気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

カリギュラ 感想

 PS VITAのソフト、カリギュラをクリア。
 ジャンルは学園ジュブナイルRPG系…アトラスのペルソナシリーズとかに近いイメージのゲームです。学園というか、仮想世界の中からの脱出を目指すお話なんですけどね。
 販売メーカーはクソゲーメーカーとして名をはせたフリュー。

 つい昨日、最新アップデートが行われたようなのですが、実はクリアしたのは少し前のことになるので最新アップデート適用前の感想になります。428の感想を先にあげたかったのです。
 少し先の未来を見通して戦い方を選ぶ戦闘システムや、メインキャラクターに有望株の新人声優を起用したり、戦闘シーンで流れるボーカル曲に力を入れたり、6月発売のゲームで10月にもアップデートしたりと、かなり力を入れている作品。
 なのですが、実は発売前にステマまがいの宣伝をしていたようでそこでケチをつけてしまっています。
 ここまで力を入れて制作してステマまがいのことをしてでも売りたいというのは、フリューとしてはこのカリギュラに社運を託していたのかもしれません。
 そういう作品だけあって、少なくてもクソゲーではありませんでした。
 良作だったとも言えませんけど、個人的に100点満点で55点くらいで、普通レベルのゲームではあったな、という感想です。

 上でざっくり「仮想世界の中から脱出するゲーム」と書きました。
 現実世界で心に傷を負ってしまい疲れてしまった人間が、μ(ミュー)という人工知能の歌声を聴くことによってこの仮想世界メビウスに連れてこられるということです。
 もともとは現実の疲れを仮想世界でちょっと癒そうぜ、という感じで作られた世界らしいのだけど、μが暴走して連れてきた人間から自我を奪い居心地のいい仮想世界にそのまま閉じ込めてしまうという世界に改変。μはそれをよかれとしてやっているのでたちが悪い。
 居心地がいい世界という事で、どんな人間も仮想世界に来ると若さの絶頂期ともいえる高校生の姿になってしまうようです。
 ふとしたきっかけで自我を取り戻した主人公たち"帰宅部"は、辛くてもいいから現実世界に帰りたいと思うようになり、仮想世界からの脱出を目指してμの居場所を探し始める…。というお話。
 自我を取り戻していても都合のいい仮想世界に浸りたいという人間もいて、彼らはμを都合よく操って主人公たちと対立。戦いが始まります。

 戦闘に関して。
 イマジナリーチェインという仕様でちょっと先の未来が見えるので、主人公たちが選んだ行動が成功するのか失敗するのか、大体の結果が予想イメージとして表示されます。
 それによって敵の攻撃を先読みし、いったん敵の攻撃範囲内から出てやり過ごしてから総攻撃をかける、という流れで進んでいきます。
 パーティ編成によっては、敵を浮かせてから空中で追撃をかけまくったりといろいろと戦略を考えての立ち回りが重要になります。ダウンした敵への追撃も、当たる技と当たらない技もあるのでそういうのも考えないと。
 うまくハマれば一方的に敵をボコボコにし、派生技が発生しコンボが繋がり一気に倒す…という爽快なバトルになります。
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 が、下手をすればグダグダに戦闘が長引いて残念な結果に終わったりもします。
 斬新でいいアイデアだと思うのですが、うまく立ち回らないと格下相手でもグダグダになるので、いちいち敵の攻撃予測を確認して…となるので、一つ一つの戦闘が間延びしたものになる。ダメージなどでスキルが止められると連続行動で予定済みのスキルの分のSPもカットされて行動終了になる。
 主人公のHPが0になると仲間が生きていようが問答無用でゲームオーバーになるので、主人公ゲーともいえる。これはフリューが以前出したRPG「エクステトラ」も同じだった。
 戦闘からの逃走が失敗しまくる。特に格上。
 まとめると上手くいくと爽快、グダると非常につまらなくなるという両極端な戦闘モードでした。

