ライズオブザトゥームレイダー、メインストーリーをクリア。
次回はDLCとかの話をして終了の予定。
7/7からこのゲームのPS4版がPSPlusで100円セール(要クレジットカード。実質的なフリープレイ)になるようです。興味があれば是非。
というわけでその100円セールの前に夜なべしてクリアしたわけですよ。
(せき)
前回も書きましたけど、前作の正当な発展形。
アンチャーテッドなどのアクションアドベンチャーが好きな方、TPSアクションが好きな方、美人な女性主人公が好きな方にはお勧めのゲームです。
有名な美人女優をキャラクターのモデルにしておきながらゲームでは不細工にしてしまう洋ゲーが多いのだけど、主人公のララが美人なのはポイント高いです。はい。
たまには美女の洋ゲーもいいじゃないですか。洋ゲー書いてますけどスクエニのゲームなんですけどね。スクエニはいい仕事をした。
ストーリーは前作と同様で考古学ファンタジー。
不死の秘宝を追い求めるというもので、実際に不死人が登場します。敵にも味方にも。不死者とかいう割りに普通に近接攻撃や格闘で倒せます。銃で撃つより近接のカウンターキルのほうが楽。
トリニティ教団側のボスも病気で余命いくばくもない家族のために不死の秘宝を求めており、そのドラマが…まあこれは大したことないんですけどね。敵側にはあんまり同情しなかったなあ。やり方が非道だから。シニタクナーイから邪魔者は全部ぶっ殺して不死になるぜ…うーん…。
前作では味方キャラは同じ船で遭難した人々だったのですが、今作では秘宝を守る立場にある現地住民たちがララに協力してくれます。
その現地住民たちからサブクエストを受けたりもできます。隠されたコインを発見して、武器商人から新しい装備を買ったりもできる。
戦闘が苦手な人にも安心だ。
なぜなら今このゲーム(DL版)を購入するとDLCの武器がオマケでついてくる。
クセのあるDLC武器も多いけど、改造しなくても高威力な武器がいくつかあるので、それを使えば大体の敵はなんとかできると思う。
今作は戦闘中でも速攻で薬を調合してライフを回復することもできる。資源が必要だけどね。
どうしても困ったときはポイズンアローを使えばなんとでもなると思う。持てる数は少ないけど序盤から使えるチート武器。クマだって料理できるぜ。
DLCでいろいろ衣装を変更することも可能。鎧みたいな衣装もあって、これ着てパルクールアクションしているララとか見てるとちょっと笑えてきます。
死亡シーンも前作と同じくやたらと凝ってて、見ていてキツいものがある。特にトラップとかでの死亡シーンが。ララの断末魔の声とかもきっつい。やっぱつれぇわ。
昔はこういった残酷な表現の洋ゲーも普通にやれてたのだけど、最近はリアルにグロい描写とかはめっきり苦手になってしまった。
洋ゲーの日本語版でグロ描写が修正されるとそこを批判する日本のプレイヤーが多いようなのだけど、個人的にはゴア表現の緩和は歓迎。
ちょっと前に碧の軌跡:改の感想で「ランスでメッタ刺しにされてもダメージを受けるだけ」みたいな事を書いたけど、個人的にはそれくらいでいいんじゃないかと思う。軌跡はJRPGだからそれくらいの描写なんだけどね。
洋ゲーも撃たれた→死んだ、くらいで個人的にはそれでええんや。Z指定も結構なんだけど、こういった表現を緩和できる機能とか搭載されていると個人的にはありがたい。
チャレンジトゥームの謎解きは前作と同じく難解なものがある。
迷っておろおろして時間が過ぎていくと、「あたしは早くお宝が欲しいのよ、グズが!」とばかりに(嘘ですララはこんなこと言わない)ララがヒントを呟いてくれる。…それでもわからん時はわからんのだけど。
インスティンクトで重要な部分は光るし、シーンの全体像をじーっと見てみると何をどうすればいいのかわかることもある。…それでもわからん時はわからん。
せや、YouTubeで検索や!! あー、これがこうなるのね、なるほどなるほど。…よく気が付くなあ(尊敬) 攻略サイトとかでの文章での解説だと、それでもわからん時はわからんので詰まったときは動画探すのおすすめします。
マップの探索要素やファストトラベルで手軽に移動できるのも前作と同じ。
エリアによっていろいろなチャレンジ要素があるのも前作から引き継ぎ。
ポスターとか燃やす系以外にも、鶏を捕まえてくるのとかもある。なぜトゥームレイダーが鶏を捕まえるのかはわからないけど、ララにだって趣味もあるだろうし息抜きも大事ってことなんだろう。鶏を捕まえる趣味ってやっぱよくわからんけど。
実績の中には空に放り投げた鶏にファイアアローを当てて焼き鳥にするというものがある。鶏肉食べたいのはわかるがわざわざ投げることも…ああ、すまん他人の趣味にどうこう言うつもりはないんだ。
ラスボス戦。
前作のラスボス戦はQTEみたいなものだったけど、今作のラスボス戦も微妙だった。
ラスボス「出てきて私と戦え、コソコソ隠れるのはよせ」
ララ「もう出てきてますがな」(ピッケルで殴りつつ)
ラスボスはステルスキル…というか不意打ちでなければ倒せないという仕様。
近接攻撃ピッケル連打でのけぞらせてハメることはできるんですが、不意打ちじゃなきゃダーメ。こんだけピッケルで殴られてるのに…君、もう不死者になってない?
この手のゲームのラスボス戦ってなぜこう微妙なんだろうか。
ちなみにラスボス戦の直前のカットシーンで、ラスボスはララに不意打ちを仕掛けてピッケル以外の武器を全部奪っています。で、自分は銃装備。そこまでしてやっとマウントをとった気分でいるラスボスがこのあとララの腕力に屈する様は涙なしでは…てか笑ってしまったよ。どんだけララ・クロフトは規格外の強さなんだ…。
ボス戦にしても、ララの異常な頑健さ・身体能力にしても、そんなララでも死ぬときゃあっさり無惨に死ぬってことも、ファンタジーなストーリーにしても。
これはやはり前作と同じく、ニヤニヤとツッコミ入れながら楽しんでほしい、そういう制作側の意図が大きいんだと思いました。
そこを踏まえてプレイするとかなり楽しいですよ。