アトラス&ヴァニラウェアのタッグが今年PS4で発売予定のソフト、十三機兵防衛圏。
それの有料体験版ともいうべきプロローグ編をプレイしました。ドラゴンズクラウンプロの価格改定版を購入したらついてきたので。
どういうゲームなのかはいまいちわかってない。このプロローグ編をプレイした感じではアドベンチャーゲームっぽいんですけどね。
ドラゴンズクラウンとオーディンスフィアのアトラス&ヴァニラウェアということで、たぶん本編はアクションゲー要素もあるとは思うんですけどね。
十三人の主人公とそれをとりまく人々のストーリー。アドベンチャーと↑で書いたのはほぼキャラクターの会話や思考で体験版は終わるため。
ロボットとかも出てくるのでアクションもあるとは思うんですが、それは今後の情報待ちですかね。
プレイしてみた感じ、オーディンスフィアと同様で綺麗なドット絵で表現された2Dがすごかった。
キャラクターに関しても表情とかが豊かだし、動きも滑らか。背景もいい。フルボイスでの声優の演技もいい。さすがアトラス&ヴァニラウェアといったところ。
有料体験版ということで、あくまでストーリーとキャラクター紹介に特化した内容なのですが、短いながらも、大勢いる各主人公がどういう性格でどういうバックボーンなのかを体験版の範囲でうまく描写していたと思う。
有料にするのはどうなのかと思ったけど、これトロフィーあるんですね。プラチナはないですけど、ゴールドが一つあります。
ここからネタバレあり。
っていっても体験版なので思った事とか普通に書いていきます。
体験版は最初にメイン主人公?的な男子高校生・鞍部十郎のストーリーからスタート。
彼は1986年に生活する映画とか特撮好きの主人公。そのせいなのか、最近巨大ロボットが登場する夢を見るようになり…。
ある日、放課後に友人の柴久太とダベっていた彼の手が蒼く光りはじめ、次の瞬間には東京のど真ん中に巨大ロボットが登場していた! これはいったい! というところで終了。
柴久太も怪しい人物です。主人公ではないようですが。
十郎クリア後、冬坂五百里、三浦慶太郎、網口愁がプレイ可能に。
三浦慶太郎からプレイ。なんか冒頭で宇宙空間?っぽいシーンあり。
彼は第二次世界大戦時代の1944年の高校生です。米国との戦争を逆転させるための新兵器、機兵の搭乗員に選ばれた慶太郎。一足先に機兵搭乗員として徴兵されていた先輩の比治山隆俊と共に出征することになります。
慶太郎はお世話になっている鞍部家(十郎の祖先?)に妹を預けていくのですが、一時帰省の際に鞍部家のある街が空襲にあう。
そのパニックの中、妹と再会したりブルマの謎の少女と出会ったりする慶太郎。そして慶太郎が目にしたものは米軍の新兵器と思われる巨大な四本足の蜘蛛のようなロボットだった!
機兵とはいったいなんなのか? 米軍の巨大兵器から国を守れるのか? どうなる慶太郎! 本編に続く。
続けて網口愁。
舞台は1986年。十郎編で名前だけでてきたけど、彼の友人。金持ちだけどちょっとスレててバイク乗り回している不良です。見た目は不良という感じではないですけどね。
ある日、愁は他校のチンピラに絡まれているスケバン(鷹宮由貴)を助け出す。その帰り道、彼は高校の保健医・森村が大企業敷島重工のビルに入っていくところを目撃する。
そして愁も謎の夢に悩まされていた。ボロボロの東京。そこで機能停止しているロボット。そのロボットを操作しているのは愁とピッチリスーツを着ている森村だった…。
目を覚ました愁に、点けっ放しのテレビからアイドル歌手が語りかけてくる。「私を助けて…」と。本編に続く。
冬坂五百里(いおり)編。
彼女は十郎の同級生。1986年が舞台です。メインヒロイン的な女の子ですね。そしてパンチラ要員。ここ重要!