 フィールド。
 シンボルエンカウントの作品。
 なのですが、基本的に狭い通路に敵がぎっしりいることが多くて敵を避けるのが手間。戦闘は上手くいくと爽快と書きましたが、一戦一戦が間延びするのでなるべくなら戦いたくない。だけど狭い通路には敵シンボルがぎっしりと歩いている。
 戦闘に入るとそのままその場所でのバトルになるので、狭い通路だと空間が狭くて窮屈に感じた。戦闘中はカメラがすさまじい勢いで暴走するし(苦笑)
 で、思い出したけど、これテイルズ オブ ゼスティリアもこうだったんですよね。ゼスティリアも狭いところに敵がぎっしりといて面倒だった。
 当然、すべての敵が絡んでくるわけではないのですが、絡んでくるのと素通りしていく敵の区別がよくわからない。
 他に、敵のシンボル以外でも仮想世界の浸食率?が高い生徒も敵対して絡んでくる。浸食率高い生徒も敵シンボルにしちゃえばいいのに。
 あとはフィールドはやたらと広いです。セーブポイントが多めに配置されてるのはいいんですけどね。
 最初のフィールドである学校は一般生徒とかも多く歩いているのですが、次のショッピングセンターに入ってからは敵シンボルが多くなる。
 後半のダンジョンはとにかく、敵、敵、敵の配置で、うざいくらいに敵シンボルが配置されていて正直うんざりした。
 高レベルの敵がところどころに配置されていて、近寄ると「高レベルの敵がいる」と警告が表示されるのは良かった。…というか、この高レベル敵ってボスキャラよりもはるかにつよいんですけど…。
 NMという扱いの敵もいて、大体これが宝箱と連動している。倒すと封印されている宝箱が開くというシステム。上で書いた高レベル敵がそのカギになっていることが多くて、開けられない宝箱が多かった。おそらく2周目プレイの要素なんだろうけど、宝箱がやたらとロックされていて途中から探索してても白けた。
 ※敵シンボルの数は昨日のアップデートで調整された模様。

 キャラクターごとのストーリー。
 メインストーリー以外にも仲が良くなったパーティメンバーとのストーリーもあり。
 これは選択肢で先に進んでいくもので、仲間たちの悩み解決がメイン。メインストーリー内では見られなかったキャラクターの内情や心の傷、それを割り切って成長するお話になっています。
 キャラの掘り下げですね。それはいいのだけど、親密度で発生するのであまり使わないキャラはまったく内情がわからないまま終了しました。
 クリアしたのは佐竹、柏葉さん、神楽の3人だけ。
 他のキャラは…鼓太郎がイジメられていた? とか美笛が肥満だったとかそれくらいしかわからなかった。
 仲間のキャラ以外にも、学園の生徒と仲良くなることでパーティに加えて戦ったりということもできるのですが。とてもそこまで手が回らなかったので、NPCはほぼ放置しました。
 NPCキャラが500人くらいいて、学級ごとになんか裏のストーリーみたいなのがあるっぽいのですが、そこまでやれない。そこまでやりこむほど楽しいわけでもなかったので。
 NPCとの会話イベントも「テストが難しい」とか「ちょっと相談なんだけど」とかそういう話をサクっとして終了する。そればっかりなんで、やる気になれなかった。

 音楽は良かった。
 でもフィールドのBGMが戦闘時にそのままスライドしてボーカルがつくので、フィールドにいるあいだほぼひっきりなしにその曲を聴くことになり飽きてくる。
 いい曲なんですけどね。
 戦闘曲もスイートP以外の曲は好きでした。

 他。
 やれることが少ない。
 メインストーリーでのフィールド探索、戦闘、ストーリーが進むことによるイベント、キャラ毎のサブイベント、学級ごとのストーリー…それくらい。
 ストーリーだけ進行してると次から次へと敵シンボルが満載のフィールドを攻略していくことになるので疲れてくる。
 もうちょっとなにか面白そうな要素とかイベントとか入れられなかったんだろうかと。



 総合して。
 戦闘システムはまあ良かった。
 ストーリー、BGMも良かったんだけど、探索と戦闘ばっかりしていてすぐに飽きてしまいました。
 個人的に主人公は佐竹(声・武内駿輔。個人的に竹Pと呼んでいる)にしたほうが良かったと思った。
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 主人公=プレイヤーよりも、佐竹の抱えた重大な傷についてのほうがグッとくるお話だったので。
 一周クリアしたけど、通常難易度ではラスボスも弱かった。そこらへんにいる強敵の方がつよいくらい。
 メーカーさんの挑戦は評価したいし、決してクソゲーでもないんですが、中盤に入ったくらいでもう飽きてしまっていてクリアまでモチベーション保つのが大変でした。
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 以下、メインヒロイン?なポジションのキャラクター、柏葉琴乃さん特集。


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 開幕おぱんつ!

