Death end re;Quest(デス エンド リクエスト)クリア。
とろこんしました。とろろこんぶー。
実は前回のあと、いろいろあって有給を取り一気にクリアまでしていたので、5/24のバージョンアップ適用前の感想になります。
バージョンアップでかなり難易度が緩和されたようで。
私は途中からDLCの武器、課金武器ですね。チートみたいな性能のヤツを使っていたので普通にクリアしましたけど、普通にやってたら戦闘は一戦一戦が長めになるんじゃないかと。はっきり言ってバランス悪く感じました。
さらには追加エンディングも実装されて…。ちょっとこういうのは不誠実に感じますね。エンディングは最後、リアルでヒロインの一人と再会して…そこでそのまま終わってしまうというもので、肝心の部分は割愛されるので不満だったわけで、そこを追加するというのは嬉しい所ではあるのですけどね。最初から入れるべき。
その辺、いろいろと不満とかもあり。さらにはグロ、残酷な描写に対する好みの問題もありで、100点満点で50点です。
戦闘に関しては前回も書いたのですが、弱点と耐性で差が激しすぎ。
6人のパーティキャラクターそれぞれで使用できる属性のスキル、さらには物理攻撃、魔法攻撃で得意分野があるので、敵の弱点に合わせてパーティ編成を切り替えていけ、ということ。
ただし後衛キャラとの交代に1ターン使ってしまうので、毎回それがあると戦闘が間延びする。
通常攻撃は中盤以降は非常に弱く、スキルありきの戦いになる。SPの管理も大事。スキルありきの仕様の為か、エノレフの江ーテルという味方全員SP999回復のアイテムが頻繁に敵からドロップする。
このゲームの大きな特徴だと思っていたノックバグ・ノックブロウ(敵を吹き飛ばし追加ダメージ)も中盤以降は敵のHP増大に伴いほぼ死に要素に。ノックバグでフィールドバグを消すという要素もあるのですが、むしろフィールドバグ踏んでSP回復したりグリッジスタイルに変身した方がやりやすい。ノックバグとはなんだったのか。
特殊ダンジョンのペインエリアに関して。
ここの敵の攻撃回避率が異常。ここ課金武器なしで行ったら戦闘にほんとに時間かかったと思う。よけすぎ問題。敵の強さそのものは多分ラスダンと同じくらい? だがよけすぎだ。
ペインエリア5層最後の敵だけちょっと倒すのに一工夫必要。というか、各層のラスボスも一工夫有の敵にした方が面白かった気がする。
ストーリー。
全体的に良かった…とは思う。ソードアートオンライン+妄想科学シリーズ+Ever17みたいな感じではあったけど。
現実世界にワールズオデッセイのモンスターが出現して、人を食い殺し始めたり。
ログアウトに成功したヒロインたちと現実世界で再会したり。
ストーリーの大部分にコンピュータやIT関連の内容が含まれるので、そっち系の知識に疎い人には理解しにくいストーリーになっているかもしれません。少しでも知識があれば多分大丈夫だとは思う。
上で書いた通りグロ描写や敵側組織の残酷さが個人的に合わなかった。ひぐらしの詩音並みのことを正気でやってくる敵組織。詩音は狂ってたから(精一杯の弁護)
現実世界とゲーム世界を切り替えて進んでいくわけなのですが、現実世界で水梨が大ピンチになったり何時間も行方不明になったりしても、ゲーム世界側のキャラクターは特に突っ込んだりしないのが気になった。
主人公が頻繁に出歩くのに敵組織や警察に隠れ家がバレないのに違和感が大きい。チートな社長が細工しているのかもしれないけど。
主人公の身近な人物が黒幕、とかいう驚く展開はなく基本的に仲間は仲間、敵は敵。敵の内情はトンデモ設定だけど。
これも上で書いたけどエンディングは非常にあっさり。えっ、これだけ? …あ、これだけなんだ…。ってかんじ。
個別エンディングですが…常盤さんのエンディングないね…。彼女は結局報われないのか。
ちなみにグッドエンドに到達する条件は、旅商人のクエストをたくさんクリアすること。アイテム納品クエストがほとんどなのですが、納品するアイテムを旅商人本人が販売しているという笑える仕様。最終章だと全納品アイテム購入できます(苦笑)
納品アイテムは各ダンジョンの採取ポイントで取れることがあるのですが、採取ポイント自体があまり見かけない上に「虫の抜け殻」とか関係ないアイテムが出てくることがほとんど。もっとドロップ率上げるべきだったと思う。
コンパイルハートのことは応援していますが、続編や関連作品出るとしても残酷描写は控えめにしてほしい所。
暴走したパーティメンバーとなぐり合う展開もあるのですが、負けると当然のように凄惨なバッドエンドです。
凛さんじゅうにさい。合法です。
ここから先は私の根拠のない妄想。
このゲームの制作過程はまったく知らないけど、シナリオライターはコープスパーティ関連でMAGES.と付き合いのある人物。
MAGES(5pb.)といえば妄想科学アドベンチャーシリーズが有名。シュタインズゲートやカオスヘッドなどの。
デスエンドリクエストもそういう妄想科学チックな内容が多いので、このシナリオライターは妄想科学シリーズの新作のシナリオコンペかなんかでこれの骨子的なものを提示したのかもしれない。それが不採用になったので、コンパイルハートに持ち込んで…RPGとしてやってみた。
そういう妄想をしてみた。