五百里のストーリーも十郎たちに似た感じ。夢に巨大ロボットが出てきて…。という。
夢繋がりで十郎・愁と交流が始まり、彼女の日常が崩れていく…。本編に続く。
南奈津乃、比治山隆俊、鷹宮由貴編がプレイ可能に。
比治山隆俊編。
三浦編で登場している通り、彼は1944年の人間です。質実剛健と言った感じの性格の青年。そんな彼が好きになった女性(堂路桐子)は実は女装した男(本名・沖野司)だったでござる。アッー!
スパイ容疑がかかった桐子を追う彼は、桐子(だが男だ)が未来へ時間移動するところを目の当たりにする。そう、このゲームはタイムトラベルものだったのだ!
隆俊は桐子…もとい司を追ってきた謎の学生服の男と共に1986年にタイムトラベルしてしまう。
1986年で文無しの隆俊は不良狩りで生計を立てつつ、司を探していた。そしてついに再会を果たすが、彼女…じゃない彼はまた姿を消してしまう。
司の真実を探るため、愛の為(ホモォ)隆俊は1986年を生きる。大好物の焼きそばパンと共に。本編に続く。
ヒジーいいキャラなのにホモなのが残念すぎる。あ、ヒジーってのは私が勝手にそう呼んでるだけです。
南奈津乃。
三浦編で登場したブルマさんがナッツンです。あ、ナッツンってのは私が勝手に以下略。
1986年の女子高生。当然のように十郎たちと同じ高校。陸上部員。ナイスブルマ! そしてチラリ要員。ここ重要!
UFOといったSF系が好きな事から十郎と親しく、ビデオを貸し借りする仲。他、愁編で登場したスケバンとは幼なじみ。
ある日、彼女の高校に黒服の男が出入りしているのを目撃する。これってもしかしてMIB(メン・イン・ブラック)? などと想像するナッツン。
陸上部の部室に、謎の小型ロボ・BJが潜んでいることに気が付いたナッツン。これってもしかして宇宙人? E.T.? ナッツンはBJと交流を始め、BJが指定する神社に彼を連れて行く。黒服の男たちを警戒して、BJをバッグの中に入れて、
神社についたBJはナッツン共々タイムトラベルを開始。ナッツンたちがたどり着いたのは未来・2064年の荒廃した世界だった…。その世界では四本足のロボット(三浦編のやつ)が暴れており、世界は崩壊。
ナッツンはBJの目的である記憶セルなる物を探すために走り始めるのだった! 続くっ!
鷹宮由貴。
1986年。愁編で登場したスケバン。ある日彼女は特務機関という怪しげな組織から勧誘を受ける。
刑務所内でヤクザに命を狙われている父親を救うために、由貴は特務機関のエージェントに。敷島重工の新兵器に関連すると思われる少年少女を監視する任務請け負うことになってしまう。その監視対象の中には十郎や五百里、そして彼女の親友の南奈津乃の名も…。
そして監視のために転校した由貴だったが、ある日奈津乃が行方不明になってしまう。多分↑の件。
特務機関からは関わるなと釘を刺されたが、行方不明の親友のために由貴は動き出す! 続くッ!
緒方念二、東雲諒子がプレイ可能に。
緒方念二編。
十郎たちと同じ学校の不良。つまり1986年。彼はいままでの主人公の話でチョコチョコ登場しています。ヒジーにボコられたりね(笑)
ある日、同じ学校の女生徒・如月兎美(とみ)と帰りの電車が一緒になった念二。しかし彼にとってはそれは二回目だったのだ。前の時は電車が脱線して…。あれは夢だったのか?
頭を悩ませつつ、再び電車に乗る念二と兎美。そしてやはり電車は脱線。その原因は謎の巨大な…。
意識を取り戻した念二は謎の機械のような空間に閉じ込められていた。そして謎の通信が入り、通信相手は念二に鍵を探せと告げる。気が付くと念二はまた駅のホームにいた。繰り返されている!? 続くッ!
