第一次世界大戦編と、追加DLCの切り裂きジャック編をクリア。
これにてアサシンクリード シンジケート終了。
100点満点で75点。
第一次世界大戦はジェイコブの孫、リディアを操作します。
ストーリーを進行すると、"かつて来たりし者"のイベントが発生して裏設定などをプレイヤーに語りかけてきます。
このパートでは大戦が舞台なので敵の戦闘機を機銃で迎撃したりするミッションがあります。
これは次回作でも似たような近代兵器を扱うシーンが出てくるかも。
切り裂きジャック編。
ジェイコブがジャックと戦闘の末に行方不明になり、インドからエヴィーが急遽帰還。
アバーライン警部と共に…警部あんまり出てこないけど…切り裂きジャック事件を捜査し、ジェイコブの行方を捜索する。というストーリー。
本編から年月が経っており、ジェイコブの弟子は娼婦になっておりました。本編で味方だったギャング団、ルークスが敵対勢力に。
年月は残酷。
ジェイコブはなかなかのシブメンになっていたのですが。
エヴィーは…。
切り裂きジャック編ではブルータルテイクダウンというのが追加。ただの暗殺ではなく、より残酷な倒し方をすることで他の敵に恐怖心を植え付け逃走させるというもの。
あと、要所要所で切り裂きジャックを操作するシーンがあるのですが、とんでもなくタフで強い! こいつ歴代最強のアサシンかもしれん。コールオブデューティ・ブラックオプス2なんかで敵ボスのメネンデスを操作するシーンがあったのですが、あれと同じような無双系ゲームに変貌します。
少なくともおっさんおばはんになった双子では正面から戦っても勝ち目なしという描写。全盛期の双子だったらもっと戦えたかもしれないけど。
ジャックもブルータルテイクダウン使えます。ナイフで滅多刺しにするという残酷な殺し方。
追加コンテンツとは思えないくらいサブミッションも豊富でした。ファイトクラブとか敵の数が大盛りで大変でしたね。
ラスボスのジャック戦。
正直、これが一番このゲームで微妙だった。
ジャックは強いので、ステルステイクダウンでしかダメージを与えられない。
問題は第二形態…てかラスボス戦後半。精神病院の患者が雑魚敵として乱入してくるのですが、これがおそらく無限湧き。こいつらの対処をしつつ、ジャックにステルステイクダウンをしなきゃならないのがとても大変でした。無限湧きはなぁ…。
このDLCそのものが微妙だった。
ジャックを操作する機会は少ない。つまりジャック固有の叫びが使える場面が少ない。
主人公がエヴィー固定。ジェイコブ…。
切り裂きジャックといえば、その正体に関して今でもはっきりと結論が出ていない謎の多い事件。だけどこのゲームに関してはジャックの正体に関して迫っていく…などという要素はほとんどなし。残念。もっと容疑者とかを登場させて推理パート等を増やしても良かった気がする。
総合的にシンジケートは良かった。
前作ユニティでは画面外からのマスケット狙撃で大ダメージを受けることが多かったのですが、シンジケートは銃で狙われた場合回避のQTE表示が出るので見えないところからやられる心配が減りました。
ユニティが従来シリーズから変えすぎたんでしょうね。
と、書いてみたものの。
ぶっちゃけアサシンクリードシリーズがそろそろマンネリ化しつつある。建物に登れるぞ、ワースゲー! って言ってた頃が懐かしい。でもそこから基本コンセプトはずっと同じなので。
シリーズものとしてはコンスタントに新作を送り出してきてはいるのですが、それゆえに毎回似たようなことをやっていて面白味が薄れてくるという。
次回作はもう少し間隔あけてもいいかと。
現代編ストーリーとか"かつて来たりし者"の暗躍とかもういらないので、いろんな時代・舞台のアサシンVSテンプル騎士をやってほしい。それがクロニクルシリーズなのかもしれないけど。あ、でもプライマル(原始時代)は簡便な!