気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

VAPORUM(Switch版) 感想2(完)

 前回
jikaseimiso.hatenablog.com

 VAPORUMをクリアしました。
f:id:jikaseimiso:20200222222902j:plain
 どうも世間では結構評価が高いようなのですが…。
 私は100点満点で30点。赤点です。久しぶりのクソゲーです。


 良かったところはスチームパンク風の世界観。
 戦闘中に画面を一時停止にして考えることができる。
 どこでもクイックセーブできる…くらい。よく初見殺しがあるので、どこでもセーブできるのは助かる。というか、どこでもセーブできないとクリアまでやらなかった。



 こっから悪かったこと。

 舞台のせいでもあるんだけど、画面が薄暗い。薄暗いシーンが延々と続くので常に画面が見にくくそれだけでストレス。
 別のゲームでほぼ夜が舞台のアラン・ウェイクという作品もあったのだけど、あれは光が味方・安全地帯という要素があって闇は敵・危険地帯。そのメリハリが効いていた作品だったけど、VAPORUMはただひたすらに薄暗い。それが徹底して続く。好きじゃない。

 スキルがほぼ一極集中で振るのが必須なバランスであること。いろいろあるんですけどね。
 外骨格もオープニングで選んでから一切変更できないのも微妙。

 最も害悪なのは初見殺しのトラップが多いこと。
 プレイヤーは初見殺しに何度も引っかかりながら、「あ、次はここに逃げるのか」とか「一瞬光ったところが安置か」とか死にながらも学習していける。
 ただしゲームの主人公は死にまくるわけで。なんども理不尽に死ぬ主人公のことを考えるとやるせなくなる。この主人公、奥さんと子供のために頑張ってるので…。
 ゲームなんだからやり直せばいいだろ、ゲームのキャラの生き死にに感情移入しすぎじゃね? とわかっているけど、あまりに初見殺しがひどすぎて。
 初見殺しってほんと好きじゃない。
 猛毒ホールの初見殺しはほんとヒドイ。

 ノーヒントの仕掛けがけっこうあること。
 宝箱に入ってるメモなんかにヒントが書かれているのもあるんだけど、たいていはノーヒント。今の時代にノーヒントの仕掛けとか…。ファミコン時代じゃないんですよ。
 もしかしたらヒントがあったのかもしれないけど、私は見つけられなかった。本を入れ替えるとかほんとわからんかった。
f:id:jikaseimiso:20200222222707j:plain
 カーソルを自由に動かして壁とかを調べることができるのですが、隠しスイッチなんかがほんとに小さくて見えにくい。画像右側の小さい◎が隠しスイッチ。薄暗いし。通行止めはひたすら壁なんかを調べまくる。もう少しなんとかならんかったのか。
 落とし穴は即死トラップなのですが、終盤にある落とし穴だけは下の階に落ちるというもので、そこに落ちないと攻略できない。気が付かんわ、そんなの。
f:id:jikaseimiso:20200222222720j:plain
 エンディングもキッツい。


 
 ノーヒント、即死トラップ満載とか、20年位前なら受け付けることができたかもしれないゲームだけど、今の時代には即していない。そんなゲームに感じました。