気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

ポケットモンスター バイオレット 感想3

 前回感想
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 ポケットモンスター バイオレット、レジェンドルートとスターダスト★ストリートの感想。
 チャンピオンロードはチャンピオンを目指す過程でのジムリーダーたちや四天王との出会い、ネモとの友情?のストーリー。まあ、ストーリーというには少し薄い内容(ネモはある意味濃かったが)だった。
 他の二つのルートはなかなか感動するストーリーになっております。

 レジェンドルートはメイン登場人物のペパーとの交流と、ミライドンの素性につながるフトゥー博士(ペパーの父)のいる立ち入り禁止のエリアゼロへつながるストーリー。
 このルートではペパーと一緒にヌシポケモンを探し出し、彼らが隠しているスパイスを見つけ出すことになります。

 そのスパイスで作られた料理はポケモンを元気にし、5種類すべてのスパイスを食せばどんな病もあっというまに癒えるという伝説。
 ペパーは重傷を負ってから回復することができなくなった相棒のポケモン、マフィティフのためにスパイス集めを依頼してくるのです。

 マフィティフのために必死になるペパーの姿は、プレイヤーの心を打つこと間違いなし。
 少しネタバレになるのですが、スパイス集めを進めるごとに徐々に回復していくマフィティフと喜ぶペパーの姿は見ていて本当に心が温かくなる。これはポケモンの対象年齢が幅広く、幼い子供のプレイヤーにも伝わりやすいストーリーで好感度が高い。

 ポケモンとトレーナーの絆を再確認できる良いストーリー。

 ちなみにミライドンもスパイス入りサンドイッチでアギャアス強化されます。ライド技という、移動にかかわる能力がアップしていきます。滑空したり加速したり水の上を走ったりね。
 私はすでにチャンピオンロードをクリア後だったので、特に苦戦することなく終了。攻略順も想定していたものとは違う順番になりました。オージャの湖だけ少し後になりました(ライドスキル・なみのりが必要になるので) はじめは雪山の上から滑空して行けないか何度も試したりしたんですけどね。

 …いいストーリーなんですが…そこに水を差すようなことを書くけど…。あくまで個人的な感想なんですけどね、あの…その…マフィティフってポケモン、可愛くないんで…あくタイプだし…いい話ではあるんだけど、そこだけちょっと引っかかってるんだよなぁ…。

 スターダスト★ストリートは、グレープアカデミーの不良集団(と思われている)スター団との抗争。
 謎の人物・カシオペアからの依頼で主人公はスター団の幹部が支配しているアジトを攻略することになる。校ちょ…謎の男・ネルケが協力者として絡んできたりもする。
 このルートも想定されていた順番とは別に攻略していった(フェアリー→かくとう→どく→あく→ほのお)ので、いきなりストーリーの核の部分が判明した。
 ネタバレになるけど、学校内の「いじめ」問題とそれをもみ消した学校の対応が端を発したストーリーになっている。

 ポケモンは学生のプレイヤーも多いと思うけど、このゲームで考えてほしい。いじめは悪いことなんだってね。大人もね、都合の悪いことを隠そうとするのはどうなのか、ちゃんとしないといけない。

 スター団の幹部と彼らを裏で統率していたマジボスの友情のストーリーでもある。
 友達は大切に、いじめはするな。そういうことなんやで。
 スター団の拠点攻略戦はポケモンを連れ歩きからのレッツゴーという自動戦闘機能で雑魚を攻略、その後幹部と戦闘になる。幹部は専用の大型車型のポケモンに乗って向かってくるので、普通のポケモンバトルとはちょっと違った感覚のバトルになる。

 いろいろあった末に、コンピュータに強いボタンというキャラクターと仲良くなることになります。

 メインストーリー3ルート攻略後、ネモ、ペパー、ボタンの三人とエリアゼロの攻略に向かうことになるのですが、そのあたりはまた次回に。
 この三人は序盤から主人公と関わってくるのですが、ネモとペパーの二人は初期とは大きく違う印象を受けることになる。
 ネモは出会った当初、ほんの十数分くらいは頼りになる生徒会長でポケモン強い人っていう感じ。グレープアカデミーに着いたあたりから徐々に危険人物の片鱗が見えてくる。
 プレイを続けていくうちに主人公へのストーカーチックな戦闘狂という印象に固まっていくと思う。「戦ろう」という台詞があるのだけど、戦のふりがなは「や」である。やろう、戦ろう、なのだ。完全にバトル漫画のノリである。主人公を「実っていく」と評するのもそう。主人公がポケモンマスターとして成長していくのをそう表現していくのだ。十分実ったところで美味しくいただいてしまおう、とそういうわけだ。

 どんなに断っても強引に主人公のライバルになるのもストーカーチックで怖い。
 良い先輩から怖い人への転身を遂げるのがネモである。
 逆にペパーは登場当初はミライドンへキツくあたる、少し嫌な青年という印象が強い。が、レジェンドルートを進めるたびに↑で書いた通り、相棒を大切にする熱い心の男であることがわかってくる。
 ネモちゃんスタイルとかもいいんだけど、やっぱペパーなんだよなあ。
 ちなみにボタンは基本的に友人をとても大事にするキャラです。



 次回、エリアゼロ。

 ゼロの領域でお前を待っている。

 次回
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