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 敵の勘違いしているお嬢様キャラに浴びせかける罵声!

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 子持ちの23歳ですが私は好きですよ、琴乃さん。

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 たっくんは息子の名前。

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 キャラエピソードをクリアしたら運命の人になった(笑) 現実世界に戻ったららぶちゅっちゅするの?

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 EDの一コマ。子連れの女性が琴乃さんだと思われる。琴乃さんは容姿にコンプレックスなさそうなので、メビウスでも同じ姿っぽいので。
 真ん中のはおそらく就活中の竹P(佐竹)


 2018年PS4 カリギュラ オーバードーズ感想
jikaseimiso.hatenablog.com

428 封鎖された渋谷で(PSP版) 感想

 仕事の昼休憩の時間にじわじわプレイしていた428
 このゲームは実写型のサウンドノベルです。発売は2008年なので、もう8年前の作品なんですねぇ。
 実写型サウンドノベルで複数主人公のザッピングシステム(主人公切り替えでBADENDを回避しストーリーを進めていく)作品で、かつてセガサターンなどで発売された「街」の精神的な続編。
 舞台はタイトルどおり渋谷。
 100点満点で80点。
 ※実写物なので今回はスクリーンショットなど画像はなしです。

 いやぁ、面白かった。
 5人の主人公(実際にはもっといる)それぞれのストーリーが徐々に収束していくのがね、いいね。
 加納(いわゆる橘さん)と亜智が基本的な主人公で、それぞれ違った熱さをもっているキャラ。大沢は父親として夫としての様々な苦悩を抱えている主人公で、御法川は事件の当事者ではなく事件を外側から見ていくタイプの主人公と、区別もしっかりついている。
 前作「街」同様に、主人公以外の脇役にもそれぞれ人生がありその1日を生きているのも面白い。
 上で書いた通り、他の主人公の行為が影響してこっちの主人公がBADENDに陥る、ということがあるけど、選択肢のシーンに戻りやすいのでプレイしやすい。
 BADENDにも面白いものがあって失敗も楽しめた。農家ENDとかね。あとはBADENDの時にヒントが出るのもありがたかった。

 役者さんたちは静止画像でしたけど、いい演技をしていたと思います。てか、これ撮影時は実際に台詞と動きを入れて収録していたらしい。
 特になすびさんが面白い。
 大沢姉妹と鈴音役の子が美人だった。あとはタクシー運転手の君塚さんとか梶原さんとか好きですね。梶原と大沢のトイレのシーンは笑った。



 難点があるとすれば本編が短いって事でしょうかね。「街」は5日間の話でしたが、428は1日のお話です。
 主人公が多いとはいえ、短いかなって感じました。
 PSPという携帯機だから画質もちょっと微妙。PS3版は画質がとても良かったらしい。
 あとは日本と国や環境の違いがあるとしても、アルファルドの戦闘能力が異常でかなり浮いていたような感じがあった。いくらなんでもこいつスゴすぎじゃね?

 本編以外にも亜智の妹の入院話とかいろいろとあるのですが、カナン編(アニメのやつ)は正直、いらなかった気がする。タイプムーンのやつね。本編とはまったく別のオマケ作品と考えて見ましたけど、そういう風に区別しても微妙だった。




 あとこの記事はこのブログの428番目の記事です。だからってどうこういう訳じゃないんですけどね。

RPGツクールMVとか最近のゲームとか積みゲーとか

 約1年前。はてなダイアリーからはてなブログに移行したわけですが。
 おかげさまで1年間でアクセス数がかなり増えました。
 1日30アクセスくらいのが40くらいになり。テイルズ オブ ベルセリアを取り上げてからは70くらいにまでなりました。
 ん? アクセス数がしょぼいって? そりゃ私のブログなんてこんなもんですよ。ゲームの魅力をうまく伝えることができていないということですね。
 そんなブログですが、最近では記事の下の方にスター?(よくわかってない)たぶんツイッターとかの「いいね!」的なものだと思うのですが、スターをつけてくれる方もいるようで、それがアクセス数向上につながっているっぽいです。ありがたいことです。

