほか、スライディングアクションとカバーアクションもあります。
 近接戦闘でナイフで刺すだけじゃなく、ガードも可能。FPSでは珍しい。
 特殊能力的なPerk(リロード速度アップなど)の取得も一部を除いて条件をクリアするのが簡単。〜で何体倒した、とかが能力取得の条件なのですが死んだりしても達成した分はしっかりカウントされているので。難易度ノーマルではPerkは無くても問題ありませんでした。
 基本操作は最近のFPSと同じでやりやすい。

 悪かったところ。
 まず何と言ってもリトライ時のロード時間が長いこと。30秒以上はかかってます。長いと言わざるを得ない。一番のマイナスポイント。
 次にナイフ投げの誤発動。木箱を近接攻撃で壊して中のアイテムを拾えるのですが。範囲内に近接攻撃が有効な敵・木箱が無い場合持っている投げナイフを投げちゃいます。これ何度かやってしまって困った。まあ、投げナイフ拾いなおせばいいんですけど…。
 レーザーはバーナー工具としても使えるのですが、射撃モードとどっちになってるかパッと見わかりづらい。レーザー攻撃したいのに敵の目の前でバーナー発動して「うわあああ」ってなったのが数回。
 チャプターまたぐと所持武器がリセットされること。マークスマンライフル(スナイパー)が…。
 あえて悪かったところに含めますが、「あのクソババア」(プレイした人にはわかるはず)にトドメを刺すことができなかったこと。続編とかで回収するんでしょうかね。

 ババアのヒモは仕留めたので良しとするか。こいつもキモい。

 ライフ制と主人公の設定に関して。
 このゲームはライフ制(初期100)+アーマー制でダメージは回復キットを入手して行います。最近の自動回復能力もちの主人公とは違う常人アピールも含めてそういうシステムにしたのだと思うのですが。
 この主人公、自動回復能力持ちとはまた違った意味で常人じゃないです。
 イベントでナイフ刺されてもその後のシーンでは元気に動き回るので。多分ストーリー中で3回くらいナイフで刺されていますが、そのあと普通に動いてます。この主人公も人外です。

 他、アサルトライフルどころかショットガンやスナイパーを両手二丁持ちして戦うことができるのですが、さすがに無理ないかね…。武器は鹵獲した敵の超兵器だから軽くて反動も極小なのかもしれませんが。
 結局、メーカーはブラスコビッチ大尉をキャプテンアメリカ(超人)にしたいのか、そうでないのか(あくまで能力の高い兵士)よくわからなかった。