アドベンチャーゲーム ルートダブル - Before Crime After Days - をクリアしました。
長かった。
100点満点で70点。
背中に当たってるおっぱいのことなんて考えてませんよ。
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まず全体的な感想を書くと…。えーと、感想を書くと少しネタバレになってしまうので下のほうに。
√Aと√Bで謎だった部分や伏線が√Cと√Dでほぼ回収されるので、あれはなんだったんだ? という疑問点みたいなのはほぼ残りません。スッキリとお話が終わるのはいいところ。
ですが、その伏線の回収方法がいわゆる超能力で他人の過去の記憶を読み取るという力技。
超能力という要素が解決編の√CとDで猛威を振るうので、この展開が受け付けない人にはまったくお勧めできない作品となっております。
別の名作ゲーム、シュタインズゲートなんかでも主人公が観測能力(リーディングシュタイナー)という特殊な力を持っているのですが、シュタゲのアレどころじゃないくらい超能力でストーリーが進んでいきます。
私はひぐらしのなく頃にで免疫があったので、「あ、そういう方向で進んでいくのか、ふむふむ」的に、エンターテインメントとして楽しんでいきましたけど。
これ√Aの展開にハマったプレイヤーさんの中には受け付けない人も出てくると思う。√Aはほとんど超能力要素が出てこないので。
√Aでは超能力に関しては「テレパシー使える人がいれば外部に連絡が取れるのに」というのと、原子力の研究所なのになぜか超能力に関する文献や資料が探索中に見つかったり、とそのくらいしか出てこない。あと√Aの主人公の渡瀬の脳内にたまーに響き渡る"謎の声"くらいかな。
それが√Bになると超能力学園、√Cは俺とこいつの意識が繋がってる///、√Dはもうやりたい放題^^
記憶の消去にはじまり記憶の改変、他人の過去の記憶を見る…etc
"悪意"うんぬん以前に、夏彦が超能力でやってる&やれる事を考えると、コミュニケーターを危険視する人間がいて当たり前だと思った。
風見さんの恥ずかしい過去も見ちゃった…。
と、いろいろと超能力関係のことで、否定的に見えることを書き連ねていますが、エンターテイメントとしては充分楽しませてもらいました。
メインキャラクターの中に悪人がいないというのも、良かった。基本的にみんな善人。
渡瀬と夏彦、ダブル主人公のお話でしたが渡瀬は良い主人公でした。
記憶喪失なのに必死に皆を助けて、記憶を取り戻してからも救助に全力を尽くす。
夏彦は上で書いた通り、やりたい放題やってたけど(苦笑)それも友達を守るためできることをやっただけだからねえ…。
DISORDER6とかいうゲームの主人公はこの二人をもうちょっと見習ってほしいね(しつこい)