気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

ソウルハッカーズ2(PS4版) 感想前編

 以前、廉価でまとめ買いした3本のPS4ソフトの一つ、ソウルハッカーズ2をプレイ。2ということで続編物なのですが、前作のことは全く知りません。

 アトラスのRPG女神転生の世界観が少し入った系列の作品ですね。ペルソナや女神転生でもおなじみのジオやアギなどの魔法、悪魔との共闘で戦うゲームです。
 このゲーム、すこぶる評判が悪いようなんですが、個人的にそこまで悪い感じはしないんですけどね。プレイしてみて感じたのは、ちょっと稼ぎプレイとかが億劫かな、ってことでしたね。
 私は各種アップデートがされた状態でのプレイ感想になります。ダンジョン内でのダッシュ追加、戦闘速度加速などが実装された状態です。これ、なかった時にプレイした人はけっこうな苦行だったろうなとは思いますね。
 さらに、途中で金稼ぎ・レベルあげが億劫になって、そこをサクサク進められるDLC導入しています。それにより、難易度はノーマルからハードに変更。強くなりすぎた。
 例によって発売から1年たってないのでストーリーの重大なネタバレはしません。
 
 ストーリーに関して。
 近未来が舞台っぽくて、主人公の女性・リンゴとフィグはネット上の情報集合生命体といった感じの新生命Aionから個性と人間の体を与えられて誕生する。
 彼女たちの任務は、近づく世界の破滅を防ぐために、そのカギになっている二人の人物の死を阻止すること。
 ところが、早々に保護対象の人物の一人・アロウが殺害され任務は失敗の危機に陥る。リンゴは「ソウルハック」により、アロウの魂を肉体につなぎとめることに成功し最悪の状況は回避する。
 ここから世界の破滅に関係する五色のコヴェナントを巡る戦いが始まる…。という感じ。
 コヴェナントは特定の人間の体内に存在する超常的なエネルギー体のようなもので、その人物が死亡すると近くにいる別の人間に継承される。コヴェナントが五色そろうと世界の破滅的なナニかが起こる…という。

 主人公たちは悪魔と契約して一緒に戦う能力を持つ、サマナーという職業の人間。
 Aionに体と個を与えられたリンゴとフィグの他に、ソウルハックにより死の淵から蘇ったアロウ、ミレディ、サイゾーの三人でチームを組むことになる。
 リンゴが実質的な主役で、フィグは前線には出ないサポート役、アロウはヤタガラスという国公認?のサマナー組織のメンバーで、ミレディは悪のサマナー集団ファントムソサエティのメンバーで対立する立場。サイゾーはフリーのサマナーでヤタガラス、ファントム両方といい感じの距離感で仕事を引き受けている。
 リンゴ、アロウ、ミレディ、サイゾーとまったく別の立場の人間が協力関係を結んで戦うのは面白い。立場が違うというとお互いの足の引っ張り合いとか裏切りがありそうなんですが、そういうのはほとんどないですね。あるシーンであるキャラが先走りそうになるくらいかな。それを止めるキャラもいて、いいチームですよ。
 ネタバレはしないんですけど、ストーリーは割と王道な感じで進んでいく。そこまで驚くようなストーリーではないんだけど、こんな感じでいいと私は思った。ラスボスがどうなるのかとか、途中で予想ついたりするしね。

 プレイしてみての大雑把な感想。
 はじめこのゲームはペルソナっぽい女神転生だと思った。ペルソナは5が出てからナンバリング新作が音沙汰ないのですが、開発はしていると思う。そのペルソナ新作を待っている人たちへの「つなぎ」でペルソナ風のゲームを出したんだと思った。
 実際にサバト(ペルソナの総攻撃に近いシステム)とか、コンバートで使用する悪魔を変更したり、仲間と酒を飲んで交流したり…ペルソナ的な要素はある。
 ただプレイしていて、「あれ? このゲーム前に遊んだことあるぞ」てなった。やがて気がついたんですけど、これ幻影異聞録♯FEと似てるんだ!
 って納得。なるほどなるほど、これ♯FEか。どうりで。ストーリーシーンとか挟んだりはするけど、基本的にダンジョン攻略ばっかりしてるのは♯FEなんだわ。
 ペルソナならもっとNPCとかとも交流イベントあるし、自分磨きとか学校生活とか、ダンジョン・戦闘をする以外の時間がいろいろあるんだけど、ひたすらダンジョン攻略してるのは♯FEなんだわ。ペルソナではないんだな、これ。戦闘システムだけペルソナみたいなものにしているけど。
 ダンジョン探索ゲームなんです。ストーリーパートとか街でNPCと会話したりもあるんですけど、とにかくダンジョンに入ってる時間の方が圧倒的に長いというゲームです。ペルソナみたいにダンジョン・戦闘以外にもやれることが多いゲームではないです。
 結局、ペルソナっぽく見えてまったくペルソナではないんで、そういう意味で酷評されているのかもしれないです。♯FE寄りなんだけど♯FEの戦闘ほど面白味はないし。続編物だけど、前作とも違ったゲームになっているようで前作ファンからの受けも悪いようで。
 アトラスファンからの期待が大きかった裏返しで評価が悪いんじゃないかと。私はそこそこ楽しめましたけどね。

