気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

Bloodstained: Curse of the Moon(Switch版) 感想

 2018年にDL専用で販売された2D横スクロールアクションゲーム、Bloodstained: Curse of the Moonをプレイ開始。
 このゲームはかつて悪魔城ドラキュラを作った人がキックスターターで資金を集めて制作しているBloodstained: Ritual of the Nightというソフト(6月に販売予定)の前日譚にあたるソフト。
 キックスターターで資金が一定のラインを越えた際にオマケで作るという約束をしていた短編アクションです。ファミコン風のステージクリア型2Dアクション。
 開発メーカーはこの手の2Dアクションで評判のいいインティクリエイツ。

 日本人の侍のような主人公、斬月が悪魔を退治していくというストーリー。
 斬月といえば、この間ニコニコ生放送で舞台・仮面ライダー斬月の千秋楽公演の録画放送があったのですが、とても良かった。アンケートもかなり好評で「4悪い」「5とても悪い」が0という結果だった。
 まさかの斬月カチドキアームズ。あれスーツ重そうでアクション大変だったろうなあ。ストーリーも鎧武本編を踏襲したもので良かった。紘汰ポジションの俳優さんの声が佐野岳氏に似てて驚いた。
 おじさん主任がめっちゃかっこいいです。
 と、話がズレたので戻す。

 この手のゲームのお約束通り、攻撃、ジャンプ、何種類かの特殊武器(持てるのは一種類)がある。斬月なら斜め上を攻撃できる分銅のような武器や地面で回転し続ける手裏剣のような武器がある。特殊武器は使用するごとに専用のポイントを消費する。
 ステージクリアで仲間になるキャラクターを救出し、一緒にステージ攻略していくというもの。操作キャラの切り替えはワンボタンで可能で、仲間により能力に差異がある。使える特殊武器も違いがある。ハイジャンプやスライディングができるキャラなど、特定のキャラでないと通れない場所もある。コナミのワイワイワールドに近いかも。
 敵の攻撃などでライフが0になってしまうとチェックポイントに戻される。ライフが0になる前に他のキャラに切り替えた方がお得。
 敵やステージの壊せる燭台のようなものからライフ回復アイテムや特殊武器、特殊武器を使うためのポイントがゲットできる。
 ステージはいくらか分岐点があり探索要素も少しある。ライフや特殊武器のポイントを拡張できる強化アイテムも隠されています。
 システム面はこの手のゲームのお約束的なものはひととおりそろっていると言える。
 難易度は1周目はノーマル限定。そのうえでカジュアルモードというのが選べるようになっている。これはコンティニュー無制限かつダメージを受けてもノックバックしないというモード。ダメージ→ノックバック→穴に転落死というコンボが無くなる。ダメージ受けながら強行突破というのも可能になる優しいモード。私はカジュアルでやってます。
 全キャラクターがライフ0になるとゲームオーバーだけど、コンティニューで直前のチェックポイントから再開できる安心仕様。
 当然、ステージのラストには手ごわいボスが待ち構えている。1面のボスは楽勝だったのですが、2面のボスは3回目でようやくクリア。ラスボスは10回目くらいでようやくクリア。でもってこのステージボスは倒した後も油断できず、最後の一撃みたいなのを放ってくるので注意が必要。
 クリアしたステージをリトライすることも可能だけど、選んだステージからの再開になり自由に後のステージに飛んだりすることはできない仕様。たとえばステージ7攻略中にステージ3に戻ったら、そこからステージ5や6に飛ぶことはできない。

 斬月はオーソドックスなキャラクター。
f:id:jikaseimiso:20190526205130j:plain
 他のキャラクターより優れているのはライフの量かな。ジャンプ力やリーチではミリアムに劣ってるし、ジジイやコウモリ男のような便利能力はない。

 ミリアム。武器が鞭でリーチ長いしハイジャンプできるしスライディングも…。斬月ってなんだっけ? この子がBloodstained本編であるRitual of the Nightの主人公。そりゃ優遇されるわ。
f:id:jikaseimiso:20190526205237j:plain
 ミリアムの特殊武器は、斜め上に飛んでく三本ナイフが便利。逆にまっすぐ飛んでいくナイフがたまらなく使えない。間違って直線ナイフを取ってしまうと頭を抱えてしまう。

 ジジイ。魔法使い。氷の魔法が一番便利だったような気がする。ライフが一番低いので注意が必要。
f:id:jikaseimiso:20190526205304j:plain
 炎のバリアはキャラクターチェンジしても残るのでバリア張って交代とかが多かったw

 コウモリ男。コウモリに変身して飛んで移動できる。便利。普通だと攻撃が届かない位置にいるボスなんかに攻撃したり、他のキャラだといけない場所に飛んで行けたりね。
f:id:jikaseimiso:20190526205327j:plain
 攻撃が斜め上方向に3WAY弾発射するというもので、上にいる敵に便利。足元がお留守になるけどね。



 ストーリー要素はあんまりない。
 ボス倒して仲間を増やして、悪魔を全部倒していこうぜというもの。
 仲間とは言うけど実際のところ斬月は悪魔やら錬金術やら超常現象が絡むものすべてを憎んでいるようで、「悪魔を倒した後で斬ってやる」みたいなことを言う。
 だけど終盤まで一緒に戦って情がわいたのかわからんけど、斬月さんは最後の最後で仲間をかばって闇堕ち。
f:id:jikaseimiso:20190526205414j:plain
 本編のRitual of the Nightはミリアムたちが斬月を救いに行く話になるっぽい。



 結構面白いです。
 カジュアルモードのおかげで詰まってもリトライが容易ですし。この手のゲームの通り攻撃パターンとか覚えて対策していけますしね。
f:id:jikaseimiso:20190526205437j:plain
 最終ステージの足場破壊していくコウモリの群れみたいなヤツラのシーンが一番きつかった。