真かまいたちの夜 11人目の訪問者 のVita版をクリアしました。
えーっとですね。
初代かまいたちの夜は大好きです。大ファンで、いまだに時々プレイしたくなります。
ぶっちゃけ名作です、俺の中では。
かまいたちの夜2は、プレイしていてけっこうがっかりした覚えがあります。やたらグロに走りすぎてて。
2でがっかりしたため、3は未プレイ。
で、今回は積んでいた真・かまいたちの夜をプレイしてみたわけですが。
2以上にがっかりした。
100点満点で35点…。
どうしてこうなった。
登場人物が一新されたことは、まあ良かったのではないかと。
前のシリーズからキャラ引き続きでストーリー繋げていくのにも無理があっただろうし、良い判断かと。
ただし一新って言っても、このキャラは前シリーズの登場人物でいうところのだれだれの役割のキャラなんだな、っていうのはわかりやすくなっています。
キャラクター音声に関しては、フルボイスではなく中途半端に差し込まれているので正直いらなかったなあ。演技が悪いってわけじゃなくてね。
サブの妖怪編はあのクソ寒い内容でボイスが異様に多いので余計寒くなった。ツッコミ役を担当した声優さんは大変だったんじゃないかと…。
いや、ほんとにどうしてこうなったの!?
なんというか、「寒い」「滑ってる」感たっぷりのストーリーやコメディシーンが多すぎて…。
舞台が冬だから寒くしてるのか? ってくらい。
ミステリー以外のシナリオは大体寒い。
メインのミステリー編。…真相を知るあるキャラクターが気絶しなければそれで済んだ話だったというオチ。ええーっ!?
もう一遍のミステリー編、鎌鼬の夜編は…殺人装置の仕掛けの確実性に問題ありすぎ。俺が犯人ならあんな仕掛け絶対使わんぞ。しかもこれ解決編がDLCです。無料なんですが、だったらなんでDLCにしたの?
トドメにピンクのしおりのシナリオが有料DLCという…。もちろん買いませんでした。オプ…追加シナリオを購入する権利を与えよう。
ネットワークのみんなでかまいたちは面白そうな雰囲気はあるんだけど、決着つくまで数日かかる仕様とか無理。
もはやどこに向かってるのかわからない、かまいたちの夜シリーズ。ここまでシリーズがスットコドッコイになっていくタイトルもそうそうないんじゃないでしょうか…。がっくりです。
ぶっちゃけ、かまいたちの夜の同人作品…くらいにとらえてプレイするなら、まあこんな感じかな?と納得はできると思う。ひどいけど。
でもフルプライスで購入しちゃった人はどう思うんでしょうね。個人的には\1,200円くらいならなんとか…という感じでした。