ペルソナ5 ザ・ロイヤルのキャラクターに関するネタバレ有の感想になります。
まあ、原盤が2016年、ロイヤルが2019年発売なのでいまさらネタバレもなにもない気はするのですが。
一応、ロイヤルのメイン要素である3学期部分は現在も動画配信等は禁止されているようなのでそこは配慮します。
心の怪盗団
主人公はペルソナ合成やらスキルカードやらでなんでもアリなキャラ。いつものペルソナ主人公。
他の仲間たちはペルソナの第三進化で覚えるスキルが有能(その分、コストが高い上に三学期のみ)
異世界探索時の仮面がダサい。前作P4のメガネは良かったんだけどなあ。
ほぼ全員がドヤ顔、イキリ顔、ちょい悪顔の顔芸あり。
パレス攻略後には「改心成功したかな? 不安」みたいなグループチャットを毎回のようにしてくる心配性ちゃんたち。攻略後から改心まで時間がかかるからなんだけどね。毎回「大丈夫だ」と励ます主人公。
活動資金は最大999万円。メメントスでシャドウをひき殺す簡単なお仕事です。
イキリ太郎(主人公・ジョーカー)
「いただいていく」
主人公なので性格とかは選択肢やイベント内容でプレイヤーが判断していくんだけど、やっぱり私の印象はイキリ太郎で実際にいたらつきあいたくはないタイプ。
普段は優等生の仮面をかぶりつつ、異世界などでは仕草一つ一つにかっこつけてイキっている印象が強いんだわ。そういう意味でライバルの明智とは似た者同士なのかもね。
コープイベントでは相手を励ますのが得意。
結局逮捕されて少年院送りに。出所できるのですが、保護観察期間が終わって故郷に帰っても公安警察にストーカーされている。将来が不安。
モルガナ(魔術師・モナ)
「ワガハイ、猫じゃねーし!」「今日はもう寝ようぜ」
魔術師のコープ。コープはストーリー進行で自動で上がっていくので、コープMAX解禁のフツヌシが作れるのは終盤。そのためフツヌシを材料に使うヨシツネも終盤までお預け。
ゲームのガイド役も兼ねており、一時期を除いてほぼ主人公と一緒にいる一番身近な仲間。猫化して主人公のカバンや机の中に潜んでいるのは面白い。寝るときも一緒(意味深)
三学期序盤の人間形態は好きじゃない。猫でいてください。
でも私は犬派なので、コロマルさんのほうが好きなのであります。
坂本竜司(戦車・スカル)
「クソすぎんだろ!」
主人公が転入後に最初に親しくなる。見た目は完全に不良だが陸上に打ち込んでいた時もある、熱い心の高校生。
竜司に関しては、声が大きくて迂闊な面がストーリー中で目立つ。町中とかでも普通に怪盗団怪盗団言ってる。もうちょっと用心するべき。
ペルソナ能力は物理と電撃がメイン。チャージを覚えるので物理メインで運用した。電撃は弱点つくときだけで、ダメージには期待していない。
コープ7の瞬殺が便利なのだけど、7へ上げるイベントがなかなか発生せず(竜司からの連絡で発生する)やきもきした。
三学期序盤竜司がおらず瞬殺ができない時期はちょっとダルかった。その間、芳澤のアクションを堪能したけど明智がうるせー。
高巻杏(恋愛・パンサー)
「踊れカルメル!」
外国の血が入ってる天然美少女。天然すぎてビキニ水着で男子相手にスキンシップしたりしてる。読者モデルのバイトもしている。怪盗団のお色気担当。
鴨志田編では(自分の代わりに)親友がヤられて親友は自殺未遂。ついに怒りが有頂天に達してペルソナに覚醒する。
怪盗の時は尻尾付きのピッチリスーツでえっちだけど、ワガハイあの衣装はあまり好きではない(特に仮面)ので水着にしてた。
ダウンすると尻丸出しで倒れるのが毎回笑ってしまう。
まともな性格に見えて、戦闘中にエキサイトするとドSな台詞が飛び出したりする。武器が鞭だしね。
水樹奈々さんは声優としてはそれほど評価していないので声は微妙だった。
喜多川祐介(皇帝・フォックス)
「彼はもう一人の俺だ」
画家志望の他校生。変人。杉田。
金は画材につぎ込むため常に金欠で食事にも困窮。身体が細いのはそのせいかもしれない。メメントスで稼いだ金少し融通してあげて…。
コープアビリティは絵画の技量を活かしたスキルカードの複製と作成。
