ライザのアトリエ2の感想まとめ。
期待していた通りの前作の進化系であり、個人的には前作よりも楽しめた。
難易度ノーマルでストーリークリアまでで100点満点で70点くらい。
一応、クリア後の追加ボスも撃破。
昨今のアトリエシリーズが基本的に同一世界の三連作であることと、前作の売れ行きとかを考えると当然のように三作目が計画されていると思われるので、次回作にはさらに期待したい。
ライザが主人公だとして次回作はどうなるんだろう。ロロナみたいにライザようじょ化で錬金スキルをリセットするんだろうか? でも一番の特徴であるフトモモを手放すとは考えられないので、頭でも打って記憶喪失展開かな?
正直、今作の錬金スキルリセットもかなり苦しい設定だったんで…。環境や素材が変わったら錬金がヘタになったとか、ええっ?って感じだった。
次回作では特に新キャラとか増やさなくてもいいんで、ここに写ってるメンバー全員プレイアブルで使わせてくれ。ボオスもだ!
錬金に関して。
個人的に前作の発展系で良い感じ。前作をプレイ済みの人はサクサクと入っていけると思う。
前作同様にリビルドができるし、コルちゃんや量販に頼らなくても自力でアイテム複製もできる。ジェムが必要だけど。
さらにエッセンスの追加とかでいろいろな深みが出てくる。
後半になると調合品の品質はおのずと999になっていくというのはさすがに大味すぎるけどね。
武器防具なんかは性能があがるインゴット系・クロース系の素材をガンガン投入することで性能がガンガンあがっていくという。これを考慮して、初期装備から上のレシピにランクアップさせてインゴット・クロースをガンガン投入していくと最終形態の装備のステータスがとんでもないことになる。
インゴットやクロース系を複製するためにジェム稼ぎばっかりやってた印象がある。
戦闘について。
前に時間をあけてのプレイで戦闘システムを忘れてしまい難易度をイージーに下げたという話をしたのですが。
↑のとおり、武器防具の強化がアレで、しかも割と序盤の方から攻速強化や防速強化、全能力強化を武器防具装飾品にレベルマックスでつけたのでイージーとか話にならなかった。
ノーマルに戻したのですが、それでも苦戦するのはボス戦くらいでした。
攻撃アイテムもそれなりに作ったのですが、能力強化が行き過ぎて攻撃アイテムに頼ることはあまりなかったですね。回復アイテムはたびたび使ったけど。
コアドライブ(特定のアイテムの必殺技的なもの)もほとんど使いませんでした。
戦闘は適正レベルだとそれなりに時間がかかるので…というか、戦闘開始から行動可能まで数秒かかるし、雑魚戦はノーマルでサラっとやるくらいで良かったですね。
セリが好きなのでセリを操作することが多かったのですが、サクサク動くパティちゃんが一番使い勝手が良かったですね。男キャラに関しては語れることが無いです(ほぼ未使用)
セリは器用さが低くて装備できるアイテムがね…。
探索について。
普通のフィールド探索も高低や水中などもあってフィールドはなかなか広い。そこはいいんだけど。
遺跡の調査に関しては特定の条件を満たすことで、レーダーで重要ポイントが探知できるという仕様。それによって、遺跡内を再びしらみつぶしに歩いていくことになるのが結構億劫だった。敵が向かってくるしね。
幸い、淫獣霊獣にまたがっていれば敵シンボルは近寄ってこないので…。
フィールドにある燭台に光を灯さないと行けないエリアなんかもある。
採取。
前作と同じく、通常の採取、杖による打撃による採取、各種道具による採取で分かれている。
通常採取と杖採取はスキルツリーで拡張可能。道具による採取はよりよい採取道具を調合することで素材の品質や採れる種類が増えていく仕様。
ハンマーが無くなり鉱石などの採取は斧になった。
スキルツリー。
前回書いたのですが、解放順によってはイベントで必要なアイテムのレシピを覚えていない、という事態が起こりうる。
時間制限はないので気にしない人はそれでいいんですが、切羽詰まったイベントで足止め食らうのは個人的につらいものがありました。
最終的にスキルポイントは余りまくるんですけどね。
依頼と街の住人の人気。
特定の依頼をこなしていくことで街の住人からの人気が上がっていく。
中盤になるころには街全体どころか、貴族や商人なんかの人気もMAXに。そっから先は依頼はほぼやりませんでした。
基本的には~を退治してきて、とかアイテム持ってきてとか。
なぜか受注するのにお金が必要。受注費用必要かなあ? 達成できなかった場合の違約金で良かったような気がする。
商業施設の拡張。
ロミィさんに素材とかを渡すことによって、街のショップの売り物が充実していくというシステム。
…ほとんどやりませんでした。素材渡すよりジェムに変換していたので。
そういうわけで、お金もほぼ使いませんでした。
前作でもあったプニ育成、ラムロースト、種植え。
プニは餌をやることで素材収集に行ってくれる。中盤までやってましたが、そこから放置。品質の低い餌ばかりやっていたせいか、あんまりいいもの拾ってこなかった。
ラムローストはいろいろな条件で戦える模擬戦闘の装置。あまりやりませんでした。やり込み系が好きな方向け。
種植えは一切やりませんでした。だってライザは農業好きじゃないわけだし。
それよりもジェム稼ぎしなきゃ。
私はやりませんでしたけど、いろいろな発見があるかもしれないので、興味がある方はぜひやってみたらいかがでしょうか。
ストーリー。
メインストーリーは前作同様に短い。基本的に遺跡を探索して過去の出来事を紐解いていくという事の繰り返し。
ネタバレになるのであまり書けないけど、最終的にはある重要キャラクターとの別れになる。ただし、今までのアトリエシリーズならそうならないために錬金術で打開方法を見つけて解決、という展開が多かったので結局お別れまでいってしまったのは残念に感じた。ライザももっと常識を覆しても良かったんやで。
そのキャラクターを好きになれるかどうかで評価は分かれると思う。
最終的にはライザはクーケン島に帰るのでみんなともお別れになるんですけどね。出会いと別れのゲーム。
むしろメインストーリーよりも、仲間キャラや街のキャラクターとのサブイベントが今までのアトリエ同様に豊富で、そっちが本編みたいに感じた。
タオは特に優遇されていたように感じた。彼女もできたしな!
前作ではメインストーリーでライザたちの成長を描いていたけど、今作ではそういった要素はサブイベントで描かれていた感じです。
セリがやっぱりこのゲームで一番好きかな。
高難易度とかやり込み要素とか、さらなる装備アイテムの追求とか、いろいろあるんですが、ライザ2はここまでにしておきます。
次回作も当然あると思うので、期待しています。多分、買いますので。