DOOM3のBFG Editionをクリアしました。
本編、RoE、ロストミッション全て難易度マリーン(他のゲームのノーマル)
同梱されているDOOM1・2はやってません。さすがにやるだけの時間が…。
100点満点で70点。
DOOM初代や2はバカスカ怪物を撃ちまくって殺しまくるアメリカ人好みのゲームだったらしいけど、この3はバイオハザード4や5みたいなサバイバルアクションみたいな感じになっています。
バイオと違うのはFPSだってこととムービー、カットシーンが極めて短いことかな。あとストーリーはほぼ無いってこと。
事件の首謀者みたいなのがいて、そいつを追いかけて倒すわけだけど、それだけ。
一応本編あらすじ。火星基地で科学者が行方不明になってる事件の調査を頼まれてみたら、ワォ!化け物が召喚されて基地大パニック! 火星基地に来たばっかりの海兵(主人公)がそいつらを全部ぶち殺して、地獄にまで行ってボスも倒しちゃうぜ!エキサイティン!
ロストミッションあらすじ。本編主役の海兵が大暴れしている間、別の場所で別の海兵や博士が生き残りをかけて戦っていた。…短い。本編の主人公は最後まで戦い抜いたけど、こっちの海兵は博士と一緒に脱出。おい。
RoEあらすじ。凄惨な本編から数年後。やめときゃいいのにまた火星で研究を始めた人類にまた地獄の化け物が襲い掛かる! 謎の心臓?を駆使して化け物を倒すんだ、海兵!
こんな感じ。
このゲーム、むっちゃ怖いですわー。
基本的に薄暗く狭い場面が多いし、敵クリーチャーは待ち伏せ・不意打ち・挟み撃ちが基本。
ずるずるぬちゃぬちゃ、変な奇声が聞こえ機械音にすら恐怖する。
アイテム取った時の効果音すら怖い。特にセキュリティアーマー。アーマー一番最初にとったとき、ほんとに効果音でびびった。
真っ暗な場所で頼りになるフラッシュライトにはバッテリーが設定されていてすぐ切れるのも怖い。バッテリーは放っておくと回復する。画面が赤く光ったりポケモンフラッシュ的にチカチカする効果もあり。
人間のバラバラ破片や死体、大量の血痕がそこらじゅうあったり、ぬるぬるの太い触手みたいなのが至る所に生えてたり…。
敵の首謀者の奇声や、突然聞こえてくる女の声「助けて」とかもビビる。
そういう状況で敵が不意打ちしてくるもんだから怖さ3割増し。
狭いところでいかにして不意打ちしてくるクリーチャーと戦うかがこのゲームの面白いところだと思う。
残りのライフとアーマーの値とよく使う武器の弾薬の残りを見ながらビクビクしながら、必要以上にクリアリングして進む&迷子で、クリア時間11時間もかかった。普通の人は8〜9時間でクリアするらしい。
よくゲームは1時間で休憩しろとか言われるけど、このゲームはほんとに1時間で休憩したくなる。
つか同時期にプレイしていた別のグロホラーゲーの効果もあって、気が滅入ってアマガミなる恋愛ゲームに一時逃避した。
探索要素が地味に面白い。
扉や道をふさぐ障害(電力供給や毒ガス)を解決して進む。途中クレーンゲームっぽいことをしたりジャンプアクションっぽいことをしたりすることもある。
RoEでは謎の心臓?のスローモー能力で仕掛けを突破するシーンも数か所あり。
研究者や警備員のPDA(身分証兼携帯端末)を探してロックされた場所を開けたり、PDAのメール文や音声ファイルから武器保管庫を開いたりする。
撃つだけのゲームとは違っていますね。
ただ、探索で戻ったりすると敵が再配置されてたりしてびびったりする。
戦闘は敵によって武器を使い分けて対処するのが面白い。
主人公の海兵はかなりの数の武器を持ち歩くので、各種武器の弾数や特性を考えて使い分けなくちゃならない。