 話は変わるのですが、RPGツクールMVを購入しました。
 RPGツクールの最新版ですね。これを使うとシロウトにもお手軽にゲームが作れるというソフトです。
 ニコニコ自作ゲームフェス(http://ch.nicovideo.jp/indies-game)というのをドワンゴがやるようで、それに挑戦してみようか。という感じ。
 まだ何を作るかも決めてないし、PCにインストールして終わってるんだけど、12月までになんか作ってみようと。
 初心者もいいところなので人様に公開していいものが出来上がるかどうか怪しい所なんですが、まずやってみようと。
 積みゲー崩す予定もクリアできないような人間なので、ソフト買ったもののかなり弱気になっていますが…。まあなにがしか作ってみます。

 最近のゲームに関して。
 いろいろあって、今年は新作ほとんど購入できません。
 Vitaのメアリスケルター買うとかタイタンフォール2買うとか書いてましたけど、発売日に購入する事はなくなりました。
 注目しているゲームとしてはXBOX ONEのForza Horizon3ですね。オーストラリアの大自然を走りたい! そう思わせるデモ映像を見て気になって仕方ない。Forzaシリーズの初心者アシスト機能はほんとに信頼している。レースは苦手なので。
 その一方で、ギアーズ4が日本語版発売しないということを(いまさら)知ってめちゃくちゃガックリ。日本マイクロソフトXboxの日本市場からの撤退時期を計算している段階なのかもしれない。ギアーズ4の勝手な予想。死んだはずのドムがラスボス。きっとそう。
 あと気になってるのはVitaのレコラブです。フォトカノの後継作みたいなので期待しています。発売日には買えないでしょうけど。

 積みゲー
 予想以上に今年は積みゲーが消化できていない。いっそブログ名を「積みゲー消化できない日記」にでもしようか。
 そんな冗談はともかく。
 購入していたFF14のPS4版の未開封ソフトを知り合いに譲った。
 テイルズ オブ ベルセリア関係のお話で、最初の積みゲーテイルズオブデスティニー2だと書いたのですが。
 TOD2と一緒に購入したFFXIWindows版)にハマったのがゲームを積む一番のきっかけだった。FFXIプレイしつつ、新作ゲームを購入するのだけど結局プレイせずにFFXIをやっていたという過去。
 それが今も響いている感じですねぇ。そういうわけでオンゲーのFF14はやっぱりやれないな、と。

 最近のアニメの視聴に関して。
 テイルズ オブ ゼスティリアのアニメは前回の感想の後、思いっきり見逃しました。7話以降は見ていません。
 ベルセリアのゲームが楽しかったのでタイムシフトとかも忘れてた。ベルセリアが楽しくてゼスティリア自体がどうでも良くなったので、アニメもそのまま視聴打ち切りました。
 ジョジョ4部アニメ。実写映画も発表されましたが、それはおいといて。
 2クールまで終了。ニコニコで視聴しているので、コメントが流れるのですが。
 2クールのOPテーマの空耳「チャーシュー」(※正しくはChase You)コメントと、ジョジョっぽくなくて嫌いなOPだ、というコメントでちょっと荒れ…荒れるとこまではいかないけど、毎回そんなコメントが付いています。
 私はこのチャーシューの曲は好き。OP映像も好き。違和感を感じるのはボーカルの歌い方ですね個人的に。プロのボーカルにどうこう言えるほどの歌唱力じゃないのですが、この方のボーカルは私は好みじゃなかったです。
 ちなみにこの曲のCDをみた時 「チーズ/バター」 と誤読してしまった。正しくは曲名「Chase」(チェイス) アーティスト名が「Batta」ということらしい。

アサシンクリード シンジケート(XBOX ONE版) その4(完)

 前回
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 第一次世界大戦編と、追加DLCの切り裂きジャック編をクリア。
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 これにてアサシンクリード シンジケート終了。
 100点満点で75点。

 第一次世界大戦はジェイコブの孫、リディアを操作します。
 ストーリーを進行すると、"かつて来たりし者"のイベントが発生して裏設定などをプレイヤーに語りかけてきます。
 このパートでは大戦が舞台なので敵の戦闘機を機銃で迎撃したりするミッションがあります。
 これは次回作でも似たような近代兵器を扱うシーンが出てくるかも。

