新次元ゲイム　ネプテューヌＶⅡ　感想６（完）

　新次元ゲイム　ネプテューヌＶ２　真エンディングでクリアしました。
　面白かったしＰＳ４オンリーなだけあって従来のシリーズよりいろんな面で少し進化がみられました。

　キーキャラクター・天王星うずめも良かったです。かわいらしい素顔とかっこいい仮面を使い分けるキャラクター。
　前作はストーリーが某冥王星のゴリ押しで進んでいく繰り返しだったのですが、天王星はそこまで過剰にプッシュされているキャラクターではないのも良かった。

　あくまでネプテューヌ＆ネプギアを主人公ポジションにしつつ、零次元編で天王星・超次元編で四女神それぞれをクローズアップしていったのはキャラクターゲームとしていいバランスだったと思います。
　今回は妹キャラではユニちゃんが良かった。ステマックスとの絡みとか。戦闘では相変わらずのパンチラ要員でしたけどね。
　ストーリーはドリームキャストを知ってる身としては良かった。湯川専務…滝沢くん…懐かしい。

　少し進化したと書きましたけど、シリーズ物なのでやはり一部のスキルや必殺技の演出が前作までの流用が多かった。
　シリーズの同じ技でも演出をもう少し変えてほしい気がするのは贅沢な要望なんでしょうかね。
　私がこのネプテューヌシリーズを遊びすぎたせいなのかもしれません。神次元・リバース１・２・３と同じ演出見続けてきた結果、「あまり変わってないね…」って感じたのかも。

　ロード時間がほぼ皆無なのは評価に値するところです。
　シリーズ通してのイベント・戦闘中の効果のスキップ機能も相変わらず快適でした。

　一方でワールドマップの移動・エンカウントやルートビルド、投資などの新要素は微妙だった。
　前作までのワールドマップがあっさり風味過ぎたのですが、エンカウントがあればあったで面倒くさかったという。移動先を指定して移動中にエンカウント戦闘→戦闘後再び移動先を指定しなおさなければならない。
　ルートビルド。これいらないでしょ。
　投資。アイデアは悪くないのですが、お金がかかるので真エンドに必須なシェア上げの"広報"しかあげなかった。というか所持金的に広報しか上げられなかったというか。
　シェアに関して。今作は上げにくいのに、女神化＆被ダメで下がるという仕様なので…基本的に下がる一方です。シリーズで一番意味合いが薄いんじゃないかと。妹編ゴールドサァド集めが終わった時点で被ダメの影響でリーンボックス以外のシェアが０になってました。ストーリー上でシェア（シェアクリスタルも）の話が結構出るのにこの扱い。
　メンバーの加入・離脱で装備が強制的に変更される事があって、装備戻すのがめんどくさかったな。
　見聞者がＫＹで帰還報告がシリアスなイベント中だろうがボス戦中だろうが遠慮なしにＢＧＭ付きで表示される。

　戦闘に関してはコンボ特性のシステムが良かった。コンボ特性の発生条件を満たすと必中威力増になる。ただし、コンボ特性がなしの技があるのがさびしかった。条件厳しめでも全部のコンボ技に特性つけてほしかったなあ。
　巨大戦はもう少しアイデアが欲しかった気がする。囲んでスキル技で攻めるだけなので。同社のムゲンソウルズＺの戦艦戦みたいな工夫があれば面白かったかも（ムゲンは下僕集めでステータス有利になったり、敵の行動を読む要素があった）
　敵に関して…マジェコンヌさんはそろそろ休ませてあげましょうよ…。彼女もシリーズ名物キャラなので、出てくるのはいいのですが、シリーズで毎度のように何度も戦うことになるので正直おなかいっぱい。一回戦えばいいです。
　パーツブレイク、いわゆる部位破壊が新規実装。これはもっとボス戦で設定してくれても良かったかな。
　ストーリーの展開上、１キャラのみで行動するときは雑魚に絡まれただけでフルボッコされかねないのでもう少しバランス調整してほしい場面が何か所かあった。

　バグがあったらしいのですが遭遇しませんでした。フリーズもしませんでした。

　と、いろいろ思うところはあるのですが楽しくプレイできました。
　１００点満点で７０点くらい。

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　終盤の分岐では女神チームを選択しました。妹チームのほうだと戦う敵とかが違うらしい。

　四女神ＶＳ偽女神のカオス戦闘。操られた四女神戦もですけど、基本的にベール／グリーンハートから倒すのがおススメ。一番やわらかいキャラなので。まず数を減らさないと。