念二の通信画面に10の数字が書いてある。つまり彼は十号機のパイロットってことなんですかね。タイトルが十三機兵だから十機兵もいたっておかしくないしね。
東雲諒子編。
2064年。女子高生・東雲諒子は愛する井田先生のために後輩の男子生徒・関ヶ原瑛と共に機兵で出撃する!
しかし戦闘中に関ヶ原の機兵が仲間の機兵をハッキングし、機兵は全機ダウン。数機の機兵をなんとか逃がしたものの戦線は崩壊してしまう。
生き残った諒子は愛する井田先生の仇、未来人426こと瑛を殺しに向かうが…。続く!
教師への禁断の愛か…。うーん。
郷登蓮也、如月兎美編がプレイ可能に。
如月兎美編。
崩壊した2025年からタイムトラベルで1986年に疎開させられた少女。2025年に戻りたい彼女は、タイムトラベルを管理している郷登蓮也への交渉材料に、事件の元凶?と思われる敷島重工のことを調べ始める。
そんなある日、彼女はふとした拍子に緒方念二らと共に崩壊した時代の東京へタイムトラベルしてしまう。
はたして彼女たちはこの先生きのこれるのか! 続くッ!
兎美は崩壊した時代を2025年って言ってたけど、多分2064年だと思われる。
諒子編でこうなってたから。もしかしたら諒子編のシーンが2025年だったという可能性もあるけどね。念二しんどるやんか…。
郷登蓮也編。
2025年の人間?郷登蓮也は謎の組織の一員。組織のメンバーはいままで謎めいた保健医として登場した森村、女装男・沖野、井田先生。
こいつらがいろいろな情報を整理しているのが郷登蓮也編。ナノマシン技術、記憶のダウンロード、2188年のシキシマの陰謀…。
そして森村の謎のメッセージ、森村暗殺計画、イージス作戦…整理されているようで増えた謎! 続く!
薬師寺恵編。
2025年の女子高生。兎美の親友。東雲諒子編で敗北し、逃げてきた十三機兵が2025年にタイムトラベルしてきたところから始まる。
十三機兵のパイロットの十郎を恵は救出し、いい仲になる。しかし2025年にも迫った危機に対し十郎は機兵一機で立ち向かい、重傷を負って心が壊れてしまう。
十郎の心のケアのため恵は彼との接触を禁止される。それでも十郎を諦められない恵の前にしゃべる猫が現れ、ある「契約」をもちかけるが…。続くッ!
十郎、彼女おったんかい! リア充…でもないか。本名は和泉十郎ね。十郎と恵ちゃんが報われればいいなあ…。でも僕と契約して以下略なんだよなあ。これフラグでしょ。
関ヶ原瑛編。
諒子の後輩くん。このストーリーでは記憶喪失に。どうやらタイムトラベルうんぬん以前に、別の次元の人間らしい。
この話では森村千尋保険医がいきなり殺害されている。殺したのは瑛なのか? そして未来の自分から届いたメッセージ!
記憶を取り戻すため瑛が1986年で頑張る。続くッ!
以上! …忘れてる人いないよね? たぶんこれで主人公は全員。ちなみに十郎が十三、諒子が十四、関ヶ原が十五。
このゲーム、登場人物が多い。主人公たち以外にも。
しかも劇中で1944年、1986年、2025年、2086年で分かれてるし、それより未来も登場する可能性すらある。
各時代で似たような容姿の人間がおり、それがタイムトラベルしてる同一人物なのかとかそういう問題もあってなかなかややこしいかもしれない。
主人公たちが出会ったりスレ違ったりというのがこのプロローグでも頻繁に起こっており、もしかしたらゲーム本編では主人公毎の行動選択によって他の主人公に影響を与えて変化していくタイプなのかもしれない。サウンドノベルの街とか428みたいに。
もしそうならかなり複雑な話になっていくと思われます。
そして機兵と謎の敵ロボットのアクションとか、ある…と思うのでそこも今から期待したい。