祐介関係のストーリー、コープストーリーは好き。変人だけど。コープの教会の変なポーズが好き(笑)
武器は刀で和風キャラ。スキルは物理と氷結と物理カウンター。物理スキルを多く覚える割にチャージがないので扱いにくさがある。
新島真(女教皇・クィーン)
「もう猫被るのやめたの!」
生徒会長にして怪盗団の参謀。ストーリー中でとても重要なポジションで、真と双葉がいなければ怪盗団は途中で敗北していたと思う。
真面目で賢い印象が強いけど、怖がりだったりと可愛いところもある。思い切った行動力も。将来の夢は警察官僚。
武器はナックルで格闘攻撃で戦う。別称・世紀末覇者先輩。ただし物理スキルではなく核熱属性が得意。他、回復・補助・状態回復など万能タイプ。優秀キャラらしいスキル。
佐倉双葉(隠者・ナビ)
「フタバ砲完成だ」
怪盗団のスーパーハカー。双葉がいなかったら詰んでた状況さえある。やっぱ仲間に一人はスーパーハカーが必要だ。
過去の悲惨な境遇からひきこもりになっており、自分でもそれじゃダメだと怪盗団に助けを求めることになる。
母親の死は獅童に仕組まれたものであり、直接の被害者。
疲れたら数日眠ってしまうという特性があるのだが…パレスの攻略が早かったため延々と何日も眠り続けることになった。さすがにこれは違和感が強かった。病院で点滴常に刺してなきゃいけないレベルで寝続けていた。
過去作の風花やりせと同じくナビゲーターキャラで戦闘には直接参加はしない。
奥村春(女帝・ノワール)
「美少女怪盗と申します!」
春を一言で語ってしまうと、出番が少ないに尽きると思う。仲間入りが最後で、それまで出番がほとんどないし。コープアビリティの栽培も解禁されるのが遅いし。もうちょっとなんとかならんかったのか? 好きなキャラだけにいろいろと残念。
美少女怪盗を名乗り華麗な戦いをしそうな見た目とは裏腹に、武器は斧とロケランである。スキルは念動系と銃撃系、反射系の他にヒートライザを習得する。
真とのショータイムのプロレスやモナとのショータイムの暴れ具合もあって、優雅にみえて実は豪快な性格をしているのかもしれない。
悪い大人たち
ゲロ以下のニオイがプンプンする連中である。
特捜部長以外はパレス持ちのメインターゲット。
改心させるのはわかるのだけど、改心後の態度が極端に変わり違和感が大きい。泣きながら「私は罪を犯した。償いたい」みたいなことを言って終わる。ターゲットのその後があまり語られないのも微妙。
法で定められた刑に服して罪を償うのは当然なんだけど、その後どう変わったのか? 延々と「すまんかった」だけ言う人になっちゃうんだとしたらパレスでの改心もあんまりいいことじゃないかもしれない。
そのあたり「どうなの?」(女検事)
鴨志田卓
最初のターゲットにして体育教師。元バレーボールのメダリスト。
立場を利用したシゴキという体罰と女子生徒への性的暴行(被害者は自殺未遂)
全年齢のゲームだからボカしてはいるけど、ヤってるでしょうね…。ひでえ。
パレスを見るに、ブルマ大好きなんでしょうねこの人。ブルマ世代なのか?
改心のトップバッターで悪事の描写も他の悪党よりも明確にゲーム内で描かれているので、悪党メンツの中でもクズ度が高く感じる。
斑目一流斎
日本画家で罪状は弟子からの盗作。反抗した弟子の画家としての将来を絶ったりもしている。
祐介の母親に関しては病気で苦しんでいるところを救護せず見殺しである。ひでえ。
でも祐介のコープである一面が語られて複雑な気持ちになった。
金城潤矢
マフィア。高校生にバイトと称して犯罪の片棒を担がせ、それをネタに金を脅し取るという犯罪者。ひでえ。
低身長小太りだから金稼いで見返すしかないんだ、ということらしいけど、金の稼ぎ方が間違っている。
奥村邦和
ブラック…ノワール企業の社長。社員は消耗品の道具で、政界いりを狙っているのはどう考えてもワ(以下略) ひでえ。
ブラック企業ってほんと人を人と思ってないんだよね。
オタカラが古いプラモデルだったりと、悪党なんだけど憎み切れない一面もある。
