気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

神無迷路(Switch版) 感想後編

 感想前編
jikaseimiso.hatenablog.com


 神無迷路のクリア感想。ストーリーの直接的なネタバレは無しで行きます。ストーリー重視のゲームなんでね。
 フローチャート既読スキップ機能を駆使しておそらく全ルート全分岐終了。
 全分岐埋めでプレイ時間はたぶん7時間くらい。ボリュームは低価格ゲームとしてはかなり頑張ってると思う。
 声優さんは多分それ系の専門学校生とかなのかなぁ? 極めてヘタクソな人とかがいるわけではないし、インディータイトルとしては頑張っている方だと思いました。
 価格に対して個人的には大満足でしたね。

 前回科学の専門用語みたいなのが出てくると書いたのですが、これ結構やばいです。説明されても「ん?」ってなる部分がいくつかありました。

 で、この科学だったりSFだったりする内容が物語の重要な軸として登場するので…ぶっちゃけ妄想科学アドベンチャーシリーズ(MAGES.)に近いストーリーになっています。あまり言いたくないけど近年のSFアドベンチャーによくある…まあシュタゲっぽい作品です。


 主人公の目的というか、ストーリーの流れは閉鎖された空間での殺人事件の犯人を突き止めること…ではおわらないので、それが中心のゲームだと思っていると肩透かしを食らうかもしれません。
 
 もったいないと思ったのは、活躍する登場人物もいれば途中であっさりと出てこなくなる人もいることかな。密室殺人編のあたりでもう登場人物が4人別の場所に分断されて安否不明で忘れ去られる。
 忘れられた人々は一応、分岐ストーリーとかでフォローされてはいるんだけどもうちょっとなぁ…。見せ場が欲しかったというか。
 あからさまに性格が悪い人物が二人いて、そのうち一人は自分は無害ですみたいな顔してナイフ常備してて場合によっては主人公を刺すという(このシーンは主人公にも問題がある) ↑で書いた分岐ストーリーでツライ事情とかわかりはするけど、終始このキャラは好きではなかった。

 前回書いたロックされた選択肢はエンディングを迎えることによって解除される場合がある。バッドエンドを迎えることにも意味があり、おそらく最後のエンディングにたどり着くためには全部見ないといけないと思われる。
 バッドエンディングが多いのだけど、基本的に一つ前の選択肢の影響が多いので、バッド回避はフローチャートで戻ることで回避することが可能。
 どうしてもバッドエンドで先に進めなくなった時は、↑で書いたように過去の選択肢のロックが解除されている場合がある。そこから先に進むことが可能になったりする。

 ちなみにあからさまにおバカな選択肢も多いのですが、そういうのを選んでいても登場人物は悪い印象をすぐ忘れてくれる(笑) 特に相棒キャラ的な彼女。