XBOXを今年中にしまっちゃおうキャンペーンというのをやってまして。それはもう無理という事で諦めてはいるんですが、最後のアガキ的にロストプラネット3のXBOX360版をXBOX ONEでプレイ。
1000円ちょいのセールになってた時にロスプラの最終作ということで購入していた。あんまり評判良くないらしいってのは聞いてたんですけどね。
で、プレイしてみたんですけど、今回はシングルキャンペーンの打ち切り感想です。打ち切りです。ちょいと私には合わなかった。多分、中盤に入ったところだと思う。
ロストプラネットシリーズがどういうゲームかは前作の感想の時に説明したので省略。引き続きのTPSで、シングルキャンペーンは主人公固定のストーリー重視の物に戻りました。
1や2よりも前の時代のストーリーで、T-ENGが生命維持兼エネルギーという扱いだった前作までとは違い、いわゆるゲーム内通貨になりました。
戦闘用ロボットのVSはまだなく、工業用ロボのリグに乗って移動する。VSは使い捨てだったけど、リグは唯一無二なので大事な相棒である。ただしリグの燃料にT-ENGは消費しない。
主人公は地球から出稼ぎでEDEN-3rdに入植してきたジム。役職は戦闘を兼ねた探索を行う傭兵みたいな感じ。NEVECに雇われている。雪の惑星であるEDEN-3rdでT-ENGの研究のため、AKを倒してT-ENGを回収してくるのがメイン業務で、それ以外にも頻繁に来る嵐を防いだり機械の故障などを修理しに行ったりと危険な仕事を請け負う人。
はじめはハンドガンしか装備が無いけど、稼いだT-ENGと引き換えに武器を購入していく。…いやいや、武器くらい普通に支給してよ…一番危険な役割なんだから。通常弾薬は無料。特殊な弾薬は有料になる。ハンドガンの弾は最初から無限。
ストーリーは年老いて戦場で瀕死に陥ったジムの回想という形で語られていく。
ジムが後悔を含む回想を孫娘に打ち明けるシーンなのですが…孫娘のOPPAIピッチリスーツが気になって仕方なかった。ボディラインですぎでしょ!
キャンペーンとしてストーリーを追って行くわけなのですが、ある程度自由に行動できます。ストーリー上、行動に制限がかかる場面以外の話ですけどね。
基地から自由に出てサイドクエストなんかをこなすこともできます。野良のAKを狩ってT-ENG稼ぎもできますし。収集アイテムもありますからね。
ストーリーが進んでいくと使いづらいけどファストトラベルも可能になる。エリア切り替え地点までいかないとファストトラベル機能は使えない。
目的地が判明しているクエストに関しては、ナビゲーターで案内のポインタを表示することが可能。懇切丁寧に分かれ道のたびに表示が出る。
マップ上には拾えるアイテムがあったり、壊せる氷などがあったりする。弾薬箱や音声ログのような収集アイテムはわかりやすく青色表示で落ちているけどスクラップなんかは特に強調表示とかされているわけではないのでわかりにくい場面もある。
探索用としてはシリーズ恒例のアンカーがあるのですが、前作までのように自由に使えるわけではなく、決まったところにしか打ち込めないのが残念。ストーリーの進行によって磁力のある位置に打ち込んだりもできるようになる。
主人公の経歴が良くわからないのですが、荒事以外にも機械の修理とかも可能。修理のときはちょっとしたミニゲームが入ります。
ストーリーの進行に沿って主人公の奥さんからのビデオレターなんかが再生されます。最後までやってないのですが、奥さんとの関係がどうなってしまうのか、大体想像がついてしまうのが悲しい。
サイドクエスト。
~を倒してサンプルを持って来い、とかAKの解析とか希少生物のDNAサンプルを持ってこい、データポストにたまったT-ENGの回収みたいなものもあれば、仲間の遺品を探してきてくれとかいろいろある。
目的場所がはっきりしているものはナビゲーターで案内してくれる。漠然としているものは自力で探したりしなきゃならないので、けっこう大変。
AKの解析が結構手間。解析用の弾丸を打ち込んで、しばらくエイムし続けてゲージが貯まるまで待たなきゃならない。その間も敵は攻撃してくるので。
戦闘。
今作は物陰にカバーして身を守ることも可能。当然のようにギアーズオブウォーに比べると操作性は良くない。
今のところ戦闘はAKとしか戦っていない(前作までは人との撃ちあいも多かった) 射撃攻撃をしてくるAKはそんなにいないので、カバーの恩恵を感じるシーンはあまりない。その射撃してくるAKもこっちがカバーしていると素早く移動して近接をしかけてくるので。
カバーよりも回避行動(いわゆるローリング)をすることの方が多い。中型以上のAKと戦う時は基本的にカバーできるポイントは無いので。
厄介なのは敵に組付き攻撃を仕掛けられたときで、この時は組み付いて動き回る敵にナイフを複数回突き刺して脱出することになる。このナイフを当てるための照準がぶるぶる震えまくるので当てにくい。
近接攻撃にこんなめんどい仕様は求めていない。
リグ。
主人公の乗り物兼作業用ロボット。NEVECの規定とやらで火器を取り付けることはできないらしい。ストーリーの進行により魔改造されていく。
ストーリー進行以外に、スクラップというアイテムを集めて強化・改造をすることも可能。
左腕はクレーンアーム、右腕はドリルアーム。クレーンアームで物を掴んでクルクル回したりできる。ドリルアームは氷などを砕くことが可能。
ストーリー進行によりクレーンアームにウインチがつき、特定の場所にワイヤーを張ることができる。最初、どこに張っていいのか3分くらい迷ったよ。
作業用ロボットと書いたのですが、実はリグで戦闘するシーンがあります。このリグ戦闘が個人的にもっとも合わない部分。ほとんどQTEみたいなもんです。
リグの戦闘は基本的に敵の攻撃をパリィして、敵がタイミングを崩したところにクレーン、もしくはウインチで掴んでドリルアームで攻撃するという繰り返し。
クレーンとウインチのタイミングが微妙でよくつかみ損ねるのでイライラが多発する。
さらに、リグの問題点は耐久力が低いこと。耐久力25%プラスの改造をしたリグが、ジムの生身と同じくらいしか耐久力が無い。なんのジョークだ? 生身の主人公と金属の塊が同じ程度の耐久力って。リグのほうがでかくて攻撃が当たりやすいことを考えるとジムが生身で戦った方がマシなのではと思える。
生身で戦ったことがある敵とリグで再戦したのでリグの紙装甲がよくわかった。
リグに射撃武器がないのもよくない。飛んで電撃を放ってくる蜂型のAKがいるのだけど、こいつら数体に囲まれるとあっという間にリグが死ぬ。こちらの対抗手段はウインチでクレーンアームを飛ばしての攻撃で、これは使った後巻き戻す隙ができるので扱いづらい。
リグ戦ばかりはどうにもならんくらい私には合わない。