気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

ソウルハッカーズ2(PS4版) 感想後編

 前編
jikaseimiso.hatenablog.com

 ソウルハッカーズ2、2周目クリアとトロフィーコンプリートしましたので感想後編を。

 感想の総括を先に書きます。
 前回も書いた通り、ダメなゲームだとは思わないのですが、稼ぎプレイがめんどくさすぎるので、快適なサポートDLC購入をお勧めします。
 このゲーム、サクサクプレイしたい人は難易度を下げるんじゃなくて、DLCを購入したほうがいいと思う。お気に入りの悪魔に良スキルをつけて改造したいという人も金策DLCあった方がいいと思う。
 普通に時間かけてじっくり遊びたい人はDLCとか買わなくても普通にクリア可能。
 DLCなしで稼ぐ方法となると、リスキーエネミーとか金シンボル狩りになる。こいつらの出現率はそこまで高くないので…。もうちょい稼ぎやすいリピートできるリクエストとかあった方が良かったんじゃないのかな。
 前回も書いたけど、基本的にダンジョン攻略&戦闘ゲームなのでペルソナほどやれることは多くないので、そこは注意が必要。
 ダンジョンでは中盤から一方通行の罠ワープとかが多くなっていくので、忍耐力もいる。チェックポイント間でファストトラベルも可能なので、そのあたりは楽。
 クソゲーではないし、世間の低評価はペルソナのような完成度を期待していた裏返しみたいな感じだと思う。でもそういうのを差し引いてもちょいと微妙なゲームではありました。ところどころダルさを感じるというか。そこをサポートDLC販売で補うんじゃなくて、もう少し稼ぎやすいポイントを作るかレベル上がりやすくするとかあったんじゃないかな。
 100点満点で65点くらいの作品。
 トロフィーに関しては2周目でないと取れないものがあります。1周目で難易度ハードラスボス、トゥルーエンド到達していたので2周目は難易度EASYで戦闘もイベントも早送りでプレイしました。
 2周目の終盤で解禁された三体の悪魔を合体で作って悪魔全書完成、トロフィーコンプリートしました。
 トロコンの難易度は低め。稼ぎ用DLCを購入するとさらに難易度・プレイ時間は下がります。

 あと今回は戦闘、悪魔図鑑などに関して書いてソウルハッカーズ2は終了。


 戦闘に関して。
 前回ペルソナの総攻撃に近いサバトというシステムがあると書いた。
 敵の弱点を突くことによって装備中の悪魔の影が敵の背後にとりつくように出現し、味方ターンの終了時にとりついている味方悪魔たちが一斉に敵に襲い掛かる、というもの。
 装備中の悪魔が登場すると書いたけど、スキルなどの習得やスタックボーナスなどの効果により、装備中以外の手持ちの悪魔も追加で出現。うまくやると手持ちの十数体の悪魔が一斉に敵に躍りかかるという面白いものになっています。

 サバト中に発動するスキルもあって、追加でHP吸収したり戦利品を増やしたりするサバトスキルもある。
 敵が少ないほどサバトの威力は増し、コマンダースキルの中にはサバトを敵一体に絞って集中攻撃するものもある。
 ペルソナの場合は一度弱点を突いた敵はダウンし、そこからさらに弱点→ダウンをとることはできない。ソウルハッカーズ2では同じターンで同じ敵から何度も弱点ついてサバトに参加する悪魔を増やすことができる。
 一方で、ペルソナでは弱点を突いた後ONE MOREということで操作キャラがもう一度行動できた。ソウルハッカーズ2ではONE MOREはないです。
 似てるようで違う感じのシステムですね。

 前回も書いた通り、リンゴのコマンダースキルによって戦闘中に装備している悪魔を変更することができます。
 1ターンに1回だけ仲間一人の悪魔を変更するコンバート、リキャストに数ターンかかるけど仲間全員の装備悪魔を一気に変更できるマスターコンバートがある。
 ペルソナでは複数の悪魔(ペルソナだが)を所持し、変更可能なのは主人公だけだったからここは戦闘に幅ができていい感じだと思う。
 ただし装備悪魔によって耐性とかも変わってくるので、そこらへんはよく考えないといけない。