オクムラ戦は時間制限がある。部長(という敵)を四体同時に倒すところで手間取って時間ギリギリクリア。戦闘中のセリフとかめっちゃ飛ばしました。ここら辺からコンセントレイトとかチャージとかのスキルが重要になってくる。
特捜部長
検察の上層部であり、新島冴の上司であり、獅童の犬。
その立場を利用して獅童の悪事をサポートしていくも…切り捨てられ殺害される。悪い奴だけど最期はちょっとアワレ。アワレだけど、ひでえ。
獅童正義
このゲーム最大のクズ。政治家で閣僚。
自分の邪魔になるヤツは認知世界(異世界)で始末して、廃人化・殺害する。殺しまくりである。ひどすぎる。
実の息子である明智をいいように利用し異世界での殺害の実行犯をさせたあげくに切り捨てる。双葉の母親も実質的に殺害し、認知世界の研究を奪い犯罪に利用。他にも認知世界を研究していた大学生からも研究成果を奪い取っている。
主人公の前歴の相手でもあり因縁が深い。権力で無理やり主人公を有罪にした。警察・検察も彼の犬である。
日本を強い国にするという理想を持っているのだけど、やり方が徹頭徹尾間違っていて何一つ共感できない悪党の中の悪党。
声優はシャアである。
シャアのコスプレとかww 仮面の下に傷跡があるわけではなく、髪がないだけである。
コープ・サブキャラクター
主人公の協力者たち。取引だ。
コープキャラは一部を除いて善人であり、ストーリーも良い。
コープキャラは最終的に主人公の正体を察し、終盤のイベントでは怪盗団を応援してくれる。主人公が死んだときもメールで安否確認してくれる。
明智吾郎(正義・クロウ)
獅童の息子。将来、ハゲる可能性が高い。探偵王子と呼ばれているが実際のところはペルソナ能力を悪用しているだけで探偵してない。
こいつも悪党で殺しに躊躇が無い。後半と三学期に一時的に仲間入りするのだけどそういうキャラなので、仲間だと思ったことは一度もない。
三学期では黒幕に対して自分の意思を貫き通す。そこは意志の強さみたいなのを感じるけど、でも悪党なんで。
初期の仮面は中世錬金術師のような鼻の長い仮面。長鼻=イゴールを連想するのでやめてほしかった。
ランダマイザを使える有能なのですが、ジャズクラブで春にランダマイザを覚えさせていたのであまり使わなかった。
設定上、しきりに主人公をライバル視しているのですが、ライバルだと思ったことないですね。
ストーリー中で結局生きているのか死んだのかいまいちわからない人で、そのあたりはプレイヤーの想像に委ねられている…のかな。
激辛たこ焼きを食べたときは完全に前原圭一(ひぐらしのなく頃にの主人公。声優同じ)状態で笑ってしまった。
芳澤かすみ(信念・ヴァイオレット)
ネタバレ禁止のロイヤル枠のキャラなんで簡単に。
礼儀正しくてとても可愛い追加ヒロイン。ハラペコキャラでもある。
本格的に仲間になるのは三学期。で、三学期にコープレベル6以上にあげることができるようになる。
三学期は仲間の現状確認で人数分の日数が潰れ、仲間のペルソナ第三進化で放課後の時間が人数分潰れ、信念のコープレベルあげで五日分放課後の時間が潰れる。…三学期は好きに活動できないのが残念過ぎる。
双子キャラで片方が亡くなっている…って時点であ、もしかして…って思ったのが大体あたっていた。
DLCの水着を着せていたのですが、通常衣装のレオタードもえっち。待機中にY字バランスとかしてる。
クリティカルをサポートする技には某隠しボス戦で大変お世話になりました。それ以外ではあまり使いどころが…チャージ覚えればまだアレなんだけど。
主人公とのショータイムとか学園祭のダンスアニメとか追加キャラならではの優遇もあります。
丸喜拓人(顧問官)
めっちゃ優しい人。優しい人がつらい目にあったりするのは心が痛む。
ロイヤルからのキャラなので詳しくは書けないけど、最後のアニメシーンで元気そうでホッとした。
新島冴(審判)
女検事。オープニングや巻き戻りイベントでは主人公を尋問する役回りで、非友好的。
でも尋問(ストーリー進行)が進んでいくうちに、主人公たちの強力な味方になってくれる。
なんだかんだ好きなキャラです。
おっぱい!
