気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

マサラダタウン物語(Switch版) 感想


 Switchで配信されているマサラダタウン物語というゲームをクリアしましたので感想。
 DLSiteにもあったのでエロゲーの移植版かと思ったのですが、全年齢対象でした。
 最初にザックリと感想を書いてしまうと、短時間で気軽に遊ぶショートストーリーゲームで、操作感とかゲームシステムとかかなり粗があるんですけど楽しめる人には楽しめるゲーム…だと思う。正直、あまり人には勧められないかなという感じはあるんですけど。
 ※今後のパッチとかで変わる可能性もあります。



 どういうゲームかというと、ファンタジー世界の採掘冒険ゲームです。
 主人公のジュエルちゃんは採掘ギルドからマサラダタウンに派遣された見習い採掘士。
 人口過疎少子高齢化が進んでいるマサラダタウンは町おこしのために鉱山の採掘と、鉱石や化石などの展示をする博物館経営を計画する。
 ジュエルちゃんは博物館の展示品を採掘するべく、三つの鉱山に挑むのだった。
 という感じ。
 要は町の人と交流しつつ採掘して博物館に寄贈。ルーンファクトリーの農業を採掘に変えた感じ。
 キャライラストから察せると思うけど、内容もゲームボリュームも「ゆるい」感じです。

 コンプリートクリアまでたぶん6時間くらいかな。
 主人公ジュエルちゃんがやる事は、ハンマーを手に採掘and戦闘、街の人との交流・バイト・買い物、博物館への納品・採掘物の売却。 

 採掘と戦闘について。
 鉱山ではMAP上に落ちている鉱石などをハンマーで砕いて採掘する。鉱石の色や形でなにが掘れるのかは決まっている。鉱石を砕くとその下から次の階への階段が出てくることがある。
 MAP構成は数種類のMAPから選ばれて、鉱石が配置される。MAPによって階段が隠されている場所は固定っぽいので、次の階に素早く進みたい場合はそこを狙っていくといい。
 このゲーム、もっとも長いダンジョンで地下45階まであるので、完全攻略するならさくさく進む必要もあるんで。45階鉱山は攻略時にはほぼ真夜中になります。徹夜はほぼ過労状態になるのできつい。
 深い階でないと取れない鉱石・化石もあるのでサクサク進むことは本当に大事。
 採掘をしていくことで採掘レベルがあがっていき、HPとSPが上昇していく。
 ちなみにハンマーを敵や鉱石に当てるとSPという要はスタミナが減っていく。これが0になるとハンマーを振ることができなくなる。
 ハンマーですが、初期の未強化ハンマーは命中率が80%なんですが、80%の割に異様に空振りする。ほんとに80%かうたがわしい。四連続空振りとかマジでザラにあるんです。ハンマー最終強化で95%になるんですが、それでも連続で空振りするからほんとおかしい。敵相手に空振りするのはまだわかるんですが、動かない物体相手に空振りするのは解せない。
 モンスターですが、遠隔攻撃を仕掛けてきたり動きが素早い個体がいたり、ということは全く無く。どの敵もゆっくりこちらに向かってくるだけ。ダメージ判定は接触したとき。なので普通に考えて対処は楽なんですが、↑で書いた通り異様に空振りするので…そこが厄介。いちいち倒しているとスタミナ減っていくしね。でも倒さないと戦闘経験値上がらない。

 画面の右側には常にジュエルちゃんの立ち絵が表示されています。そこに敵とかがいても見えないので画面は狭いですね。

 でもダメージとか受けるとジュエルちゃんの立ち絵の服が乱れちゃったりするので…まあそれはそれでいいんじゃないですかね。

 博物館への納品や売却について。
 新しく入手した鉱石や化石、宝石は必ず最初の一つを博物館に寄贈することになる。寄贈した種類数によってイベントが発生して、博物館と町おこしのメインストーリーが進んでいく。
 街への貢献度によりジュエルちゃんの給与査定が行われ、最大評価で定期的に1500Gもらえるようになる。…正直1500Gでも薄給。ホットドッグが200Gする世界なので。
 寄贈済みの鉱石などは博物館に売却することができるんだけど…これの仕様がよろしくない。
 売却は「鉱石」「宝石」「化石」「建材」といった種類ごとに行われ一日どれか一種類しか買い取ってくれないうえ、強制的にその種類のアイテムを全部まるごと売却してしまう。
 鉄鉱石を10個とアメジストを2個売りたい、などということはできない。鉱石を売るなら鉄鉱石銅鉱石銀鉱石…全部自動で売ってしまう。
 鉱石の使い道が売却だけなら別にそれでもいいのだけど、実は採掘物は他の目的でも使うことがあるので売ってしまうとまた取りに行く羽目になる。↑で紹介した45階ダンジョンの後半でしか出ないアイテムを売ってしまうととてもめんどいことになってしまう。
 一応攻略メモだけど、「バスの開通三か所」「ハンマーの強化」「空き家のバー改装」で採掘アイテムを使うので、それらが終わるまでは迂闊に売らないほうがいい。特にハンマーの強化の銀鉱石からは45階の地下20階以降の素材なので売らないように注意。
 セーブデータは一つだけで、毎日の始まりにオートセーブされてしまうのでアイテムの売却はほんとに注意。取り返しはつくけど面倒くさいから。

 街の人との交流。
 名前ありの住民にはサイドストーリーがあって、挨拶とかして友好度あげたりメインストーリー進行したりで彼らとのちょっとしたストーリーが進行していく。
 サイドストーリーが完結するとフレンドリストに完マークがつくのでわかりやすい。あと自宅のテーブルに遺影みたいなのが表示されるので、それの前でAボタンを押すとイベントスチルの鑑賞ができる。


 完まで進んだキャラはクリア後にマサラダタウンを去るジュエルちゃんを見送りに来てくれる。
 サイドストーリーの内容は…基本的にみんな善人。なんだけど、博物館に関しての反対派の厄介キャラみたいなのとかもいる。まあ後に和解するんですけどね。それ以外にも…やべーのがいる。やべー…。
 買い物もできる。攻略メモだけど厄介おばさんが売っている野菜ジュースは深い階層まで潜っていくためには序盤必須アイテム。野菜ジュースたくさん飲もうぜ。あと病院でも回復アイテムは買える。
 アクセサリ…たくさん種類があるんだけど…装備できるの一個だけなんよな。これはお好みのを選べばいいんじゃないかと。

 ダンジョン初回クリアでもらえるアクセサリもある。
 バイトは体力と時間を消費するけど小銭をもらうことができる。給料待てない場合はバイトすべし。最初はカフェのみ、その後病院や工務店、バーが追加。バイト中はジュエルちゃんの衣装代わります。

 バーでなぜハイレグ?ここまでするならバニーにするべき!

 書き忘れていたけど、このゲームはHPやSPの他に疲労度というものがあり、疲労してしまうとステータスに大きなペナルティが発生する。病院で点滴(有料)してもらったりカフェでちゃんとした食事をすると回復する。

 眠るだけではちゃんと回復しないので注意が必要。

 バグあり。
 ストーリー進行で自宅を得ることができるのですが。

 自宅のこの位置にジュエルちゃんが入るとすべての操作が効かなくなり、実質的にフリーズすることがあります。注意。