 初見の敵の弱点・耐性は例によって属性総当たりで調べる必要アリ。
 悪魔合体などで作成済みの悪魔に関しては弱点・耐性データが最初からオープンになる。
 他、リンゴのスキルの中には確率発動で弱点を解析してくれるものもある。…そういうのフィグがやってくれると彼女の出番がもっと増えたんだけどなぁ。
 調査済みの敵と同じ名前・姿の敵でも、リクエストなどの強敵として戦う場合は情報がクローズされる。ここがめんどい。強敵の場合は同じ姿の敵でも弱点・耐性が違っている場合もある。
 あるダンジョンで戦う強敵の中ですべての属性が無効の敵がいて、要するに万能属性で戦えというボスがいて、その時は万能スキルが手持ちに無くて詰むかと思った。幸い、ガードキルスキルを持った悪魔を所持していたため、火炎ガードキルで火炎属性無効を解除してなんとか勝つことができた。
 強敵の中にはそういった、倒し方に一工夫が必要な相手もいます。
 DLCのラスボス(二連戦)は手強いので注意。

 状態異常。敵が使ってくると厄介ではある。
 回復するアイテムやスキルはあるし、終盤のほうになると肉体異常無効や精神異常無効のスキルを継承した悪魔を作ることもできるので対策はできるので、まあ割と楽かも。
 ソウルハッカーズ2ではマハやムドのような一発即死のスキルは無く、敵も使ってこないのでそこは安心。

 戦闘中の掛け合い。
 対立関係にある組織のメンバーなどの集まりであるパーティの割に、戦闘中はガッチリと協力している。
 弱点や耐性が判明している敵に対してはコマンド選択中に「そのスキルで攻撃してくれ」とか「それはダメだ」とか仲間が口を出してくれるので、変な失敗をすることが無くなる。
 状態異常やピンチの仲間がいると「~が厳しそうだ」みたいに言ったり。回復やバフをかけようとすると「こっちに頼む」とか。
 他、「サイゾー、やっちゃって!」という風な鼓舞するようなセリフや「私まで回さないで」というめんどくさそうな(多分、格下の敵相手)セリフとかもある。
 こういったキャラのセリフで戦況がわかりやすくなっているのは好印象。
 …でも喋ってる途中にコマンド入れると台詞カットされるんだけどね…。

 基本的に弱点をついていくのはペルソナとかと同じ。
 総じて魔法系のスキルが強く、物理・射撃は微妙。ペルソナと違い物理スキルもSPの消費で発動します。なぜかペルソナ系は物理スキルでHP消費するんよね…。
 ただし爽快な戦闘ってわけではない。悪くないけど、そんなほめるようなシステムでもない感じ。


 悪魔について。
 交渉で仲間にした悪魔を合体させて強い悪魔を作り出す、というのはこの系統のゲームのお約束。
 普通に合成できる悪魔もいれば、条件を満たすことで合体可能になる特殊合体もある。ミタマというステータスアップ効果のある合成素材もいる。
 悪魔はスキルを四つしか覚えられないんですが、後々リンゴを強化していくことで六つまで拡張できる。
 合体元のスキルは継承されていくし、いろいろと考えていくと自分好みのスキルをつけた最強の悪魔の合体が可能になる。そこら辺を考えるのに楽しみを感じる人もいるでしょう。
 悪魔にもレベルが存在しており、レベルが上がると新しいスキル…強力な物を覚えることが多い。
 のだけど、悪魔のレベル上げが大変。私はそこは手間を感じたのでDLCのサポートを購入しました。後から登場する悪魔ほどレベルアップで強力なスキルを覚えていくので。
 シリーズ系統の例に漏れず悪魔全書から悪魔を引き出すことができるのですが、代金がめちゃくちゃ高い。強いスキル持ちはほんとに高く設定されているので、金稼ぎも大変。こういう大変なところはもうDLC導入で割り切りましたね。
 女悪魔の中にはえちえち度が高い子もいます。いい!



 残念ながら…マーラ様はおりませんでした。もしや規制にひっかかった?


  

 MEAL(食事)に関して。
 メシを食うとダンジョン探索中にいろいろな恩恵が得られる。まあそれはいいとして。
 キャラ毎に食べ物の好き嫌いがありまして、その反応がいろいろあって面白い。

 嫌いなものに対しては心底イヤそうにしたりね(苦笑)
 終盤であるキャラクターが離脱する場面があるのですが、そのあたりだけ常に辛気臭い食事シーンになるのは残念だった。