今年中にやっておきたかったテイルズ オブ アライズの感想まとめ。
実績コンプリート済み。
クリアとクリア後の要素は結構前にしているし、その後は追加のDLCをちょっとだけプレイしただけなので、いろいろとプレイ当時に抱いていた事を忘れているかも。後々追記するかもしれません。雪がヤバくて、除雪で疲れてて疲れてて…頭が回らないし。
プレイ開始して中盤頃までは手放しで出来をほめていたような気がするのですが、クリア後の要素とかもやったあとでは、「うーん…」ってなっています。
戦闘に関しては前回も書いた通り作戦がダメ。同じ敵を狙えがないのはほんとにヒドい。
難易度ノーマルでも敵は強めに感じるレベルで、アクションに慣れない人には厳しめ。現在は無料DLCでさらに下の難易度が実装されたので、どうしてもきつい人は素直に難易度下げることをお勧めします。無料DLCではなく、アップデートでやるべきことだと思うんですけどね。
良かった点では敵の秘奥義を阻止・もしくは回避できるようになったことかな。旧作だとまともに食らえば半壊コースでも今作では普通に回避可能。秘奥義発動中は逃げ回ることにはなるんですけどね。
雑魚必殺のブーストストライクは過去作の合体秘奥義やヴェスペリアのフェイタルストライクを思い出す。ボス相手にはHP半分時とトドメ用だけど。特定のボス戦の時は専用の演出が入るのも盛り上がる。
秘奥義は正直な話、あんまり使いやすくはないかな。選択肢の一つとしてはあり。
画像はソードアートオンラインコラボのDLC秘奥義。なぜかキリトとアスナが乱入してくる。スターバーストストリーム?っぽいの。私の中でSAOはアニメ2期で終わってるんで今どうなってるのか一切知らないんですけどね。
キサラの秘奥義2のファイナルプレイヤーだけ、ちょっとドン引きした。いやぁ、アレは見ててキツイっすわ…。
特定の条件下で敵をダウンさせるブーストアタック。キャラにより詠唱を止めたり空中から落としたりガードを崩したりと個性を持たせてある。
戦闘後の掛け合い演出が台詞だけというあっさり風味になったのは残念。チョロ甘とかシリーズ恒例のヤツはあります。
近年のシリーズでは排除されることが多いTPだけど、今作も無し。無くてよい。技出してるだけですぐガス欠になって技ゲーなのに技出せないとか、旧作が微妙だった。
かわりに回復・支援魔法用のキュアポイントが設定された。でもこれの回復用アイテムがめっちゃ高い。今作は敵が金を落とさず、ドロップアイテムや採取アイテムなどを売って稼ぐ必要があるのでCP回復アイテムが高いのは厳しいものがあった。
上手い人は回避アクションでやろうと思えばノーダメージ行けるのかもしれないね。ごくわずかなプレイヤーだけだろうけど。
キャラの操作頻度はシオン>>>アルフェン>テュオハリム>キサラ>リンウェル>ロウ。術が強いのでリンウェルを使いこなせるとある程度楽になるのかもしれません。
ストーリーに関してはネタバレはしないけど、ハッピーエンドで終わって良かった。
とはいえ、すべてのダナ人がレナ人を受け入れられるかというと、そうでもないだろうし今後もたくさん苦難があると思われる。続編あるかも。
テュオハリムが一番大変なことになりそう。
終盤になって怒涛のように世界の状況とかの解説がなされていくので、ちょっと理解が追い付かない可能性もあります。このあたりのイベント長め。
最初の頃、違和感が強かったのがダナ人の反乱組織が強いことだった。レナの超技術…普通の兵士もパワードスーツで強化されており、全員が術も使う…に対して、反乱勢力は数で優位に立っているわけでもない。食事も物資も貧相。
ジルファみたいな鍛え抜かれた歴戦の男がパワードスーツに対して食らいついていくというのはわかるけど、全員がジルファみたいに強いわけではない。
炎の剣みたいなチートアイテムも使えるのはアルフェンだけ、ダナの魔法使いもリンウェルだけ、そういう条件でミラクル起こしすぎるのは違和感があった。
もう少しダナ人優位な部分とかがあっても良かったのではないかと思った。レナの武器を多数鹵獲していた、とかさ。
アニメに関して。
随所に挿入されるアニメシーンは文句なしに良いと思いました。
OP2ほんと好き。
スキットに関して。
今まではキャラクターの絵が並んで喋る程度だったのが、今回は漫画のコマ割りのように背景もつきキャラクターのポーズなどもゲーム中のモデリングに近い表示になった。
これはこれでいいのでは、と個人的に思いました。
アクセサリーの制作。
これがやり込み要素の一つなのかも。
他のアクセサリーから追加効果を移植することが可能。私はシオンちゃん用に消費CPを減少させる効果をつけまくりました。
それだけ作ったところで疲れてきたので、他は適当にキャラにあったものが付いているやつをつけていましたね。
高難易度でプレイするならアクセサリーの追及は必須なんじゃないかな。
料理。
キャンプや宿屋でしか作れないけど、各々の料理で指定された時間だけ効果が継続する。作るキャラによっては素材を多く消費して効果をあげたりすることができる。
でも、大事なところで効果切れるんだわ、毎度…。
その他。
ファストトラベルで大体のキャンプ地に飛んでいけるのは便利だった。
農場もとりあえず適当に家畜ぶち込んでおけばそのうち肉になるので、適当にやっていればおk 餌とかに使う金の余裕はないので。
釣り。アクション要素があるうえに、良い竿でないとヌシ級には歯が立たないので、ヌシ相手にはまず良い竿をゲットしてから挑むといい。様々なルアーがあり、ものによっては特定の魚がかかりやすくなる。最初は戸惑うけど、チュートリアル見返したり何度かやっていると慣れてくる。
レベル上げ、SP稼ぎは某兄妹ボスを何度もボコって稼ぎました。
お風呂イベントあり。
田代ケルザレグのイベントあり。
DLCに関して。
衣装以外にガルド(お金)や経験値などにボーナスがつくアーティファクトなんかもDLCで売られているようで。
おそらく一般的なプレイヤーの場合、DLCを買うとサクサク進むようになる、ではなく。DLCを入れないと苦行を強いられる、というバランス調整になっていると思う。
アクションとか上手いプレイヤーの場合は気にならないかもしれないけど。
多分、そのあたりの批判もあったから無料DLCでもう一つ下の難易度を実装したんじゃないかと思いますね。
正直な話、相変わらずのDLC商法。キャンプでのDLCの宣伝も、買ったら少し楽になるよ、ってそういうことですよね。
テイルズ復権を目指して力を入れているのはわかったんだけど、この辺りのDLCありきの難易度調整が見えてきて、結局のところいつものバンナムなんだなあ、と。
そういうゲームでした。
中盤くらいまではほんとによさげに見えたんですけどね。前作ベルセリアのほうが出来が良かったという結論。
シリーズ復活の一作目としては本気度とかが見えたし、まあまあ、ってところですかね。