 切り裂きジャック編。
 ジェイコブがジャックと戦闘の末に行方不明になり、インドからエヴィーが急遽帰還。
 アバーライン警部と共に…警部あんまり出てこないけど…切り裂きジャック事件を捜査し、ジェイコブの行方を捜索する。というストーリー。
 本編から年月が経っており、ジェイコブの弟子は娼婦になっておりました。本編で味方だったギャング団、ルークスが敵対勢力に。
 年月は残酷。
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 ジェイコブはなかなかのシブメンになっていたのですが。
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 エヴィーは…。
 切り裂きジャック編ではブルータルテイクダウンというのが追加。ただの暗殺ではなく、より残酷な倒し方をすることで他の敵に恐怖心を植え付け逃走させるというもの。

 あと、要所要所で切り裂きジャックを操作するシーンがあるのですが、とんでもなくタフで強い! こいつ歴代最強のアサシンかもしれん。コールオブデューティブラックオプス2なんかで敵ボスのメネンデスを操作するシーンがあったのですが、あれと同じような無双系ゲームに変貌します。
 少なくともおっさんおばはんになった双子では正面から戦っても勝ち目なしという描写。全盛期の双子だったらもっと戦えたかもしれないけど。
 ジャックもブルータルテイクダウン使えます。ナイフで滅多刺しにするという残酷な殺し方。

 追加コンテンツとは思えないくらいサブミッションも豊富でした。ファイトクラブとか敵の数が大盛りで大変でしたね。

 ラスボスのジャック戦。
 正直、これが一番このゲームで微妙だった。
 ジャックは強いので、ステルステイクダウンでしかダメージを与えられない。
 問題は第二形態…てかラスボス戦後半。精神病院の患者が雑魚敵として乱入してくるのですが、これがおそらく無限湧き。こいつらの対処をしつつ、ジャックにステルステイクダウンをしなきゃならないのがとても大変でした。無限湧きはなぁ…。
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 このDLCそのものが微妙だった。
 ジャックを操作する機会は少ない。つまりジャック固有の叫びが使える場面が少ない。
 主人公がエヴィー固定。ジェイコブ…。
 切り裂きジャックといえば、その正体に関して今でもはっきりと結論が出ていない謎の多い事件。だけどこのゲームに関してはジャックの正体に関して迫っていく…などという要素はほとんどなし。残念。もっと容疑者とかを登場させて推理パート等を増やしても良かった気がする。



 総合的にシンジケートは良かった。
 前作ユニティでは画面外からのマスケット狙撃で大ダメージを受けることが多かったのですが、シンジケートは銃で狙われた場合回避のQTE表示が出るので見えないところからやられる心配が減りました。
 ユニティが従来シリーズから変えすぎたんでしょうね。
 と、書いてみたものの。
 ぶっちゃけアサシンクリードシリーズがそろそろマンネリ化しつつある。建物に登れるぞ、ワースゲー! って言ってた頃が懐かしい。でもそこから基本コンセプトはずっと同じなので。
 シリーズものとしてはコンスタントに新作を送り出してきてはいるのですが、それゆえに毎回似たようなことをやっていて面白味が薄れてくるという。
 次回作はもう少し間隔あけてもいいかと。
 現代編ストーリーとか"かつて来たりし者"の暗躍とかもういらないので、いろんな時代・舞台のアサシンVSテンプル騎士をやってほしい。それがクロニクルシリーズなのかもしれないけど。あ、でもプライマル(原始時代)は簡便な!

アサシンクリード シンジケート(XBOX ONE版) その3

 前回
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 海老フライ VS 天ぷら騎士団! 女の戦い、ケッチャコ!!



 メインストーリーをクリアしました。
 このゲームは双子のアサシンの物語。
 アサシンの使命を重んじるエヴィーと、奔放に暴れまわるジェイコブは終盤に対立し別の道を歩む…と思われていましたが。
 最後には元鞘。
 前作ユニティは寂しいエンディングだっただけに、シンジケートの結末は見ていて楽しかった。
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 EDで走るゲームは名作。



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 火災からの脱出ミッションが難しかった。ジェイコブ2回焼死した。

 ラスボス戦。
 個人的には良かったですが、微妙に感じる人もいると思う。
 双子を交互に操作してラスボスに立ち向かうのですが、ラスボスはエデンの布の加護で不死身に近い肉体を持っていて双子の片方がピンチに → もう片方を操作して突っ込む を繰り返すので。
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 個人的にはこの演出好きでした。
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 最後は二人で戦ってフィニッシュ! 

