アドベンチャーゲーム ルートダブル - Before Crime After Days - をプレイ中です。
結構前に購入して積んでいたのをプレイしているのですが、このゲームはPS3で完全版が出ています。これからプレイする方はPS3版がおすすめらしいです。
--------------------------------------------
もう狂気と死体まみれのドバイはいやだ、地獄のような戦場はいやだ。
俺は女の子とキャッキャウフフするゲームをやるんだよおおおおおおおおおおおおお!!
というわけで、ルートダブルをプレイ開始したわけなのですが。
原子力施設で事故発生!
レスキュー隊の主人公たちはただちに施設へ乗り込み取り残された要救助者を救助せよ!
3090mSv!?
福島原発の件でmSvという値の知識が少しはワカっているとこの数値は…。
悪夢のドバイとはまた違った…地獄だった!
でも…やるしかなかったんだ!
--------------------------------------------
このゲーム、従来のアドベンチャーゲームに一石を投じるかのようなシステムがありまして。
選択肢の代わりにセンシズシンパシーというシステムでストーリーが分岐していきます。
これが何かというと、主要登場人物9人のシーンごとの感情値を入力して、その結果でストーリー細部が変わったり好感度が変化したりします。
例えばピンチの時に、主人公の感情値をMAXに設定すると自信に満ちた行動をしたり、MINにすると臆病な態度をとったり。中間にすると慎重になったりするわけです。
その状況次第で結果が異なっていて、自信に満ちた行動が正解の場合もあるし、自信過剰的な演出がされてバッドエンドにいっちゃったりします。
これ奥が深いです。人によってめんどくさい仕様かもしれませんけど。
複数のキャラクターが関係するものは、誰を上げて誰を下げるのか、など考えないといけません。
このセンシズシンパシーが割と頻繁に出てくるので油断できません。
バッドエンドに関わるセンシズシンパシーは赤で表示されるので割と親切です。
ちなみにバッドエンドになるとヒントが表示されるのも親切。
--------------------------------------------
レスキュー隊員の笠鷺渡瀬が主人公の√A
高校生、天川夏彦が主人公の√B
最初はこの二つのシナリオのうちのどちらかを選んでプレイ開始するわけなのですが、√Aからプレイしました。
レスキュー隊が主人公。そして爆発事故、それによる火災、メルトダウンの発生した現場のストーリーのため、最初から最後まで生死と隣り合わせの緊張するシーンの連続です。
すごいハラハラして、展開に一喜一憂して、主人公たちに思いっきり共感してめっちゃ楽しめました。
火災との戦い、ロックされた通路を解放するためのカードキーの探索。瓦礫に潰されかかったりのトラブルの対応。閉ざされた隔壁以外の脱出経路の探索。
施設に取り残された人物との協力やいがみ合い、取り残されているのになかなか発見できない高校生たち(√Bの主要キャラ)の捜索。
そして放射線被爆をある程度防いでくれる、超重要薬品"AD"の捜索。
探索が進んでくるうちに明らかになってくる"テロリスト"の存在。誰がテロリストなのか? まさか主人公たちの中に…?
と、ほんとにノンストップパニック映画みたいなストーリーにグイグイとひきつけられました。
まじで√Aは良かった。
そして主に渡瀬のうっかりで悲惨なBAD ENDになったりする。記憶喪失なんでしょうがない…。
主人公の笠鷺渡瀬。
なんと記憶喪失のレスキュー隊長なのですが、彼が記憶を失ったままだけど徐々にリーダーシップを発揮していくのがマジでかっけーっす。タフガイでいい主人公だ。声もいい。
レスキュー隊員の橘風見と守部洵。
風見はおっぱい大きくて、冷静で誰に対しても丁寧・公平に接するすごい優秀な女性副隊長。あとおっぱい大きい(大事なことなのでry) 声はベールさんの人ですね。佐藤莉奈さん。
洵は新人の女性隊員。でも初期は渡瀬よりも頼りになる。裏表のない良い子なんですが…エンジンカッターさん^^;
レスキュー隊員以外に合流するのが謎の少女・悠里。この子がメインヒロインっぽい。意外とおっぱい大きい(重要なポイント) "AD"の投与を嫌がるし、渡瀬を見て怯えるが…。
施設に取り残されたキャラクター、研究員・宇喜多と学校の教師・恵那。
宇喜多のおっさんは初期からほかのキャラクターに突っかかってきたりするのでかなり怪しいww 宇喜田だったかもしれないがどうでもいい。宇喜多って名字だけでうさんくさく思ってしまうのはギリサンの風評被害かも。
恵那はおっぱいが大きい!(超重要) なんで学校の先生が原子力施設にいるんでしょうかねえ…。恵那さんは初期から割と協力的で渡瀬たちに手を貸してくれるいい人。
この6人が√Aの主要キャラクター。
あんまりネタバレはしてないよ^^
ダディャーナザン、オンドゥルルラギッダンディスカー!
--------------------------------------------
√Aをクリアして、この後どうなるんだ!? とwkwkしつつも、もう一つのシナリオ、√Bに突入。
高校生・天川夏彦とその日常。平穏な日常が徐々に崩れ始めて行って、そして原子力施設の事故につながっていく…。
という、事故の前日譚がメイン。
√Aでちょっとだけ触れられた超能力"BC"について多く語られていきます。
この世界は2030年代が舞台。その年代では超能力者・コミュニケーターという存在が普通に認知されていて、そのコミュニケーター専用の学校に主人公たちは通っているというお話です。
ちなみに上で書いた夢の放射線被爆防止の薬品"AD"もこの年代だから開発できた、という設定。
"AD"と"BC"を合わせてABCD このゲームはどうやら√Dまであるようなので、これは開発者の遊び心なのかな。
"BC"の話に戻すと、超能力といってもテレパシー系のみ。
しかもこの世界観では超能力というより科学。テレパシーで自分の言葉を他人の脳内に送り込んだりするという力。
それをさらに発展させるとエンパシーという、他者の心を読む能力も身に付くらしい。
という話が夏彦とその幼馴染のましろ、謎の少女サリュ(あだ名。本名は三ノ宮・ルイーズ・優衣)そして√Aに登場した悠里と夏彦の母・天川博士を中心に語られていきます。
恵那先生の教え子なので、当然先生も出てくる。
宇喜多のおっさんやレスキューチームもちょこちょこ出てくるのが面白い。
ただ…。
夏彦の日常的なシーンが続くとあまり面白くないんです。緊張の連続だった√Aに比べると…。
実はAUTO文字送りにして日常シーン見てたら、いつの間にか寝落ちしちゃってました^^; 大丈夫、私がひこりんの時間を巻き戻すよ!(クイックロード
あとはこの√Bは事故数日前の回想シーンなんですが、さらに頻繁に幼少期の回想が入る。
ストーリー上で幼少期の話は必須なんですが、もうちょっとうまいやり方はなかったのかなあ。
--------------------------------------------
いま√Cに突入したところ。
な、なんと…。√Aのアレはそういうことだったのか!
という事実がいろいろと出てきてびっくり。
なのですが、この展開はちょっと人を選ぶと思った。
√Aの災害やテロリストの存在への疑心暗鬼とか、パニック&サスペンスモノだと思ってた人は√Bで「えっ!?」ってなんて√Cで「おいおい…」ってなると思う。
私はひぐらしのなく頃にで免疫ついてるんで問題なく楽しめてはいるんですけどね。
これ結構人を選ぶストーリー構成だと思う。