XBOX ONEのイース オリジンをクリア。前にセールになってた時に600円ちょいくらいで購入した。
オリジンの前作(発売日順で)にあたるイース フェルガナのリメイクが今月Switchで発売になるので、その前にやっておきたくなった。
PC版でやったのがかなり昔の話なので、ストーリーとか細かいところは忘れてた。
今回はストーリーモードのみの感想。スピードランやボスラッシュはやりません。
イースオリジンは2DタイプのアクションRPG 成長要素、探索要素もあるのでメトロイドヴァニア系といってもいいかもしれない。
ファルコムのイースシリーズのストーリーでは最古のゲーム。主人公はアドルではない。魔法王国イースを舞台に「有翼人」「エメラス」Ⅰ・Ⅱのイースの本などが関わるストーリー。
特性の異なる三人の主人公がおり、それぞれでストーリーが少しずつ違っている。最後に操作できるようになるキャラのルートが一応続編(イースⅠ・Ⅱ)につながるようになっている。
基本的には、魔物が蔓延るダームの塔に入り込んで何かをやろうとしている二人の女神・フィーナとレアの救出に向かう…という感じ。もっと細かくいろいろあるんですけどね。
アクションは難易度NORMALが普通に難易度NORMALでバランスはいい感じ。…前作フェルガナが難易度詐欺みたいなところがあったんでここはいい部分。
アクションが苦手な人でもRPG要素のレベル上げや、SPでの能力強化・防具強化もあり、NORMALならなんとでもなる。
一周ごとのストーリーやステージは短めでひたすらダームの塔を攻略していくだけ。クリア後にはタイムアタックやボスラッシュとかもある。
敵キャラもイースⅠ・Ⅱに繋がるようなヤツらが出てきます。
特性が異なる三人の主人公。
ユーゴは魔術師であり、遠隔攻撃で戦う。そのため、シューティングゲーっぽくなる。ストーリーでは家族との確執などが描かれます。闇堕ち回避。
ユニカはパワータイプの騎士で斧や大剣で接近戦をする。ジャンプ下突きとか一番アドルに近いスタイル。二人の女神の妹みたいな存在で、その交流とか偉大な父親の話とかが語られます。
三人目の主人公はスピードタイプの戦士。彼をクリアすることでユーゴのストーリーもスッキリ終わる感じ。
特性が異なるといっても風・地・炎タイプの特殊能力は全員習得することになる。属性技もそれぞれ性能差はあるんですけどね。
風属性は攻撃以外に移動やジャンプに補正がかかったり、地属性は壁の破壊や固いものに強かったり、炎属性は燭台に火を灯したりと共通の追加要素はある。
ダッシュや二段ジャンプは段階的に覚えていくし、得られる装備品には滑り止め効果とか状態異常防御とかいろいろと環境に適応した追加効果がついていたりもする。
滑る床や水中、ダメージ床、流砂などいろいろな環境での探索・戦闘もある。
解放済みのセーブポイントにはワープすることが可能。
敵もいろんな種類がいて、盾でガードしてくるものもいれば毒などの状態異常攻撃をしてくるものもいる。
納得いかないのは敵をスタン(ジャンプ下突き)させても、空中に浮いている敵は浮いたままで落ちてこないこと。そこは落ちて来てよ。
ボス戦は基本的にルーチンを見切って攻撃を回避し、その隙をついてダメージが通る部分に攻撃を繰り返していくという感じ。覚えゲーに近い。
初見だとどこにダメージが通るのかわかりにくいボスもいるかもしれない。ボスの体に乗っかって攻撃したりね。
アクションRPGとしては出来もいいし、↑で書いた通り難易度調整も良い。ファルコムなんでBGMも良い感じ。ドット絵もね。
XBOX版なのですが、めずらしくBボタンが決定でAボタンがキャンセルなので時々戸惑った。
難点はなぜか実績が解除されないこと。バグなのかわからないんですけど、最初のボス撃破の実績が解除されて以降ほとんど実績が解除されなかった。三人目の主人公をクリア後に唐突に「三人の主人公でNORMALをクリア」の実績が解除された。ユニカ編とユーゴ編をクリアしたときはクリア実績解除されなかったんですけどね。どういう設定になっているのか。
まあ、実績やトロフィーにはこだわらないんでどうでもいいんですけどね。
ちなみに実績をコンプするには(バグらないとしても)結構な稼ぎプレイを強いられます。レベルMAXとかかなり大変そうな気がする。
フェルガナSwitch版が楽しみです。
オリジンはSwitchでも出てるはずなので興味があったら是非。