佐倉惣治郎(法王)
主人公の保護司になる喫茶店のマスター。序盤はアタリが強いんだけど、徐々に打ち解けていくのが好き。
カレーやコーヒーの蘊蓄とかも面白い。
メインでもコープでもいい味を出している重要なサブキャラクター。
コープストーリーに登場する双葉の伯父が「クソすぎんだろ!」
川上貞代(節制)
昼は主人公の担任教師、夜は派遣メイドのべっきぃ。サボり見逃しや攻略後の夜のマッサージ(意味深)がめっちゃ有能。
先生のストーリーに登場するあるキャラたちが「クソすぎんだろ!」
声優は西住殿である。
三島由輝(月)
ぼきゅが怪盗団をプロデュースしているんだお! 怪盗団がんばえー! 怪盗団の一番のシンパ。
武見妙(死神)
闇医者。めっちゃいい人なんですよ。最初はちょっと怖かったけど。おクスリはあまり買いませんでした。
診察室へどーぞ、が好き。
足を組み替えるときに一部分をじっと見てしまうのは仕方ないね。
岩井宗久(刑死者)
元ヤクザのミリタリーショップ店長。装備品を売ってくれる。ペルソナが如くが始まる(嘘)
吉田寅之助(太陽)
志のある政治家。こういう政治家ばかりなら世の中もうちょっとはマシになってるんだろうけどねぇ。
大宅一子(悪魔)
雑誌記者。ストーリーは良かったけど、キャラとしてはそんな好きなわけではないので…。
御船千早(運命)
占い師。すごい能力の持ち主なんだけど、最初は詐欺に加担していた。パワーストーンという名の岩塩を10万円で購入するところから関係が始まる。なぁに、10万なんてメメントスですぐ稼げますわ。
相性占いでたくさんお世話になりました。…お世話しました(毎回5000円支払い)
原盤の声優は松来さんだったのですが、死去によりロイヤルでは声優変更。悲しい。
東郷一二三(星)
前回いろいろ書いたのでそちらも参照。母親が仕組んだ八百長展開はアレだったんだけど、その後実力で這い上がったと思いたい。
コープアビリティは主に戦闘中の作戦に関わるもの。彼女のコープをあげることで戦闘中のパーティメンバーの交代ができる。これ重要。
声優が磯村知美で「嘘ぉ!!」ってなった。…ぶるらじのことは忘れたんだ…。
織田信也(塔)
ゲーマー少年。彼から教わるガンシューティングの技でチーターを越えることができる。
塔のペルソナを連れていくとより仲良くなれるので、自慢のマーラ様を連れて会いに行った。これが私のビッグマグナムだ! 少年も数年後にはマーラ様を宿すことになるんだなぁ。
ジュスティーヌ&カロリーヌ(剛毅)
双子の看守。ベルベッドルームの案内人。彼らに指定されたスキルを装備したペルソナを作ることでコープレベルがあがっていく。
あとは特別刑務ということで、現実世界に顕現した双子を東京の観光地に案内することでご褒美がもらえる。
双子と対戦することも可能。話しかけたらいきなり戦闘おっぱじまってビビったわ。…回復と復活スキルを使う敵が厄介だと身をもって知ることになった。わからせたけど。
ちなみにジュスティーヌのほうが好みです。俺ロリコンじゃないけど。
ラヴェンツァ(剛毅)
双子の看守の本来の姿。かわいい。会えるのはストーリー終盤なのが残念か。
2周目では彼女と対戦することが可能。特定の行動をとらないと総攻撃で強制敗北にさせられるので3回くらい負けた。
まさかラヴェンツァ戦でクリティカル仕様にしたアルセーヌが大活躍するとは…。
イゴール(愚者)
鼻の長い男。ベルベッドルームの主ではあるが、実は偽物である。終盤で本来のイゴールが登場する。
P4までイゴール役を担当していた田の中さんが亡くなったため偽物は別の声優が演じており、本来のイゴールは田の中さんが過去に収録した音声によるライブラリ出演である。
さすがに次回作は正式に声優変更されると思う。
ジョゼ
メメントスで出会う謎の少年。その正体は…謎である。意味深なことを言うがよくわからない。
メメントス内で拾える花をアイテムと交換してくれるほか、集めたスタンプでメメントス内で経験値アップなどのボーナスを得ることができる。
メメントス最深部で戦闘が可能。
ミカ
脇役なんだけど好き。カリスマJKではない。
タナカ
ショッピングサイト、闇ネットタナカの管理人。2周目の途中までこの存在に気が付きませんでした。
ホムンクルスを売ってくれるいい人。
刈り取るもの
経験値を刈り取られる者である。2周目は序盤からコイツを狩ってレベルあげして全パレス瞬殺余裕でした。
動きを見てると挙動不審で笑った。
アルセーヌ
主人公の最初のペルソナ。なのだけど、序盤で強制的にペルソナ合体させられて草。囚人名簿から呼び出せるんだけどね。
サタナエル
主人公のストーリーイベント限定のペルソナ。でかすぎんだろ…。
と思いきや、2周目で普通に作成可能。でもストーリーのとは別物っぽいんだよなぁ。
マーラ様
前回紹介した俺のペルソナ。とてもじゃないけどギロチン刑にはかけられません。わかるでしょ?