 キャラクターに関して。
 パーティメンバーは四人固定。フィグや重要NPCのアッシュやDLCキャラのナナは正式加入せず。
 敵のNPCに関しては、戦闘終了後だいたい死ぬ。勝負は次にお預けだ!みたいな感じで同じボスと何度も戦うようなRPGではなく、ちゃんと死ぬ。そういう世界。
 そもそもメインキャラたちは死んでからソウルハックで蘇ってる。このゲーム、死にます。
 今回はキャラクターに関してちょっとだけ書いて終了。

 主人公リンゴちゃん。ギャル系悪魔からはリンゴっち、もっと略してゴっちとか呼ばれる。

 主人公だけあって、コマンダースキルという特殊なスキルで戦局を変えることができる。特に自分だけに確率で発動するMP消費なしと二回行動はチート気味。
 時々会話中に選択肢があって、選んだものによって三人の仲間とのソウルレベルがあがっていく。
 Aionなのでいろんな知識はあるんだけど、基本的には産まれたばかりで、感情・表情共に豊か。
 COMP(武器兼召喚器)は剣。得意なのは雷と万能属性。コンセントレイト→メギドラオンでゴリ押すの好き。
 特典DLCのP5衣装ではジョーカーの服になる。黒髪になるのが結構いい感じ。

 フィグ。リンゴちゃんよりおっぱい大きい。

 かわいいもの好きなのがよくわかる。料理もする。ダンジョン探索でのサポートもする。
 Aionなんだけど、ストーリーが進むごとにめっちゃ人間らしくなっていくのが良い。
 正直な話、主人公リンゴかフィグの選択制だったらめっちゃ良かったかと思います。
 
 アロウ。ヤタガラス所属のサマナー。見た目も性格も主人公っぽい男。まあパーティキャラ全員主人公みたいなもんなんだけど。

 武器は拳銃、得意なのは氷結。私は主に補助・回復要員として運用していました。
 ストーリー見てるとほんとに主人公なんだよね、彼は。
 そんな真面目な彼がP5衣装ではスカルなのは勘弁してほしかった。まったく似合わない。まだお稲荷のほうがあってただろ。

 ミレディ。ファントムソサエティ所属のサマナー。悪の勢力の所属なんだけど、目的のために協力してくれる。冷酷にふるまうけど、本来は優しい人だし。

 鉄仮面という彼氏持ち(悪の幹部)でヤってる。釵のような刺突武器で戦う。得意なのは火炎、続いて万能。
 ステータスは魔力キャラなので火炎での大火力で火炎無効・反射・吸収以外をゴリ押せるほか、万能属性の単体攻撃スキルを覚え、MP回復までできるようになる隙の少ない有能キャラ。
 鉄仮面とミレディは三銃士から名前持ってきたんでしょうかね。
 P5衣装はパンサー。

 サイゾー。フリーのサマナー。サマナーという現実離れした職のキャラの中で、一番庶民的な性格で個人的に共感できるキャラ。ギザギザ歯で前髪で目が隠れることが多い。

 武器はトミーガン。模擬刀トミーガンの先制攻撃だべ! 得意属性は衝撃。行動順が速いので強化や弱体スキルを持たせることが多かった。
 P5衣装はクロウ。まあ、見た目はともかくフリーランスはカラスっぽい。

 アッシュ。ファントムソサエティ所属で一時引退するが、ある事件で復帰せざるを得なくなる。

 武器は二丁拳銃。仲間にはならないんだけど、個人的に一番好きな女性キャラ。なんでアッシュを使えないのか…。彼女がヒロインでしょ。
 サイゾーとの関係が彼のストーリーの核になる。

 ナナ。フリーのサマナー? DLCのキャラで彼女の専用リクエストではサポート要員として、味方ターンの最後に行動する。

 武器は巨大なリボルバー。ビッグマグナム…。胸もビッグ。ミニスカキャラなんですが、スカートの中は暗黒空間である…。

 大食キャラ。

 他、敵キャラや街のキャラなどおります。立ち絵のないリクエストの依頼キャラとかもね。
 ↑で書いた通り、基本はダンジョンで戦いまくるゲームなのでここら辺はまあ…。



 次回は悪魔の事とか戦闘の事を書く予定。
jikaseimiso.hatenablog.com