敵の攻撃・行動パターンを覚えるのも大事。
本編では使用回数無限の近接武器・チェーンソー、RoEやロストミッションでは特殊武器のグラバーガンをうまく使って、敵の弾を投げ返したりするのも大事。
人型、中型の悪魔なら至近ショットガンが安定して活躍する。ダブルバレルは特にパンチ力がある。
グレネードは最近のFPSみたいにうまく投げれないんだけど、とにかく転がしておくと走ってくる敵が勝手にあたってくれたりする。
チェーンソー大好き。
敵。
厄介だったのが誘導ミサイルみたいなのを撃ってくる骸骨と、空飛ぶパックマン。
あの骸骨結構頑丈。
身長3mくらいで、青玉投げてくるやつが何体も出てくるシーンはきつかった。
RoEとロストミッションだけ出てくる、巨漢で強烈な黄玉撃ってくるやつも手ごわい。黄玉の破壊力デカすぎ。
ボス。
本編のボスは割とゴリ押しでなんとかなるんだけど、RoEのボスが倒す方法理解するまで大変だった。
RoE最初のボスはグラバーガンで弾投げかえして当てるしかないっぽい。銃で撃っても効かなかった。
次のボスがアーティファクトで加速中に至近ダブルバレルで胸のコアを何度か撃つ。
3体目のボスは周りのエネルギーカプセルから破壊していく。
RoEラスボスは岩場に止まった瞬間、アーティファクトで加速してありったけのロケラン+BFGを撃ち込むだけ。
面白かったし怖くて楽しめたんだけど、当然よくない部分もあったので書いてみる。
ローカライズ。
重要なディスプレイの文字はしっかり日本語化されているんだけど、その隣の端末は全部英文のままだったりと波がある。
ローカライズに関してはどの作品でも書いてる気がするけど、ベストは吹き替えと字幕を選べること。
このゲームに関しては吹き替えのみです。
グロ描写の規制とかもあるのかもしれませんが、規制されてても十分すぎるくらいグロいので気にはなりませんでした。
不意打ちすぎる敵の配置。
覚えゲーなシーンもあり。敵の配置・出現条件さえ覚えてしまえばほとんど怖くないし対処に困らない。
逆に言えば、不意打ち・だまし討ち・挟み撃ちでないとバランスが取れてない。
高難易度は知らないけど、難易度マリーンではロードして同じシーンをやり直すと攻略に苦労しないし怖くもない。怖いのは初見だけ。
たまに直線で敵が走ってくるだけの場面に出くわすと思いっきり冷めたりする。そんな堂々とこられるのはぬるい、このゲーム。
武器の切り替えに難。
中盤あたりで武器の種類が一通りそろうと武器の切り替えに苦労する。
グレネードとかは十字ボタンでパっと出せるんだけど、それ以外はLB・RBで一つずつ切り替えていくしかない。
これが結構手間。ほんとに必要な時に必要な武器がパッと出せないことが多い。
中盤まではショットガン構えてれば大体なんとかなるんだけど、後半はそうはいかないので。
思い通りに飛ばないグレネード。
グレネード、段差の上に投げるとかがやりづらい。ためて投げても思い通りの場所に当てにくい。
ゾンビ海兵が使用するショットガン。同じものなのにあきらかにこっちのショットガンより連射速い。
しゃがみがRS押し込みっぱなし。CoDみたいに押し込み一回でしゃがみ、もう一回で立つ、ではなくおしっぱなしの間だけしゃがむ。
このためにしゃがみながらエイムするのがやりにくい。
本編での地獄行き返り時の装備強制消滅。
地獄に飛ばされた → は?装備なくなった。しょうがない、地獄で集めるか。 → 地獄ステージ終わって戻ってきてみたらまた装備がない…。
もうポカーンでしたわ。行きはともかく帰りも装備消滅は意味あんの?
説明書。悪いとまでは言わないけど薄すぎる。