気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

十三機兵防衛圏 感想5(完)

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 PS4のソフト、十三機兵防衛圏をクリア&トロフィーコンプリート。
 というわけで感想のまとめです。発売から1年も経っていないので当然のようにネタバレは控えめで。
 100点満点で85点くらいかな。個人的にとても楽しめました。
 はじめはボリュームが少ない、と書いたような気がしますがそんなことはなかった。

 機兵起動!




 
 良かった部分。

 ストーリー。
 このゲームはアドベンチャーゲームなのでストーリーが凝っています。
 一見、主人公たちが機兵に乗って怪獣と戦い世界を守る、そういう作品に見えますが…実際は違う、と。詳しく書くとネタバレにつながるので。
 ただストーリーは個人的に好みだった。キャラクターごとに全然違う作風があったり、あのキャラがああしていたときに別のキャラがああ動いてたんだ、みたいに見えてくるのも面白い。
 ここ何年かのSFものドラマ、映画、アドベンチャーゲームライトノベルなどの要素をこれでもかというくらい詰め込んだごった煮で、かつ結末ではほぼすべての登場人物がポジティブなエンディングを迎えるという大団円。ハッピーエンド好きなんで良かった。
 人によってはシュタインズ・ゲート(シュタゲゼロ含む)やソードアートオンライン、テラフォーマー、からくりサーカス等、いろんな作品を思い浮かべながらプレイすることになると思う。
 そういったSFの先駆者作品を知っていたうえでのプレイも面白いと思うし、SFに縁のなかった人は驚きをもってプレイすることができるとも思う。
 特にSF好きな方はプレイしてみる価値はありますぜ。
 フローチャート的な部分もあり、どうすれば別のルートに入れるか比較的わかりやすいのもポイント。

 グラフィックが良い。
 ヴァニラウェアが開発なので2Dキャラのグラフィックがとても良い。
 キャラクターの表情が豊かで滑らかに動く。
 背景や機兵、食べ物なども細かく作りこまれていて良かった。

 防衛戦パートで低難易度はほんとうに楽なので、ストーリー重視で楽しみたい人にも安心。


 クリア後はひたすら防衛を続けるステージが解放され、こちらはWave数がいくつもあり(個人的に確かめたので30Wave以上はある)どんどん敵が強化されていくので防衛パートが好きな人は延々と遊べる。

 防衛線での機兵の強化要素がストーリーの設定と絡められているところ。メタい(笑)

 トロコンが楽。


 

 微妙な部分。

 やっぱり機兵のアクションが簡素化されていることが寂しい。
 スキルの説明アニメーションは頑張ってるけど、実戦での描写が…。

 キャラクターによって使用できない兵装がある。
 第一世代では稔二がEMPサラウンドを使用できないのであまり起用しなかった。(※ほかのEMP装備は使えるので飛行型怪獣に対して無力ではない)
 第三世代ではなっちゃんが超大型ミサイルを使用できない。他で活躍はできるけど。
 第四世代ではレッグスパイクという強力な個体兵装を使えないキャラがいてシールド持ちの敵には苦戦しがち。ただしインターセプター(小型ドローン兵器)を強化する兵装や回復兵装を持っているので無力ではない。
 キャラクターの区別化は必要ではあるんだけど…。うーん。

 ストーリー上、敵に襲われるなどした場合にどう動くのが正解なのかわかりにくい場面がある。

 特に関ケ原のドロイドに挟み撃ちにされるシーンで何度もやり直しになった。「動かない」が正解なのね。


 ↑でも書いた通りとても楽しめた。
 まあストーリーパートはノベルゲームでも良かったような気がしましたけどね。その分の労力を防衛パートにつぎ込んでほしかったかな。
 とにかくSF好きな人にはお勧めのゲームです。
 価格が高いとか以前に書いたけど、おすすめですぞ。


 このゲームをプレイしてから焼きそばパンとハンバーグを食べることが多くなった。影響されすぎィ!

 エンディングではおっぱいありまぁす! 最後までプレイしてね。



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