コールオブデューティ モダンウォーフェア リマスタードのオマケについてきたソフト、コールオブデューティ インフィニット・ウォーフェア(以下、CoDIW)のシングルキャンペーンをクリア。
マルチプレイやゾンビはやりません。毎度のことで通信設備の問題があるため。
閃乱カグラ PEACH BEACH SPLASHとかのちょいエロなゲームばっかりやってる脳内桃色な人間だと思われているかもしれませんが、私は基本的に硬派です(キリッ …ほんとだよ。
というわけで、硬派な戦争ゲームを今回取り上げるわけですよ。
このCoDIWというゲームは一人称視点の戦争アクションシューティングゲームの名シリーズである、CoDシリーズの最新作。
現在のところ、FPSのシリーズものといえばバトルフィールドシリーズのほうが人気があるっぽいのですが、マルチプレイをしない私からすればCoDシリーズのほうが操作性が好きですね。
CoDといえばモダンウォーフェアで日本でも注目されはじめ、日本でもFPSというジャンルが盛り上がるきっかけになったので、その功績は偉大ですね。
そもそも現代のFPSといえばマルチプレイ対戦ありきのゲームであって、シングルしかしない人間は珍しいんでしょうけどね。通信環境がかなり厳しくて…。
ハーフライフとかバイオショックとか古き良き時代(というほど古くはないけど)の一人用シューティングが好きなので、シングルキャンペーンを実装しているゲームはプレイしたくなりますね。
キャンペーンがないゲームとかも最近増えてきているのは残念です。
で、今回のインフィニットウォーフェアですが。
舞台は宇宙です。
戦艦がワープしたりとか、そういうのが当たり前の世界観です。未来すんごい。
数年前のブラックオプス2とかGとかからSF路線に舵を切っていたCoDシリーズ。
CoDのSF化には疑問があったのでそれ以降のブラックオプス3、アドバンスウォーフェアは未プレイでした。
今回インフィニットをプレイしたのも、モダンウォーフェアリマスタードの同梱でなければやらなかった。
別にSFモノがダメなわけではなく、それだったらCoDではなく別のタイトルでやればいいんじゃない? と思っていたのです。
今回のストーリーをみていたらなんかKILLZONEみたいなことになってるし、これをCoDでやることもなかったんじゃね? と。
宇宙に出た人類が二派に分かれていまだに殺し合いをやっているという、人間っていつまでたってもオロカね、みたいなストーリーになっています。
シリーズ従来と同じように、苛烈な戦いが描かれており主要登場人物のほとんどが戦死します。敵も味方も死にまくりです。ほんとにオロカなことをやってる。
「みんな大切なもののために戦って戦死したんだよ」って一見感動っぽいお話ですが、個人的には「数百年後の世界でまだこんなことやってんのか、ひくわー」って感じでした。
敵軍の提督がやたら上から目線で、出てくるたびにイラっとしたわ。
ストーリーはそんな感じ。
プロローグ以外は主人公のレイエス中佐を操作するので、感情移入はしやすかったです。旧作だと操作キャラがコロコロ変わったりしてましたので。
佐官で艦長なのに海兵隊と一緒に地上戦したり潜入任務に行ったり戦闘機でドッグファイトしたり…そのあたりちょっと無理があるような気はしましたけどね。
主人公の仲間たち、空母のクルーなどのキャラクターは結構好きでした。
強い意志を持つヒーロー然とした主人公・レイエス。
レイエスの副官、この手の洋ゲーにしては美人なソルター。
人工知能なのに感情豊かで、頼れる相棒・イーサン。
海兵隊の実戦部隊のオマー軍曹をはじめ、ブルックやカシマなど。
他、戦闘要員ではないけどいろんな役割をするクルーがいます。
仲間たちと一緒に死力を尽くして戦うというのは好きです。ストーリーに関しては上で書いたようにドン引きでしたけどね。
次回作もSFやるのなら人類で戦うのはやめにして、エイリアンとの戦いにしようぜ! …KILLZONEのモノマネからHALOのモノマネに変わるだけではあるけど。
ゲームそのものに関して。
ストーリーはアレだったけど、ゲーム部分そのものは基本的に従来シリーズ通りなので悪いわけではなかった。
敵が固かったりするのは気になったけど。
未来だけあって銃が変形したり、分離して二丁拳銃になったりと、いろいろと面白い要素がありました。
ロボット戦も、タイタンフォールのようなロデオキル(飛び乗って戦う)があったり、移動でもウォールランがあったりパクr…工夫が見られました。
宇宙空間での撃ちあいもあり。宇宙空間だとみんなプカプカしてるんで、どれが死体でどれが生きてるのか区別しにくかった。
エースコンバットのような空中戦も随所にありました。エースコンバットほど凝ったつくりではないので、比較的プレイしやすかったですね。
メインミッション以外に、ドッグファイト専門のミッションや敵艦を急襲するミッションもいくつかあり。主人公艦長なのでどれから攻略していくのか選べます。
未来だけに銃器が架空のものなので、名前だけではどういうものかわからなかったりする。形状とかで大体サブマシンガンとかアサルトとか見当つけて使ってます。とにかく敵の武器とかも拾いまくって手当たり次第に使いまわしていたので、愛着のある武器とかは無いです。3Dプリンターでポンと作られる武器ww
グラフィックは綺麗だし、ローカライズ(吹き替え)も良かったです。
HORIのFPS用コントローラーを使ったのですが、快適にプレイできました。
いろいろと書いてきましたけど、キャンペーンは普通に面白かったです。
キャンペーンのみの感想で、100点満点で70点。
世間での評価は微妙だったらしい。
次回作があったら現代戦か大戦時か、せめて2030年とかもうちょっと近い時代を舞台にしてほしいなぁ。