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 他には怪談系のサブミッションとか、捜査系のサブミッションとかいろいろありました。
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 アサシンも催眠術には勝てなかったよ…。

 初回で難しいと書いた犯罪者の連行ミッションですが、捕まえた標的が逃げようとするのが問題なので、捕まえたら即気絶させて担いで連行することに。
 それでなんとか殺さずにクリアできるようになりました。
 


 現代編のストーリーは相変わらずつまらない。
 デズモンドが死んでから、もう現代編には一切期待していない。
 期待していないので、現代編のシーンがシリーズで一番短いのも良かった。



 次回
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アサシンクリード シンジケート(XBOX ONE版) その2

 前回
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 海老フライ VS 天ぷら騎士団! 女の戦い、開幕ッッ!!



 いやはや、アサシンシリーズ毎度のことながらメインミッションよりもサブミッション! ギャング団との戦いのほうを満喫してしまっていてなかなか進まない。
 高レベル以外のエリアは大体制圧。
 敵の中ではギャングよりも警察が苦手。警棒の振りが速い気がする。
 アサシンシリーズなので、ダーウィンなどの歴史上の人物も登場して、そういうキャラとのサブミッションもある。やることは大体暴力だけど。
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 ケンウェイ邸(4の主人公、エドワードんち)探索とかバネ足ジャックと戦ったり、ガトリングガンぶっ放したりいろいろ。
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 これまたシリーズ恒例で、収集物の数が膨大。ビール瓶やポスターや押し花やらたくさん。まあこのへんはやりたくない人はやらなくてもいいと思う。

 プレイしていて面倒だったのが、テムズ川の移動。
 川を船が移動していて、その船に飛び乗って対岸に渡っていく…。のだけど、動いてる船に乗るもんだからうかうかしていると目的地から離れた場所に進んでしまう。
 それが面倒なので、テムズはやたらと泳いで移動していました。



 やっぱりアサシンクリードは楽しいな。



 次回
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アサシンクリード シンジケート(XBOX ONE版) その1

 積みゲーとなっていたAssassin's Creed Syndicateをプレイ。
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 というわけで序盤の感想。

 1868年代のイギリス、ロンドン。産業革命時のヴィクトリア朝時代におけるアサシンとテンプル騎士団の戦い。
 双子のアサシン、ジェイコブ・フライとエヴィー・フライはテンプル騎士であるスターリックと激しく争うことになる。…海老フライ(笑)
 二人主人公制。戦闘能力重視のジェイコブとステルス能力重視のエヴィー。この双子をある程度切り替えて様々なミッションに挑む!
 エヴィーはアサシンの使命に対して割とマジメ。ジェイコブはアサシンの使命よりもギャング団ルークスの運用の方に興味津々な模様。
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 でもギャングの制圧時の演説ではエヴィーもノリノリなんですけどね。

 ゲームシステムは前作ユニティからまた変わって、ユニティと従来のシリーズの中間のような感じになっています。
 ユニティと同じように連続キルストリークなどは無いのだけど、戦闘に関しては前作よりも旧作に近いものになりました。ユニティの戦闘システム変更に慣れなかったプレイヤーにもおすすめ。
 ただし時代が近代なので目立つ武器の持ち歩きはできず、ブラスナックルや仕込み杖、ククリナイフなどの比較的小型の近接武器で戦うことになります。
 馬車での戦闘や列車上での戦闘もある。
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 過去作のアサシンの弟子が今作ではルークスという子分のギャング団になり、ロンドンのギャング・ブライターズを制圧するのも目的となっています。
 ルークス以外にも協力者はいて、彼らからの依頼をこなすことも重要。強制労働させられている児童の解放や、警察の悪党逮捕の手伝い、本来の目的であるテンプル騎士の排除などなど。
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 悪党逮捕は生きて捕える必要があるのですが、誘拐の仕様が面倒くさいので死体を届けることに。アバーライン刑事、メンゴ!
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 敵のギャング団の勢力をそいだ後はギャングウォーに勝利して完全制圧。

 過去作と同様に様々なアクティビティをこなしていきます。
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 シリーズ特有のパルクールアクションでは、今回はアンカーショットが追加。割と遠くまで飛ばせるワイヤーで建物の上を旧作以上に自由に動き回れます。
 アサシンクリードの楽しさはそのままで、グラフィックなどの進化がされていて好感触です。



 次回
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