Caligula OVERDOSE 二周目女主人公でクリア。トロフィーコンプリート。
これにてプレイ終了。
100点満点で65点くらい。VITA版よりは良くなったが…。といった感じです。
良かった部分。
イマジナリーチェインでの未来予測で戦法を考えて戦うバトル。
キャラクター毎の特性がそれぞれ異なっていること。打ち上げからの空中コンボ、またはダウンした敵への追撃コンボなどパーティメンバー次第でいろいろと戦略があること。
主人公がダウンしても即ゲームオーバーにはならず、全滅以外なら立て直しが可能。VITA版は仲間が無事だろうと主人公がダウンすれば即ゲームオーバーだった。
新キャラ、楽士側のシナリオの追加。
仲間とのサイドストーリー。これは楽士側にもある。
主人公のレベルを敵よりも上げることで、雑魚敵がこちらに絡んでこなくなる。
戦闘メンバー以外のメンバーにも経験値が入る。
既存のもだけど新規の楽曲。
若手有望株の声優陣の演技。
帰宅部エンディングのWIRE追加部分。琵琶坂いらないよ。
良くも悪くもない部分。
難易度イージーの実装。イージーだと戦闘が楽。
悪かった部分。
キャラクターモデリング。PS4でこれはヤバイ、Fate/EXTELLAと同レベルかそれより下。まばたきも口パクしない。キャラクター重視のゲームなのに。VITAよりは良くなった、なんて言ってられないレベル。
要所要所で挟まれるアニメシーンも微妙な絵柄。
戦闘と仲間のサイドストーリー、一般生徒のサイドストーリーしかやることがない。
敵シンボルが多すぎるので普通にプレイするとかなり時間がかかる。
イマジナリーチェインや空中・ダウンコンボなどの要領をつかんだら難易度イージーに変更することをおススメしたい。ボス戦だけ難易度戻すとかね。
行動予測から敵の攻撃を回避したりコンボを繋げていったりするのは楽しいのだけど、毎回それだと戦闘が長いのよほんとに。難易度イージーなら適当に技連打してるだけで勝てますので。
一般生徒のサイドストーリーがかなりパターン化されている。「~に引き合わせる」「~を装備させる」「相関図の隣の人間のトラウマを解決する」など。それが500人近くいるのでこれただの水増し要素ですね。
トロフィーコンプと書きましたが、一番苦労…面倒くさかったのは一般生徒のトラウマクエストです。これをクリアすることで親友になれるので。
帰宅部部員、楽士を合わせて合計100人と親友になるトロフィーがね…。ほんと作業でしたわ。トロフィーにはそんなこだわらない人間なので途中でやめようかと思った。
トロフィーのコンプを考慮に入れている人には「難しくはないけどめんどいよ」とだけ言っておきたい。
全般的に最初に書いた通り、VITA版よりは良くなった、という…ところですかね。
ストーリーに関して。
前回までいろいろとストーリーを追っていく感じで書いていたのですが、実はアレは楽士ルートのお話です。
謎の楽士Lucidに帰宅部がしてやられる、という流れなのですがLucidの正体は主人公です。公式サイトで正体は明言されているのでここでもそう紹介しておきます。
楽士側の事情も知った上で帰宅するのかメビウスに留まるのか選択してほしい、というソーンの打診を受けた姿が楽士Lucid
最後の最後に選択肢があり、帰宅部として現実に帰るのか楽士としてメビウスを維持するのかを選ぶことになります。
現実への帰還を選択するとLucidの正体は他の仲間には謎のまま終わります。楽士側を選ぶと帰宅部のメンバー全員から罵られた末、バトルになります。
あとは楽士ルートでは楽士たちとのコミュニケーションで彼ら側の裏事情を知ることができます。…楽士の内の何人かは前向きに生きれるように変化していくし、逆にどうあがいてもメビウスじゃないと生きていけないという人も…。
帰宅部ルートは正当派のエンディングへ向かうルートです。
最後の選択肢でエンディングを選べるので一周目から楽士ルートでプレイしても問題ないです。
楽士と帰宅部で対になるキャラクターがいるのは面白い。
μとアリア、Lucidと主人公、カギPと鍵介、ソーンと佐竹、ミレイと琴乃、スイートPと美笛、イケPと峯沢、シャドウナイフと鼓太郎、ウィキッドと鳴子、少年ドールと鈴奈、梔子と琵琶坂、Storkと彩声。
楽士ルートで楽士たちが変態呼ばわりされるのは大体Storkのせい。
キャラごとに座り方にこだわりがある…のかもしれない。
主人公は現役アイドル。自分の薄い本を読んだショックでメビウスへ来てしまった…という設定。
女主人公は人間に見えるけど正体は犬。飼い主がメビウスへ行ってしまったため散歩の回数が減ったストレスでメビウスへ来た…という設定。