自由度が高いと評判のFallout New vegasの本編をクリアしました。
広大な世界を好きに旅したり戦いまくったり、ストーリーやクエストを進めたり、犯罪しまくったりするいわゆるオープンワールドのRPGです。
核戦争後でいまだに汚染された地域が多いアメリカを舞台にした近未来RPGです。
運び屋"稼業で暮らしていた主人公はある荷物の仕事で依頼人に裏切られて重傷を負い…。その裏切り者に復讐を果たすのが当面のストーリーになります。
ハードコアモード(飢え、渇き、睡眠不足、重症が医者でないと直せないetcの縛りモード)はオフでプレイ。それやってしまうと売りの自由度がね。
本編をプレイした感想は100点満点で80点。
DLCも少しプレイしたのですが、その感想は別の機会に。
十分満足しました。
どっぷりハマってクリアしたときはプレイ時間72時間。くっ。たぶんこのうち20時間は迷子になってさまよってた時間です。
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面白いところはやっぱり問題の解決方法が戦闘だけじゃないってことですね。
会話で相手を言いくるめるスピーチや、科学の知識や鍵開け技術などでさまざまな手段でクエストを解決できる。
とはいえ、脳が弾薬で出来ているのでGunスキルを最優先であげて、序盤はほとんど銃で解決していましたけどね。
その後、スピーチを上げて穏便に進めたりすることができるようになった。
サイエンスとかはほぼスルー。端末のハッキングの仕様がめんどくさくて…。
あとは敵を倒した時の演出。
撃ち倒した演出で敵がスローモーで吹っ飛んだりするのが面白い。
ただコンパニオン(味方)が倒した演出が入ると、自動的にプレイヤーキャラがそっちのほうを向いてしまうのが嫌な仕様だった。
前作のFallout3は少しだけプレイ済みだったのですが、その前作と概ねシステムが同じなのでプレイしやすかたです。
前作は途中までプレイした後、ゲーマータグを変更したらセーブデータが読めなくなって(別人のセーブデータ扱いだから)そこで止めていたのですが。
大体同じです。
セーブも割と自由にできます。セーブデータ数が増えるといろいろと不具合が発生する確率が高くなるらしいので、セーブデータは5個でやりくりしました。
世界観もよかった。
核戦争後という荒廃した世界設定も、グロいクリーチャーも人間の敵も。
ただNew vegasは敵のギャングがだいぶおとなしめになっています。
3のレイダーなんかはほんとに頭おかしい基●外だったのが、今作のギャングは割と理性的…というか普通にギャング。
前作のレイダーがひどすぎたというか。
ダメだったところはフリーズですね。
進行不能のバグとかには幸い遭遇しなかったのですが、フリーズは多かった。
特にスーパーミュータントのタビサ(だったっけ?)を倒すためにブラックマウンテンに登るシーン。
ブラックマウンテンのある場所で必ずフリーズして大変だった。大きく迂回してこまめにセーブして乗り切ったけど。
あと微妙なのは吹き替えの声優さん。
このゲームを吹き替えで出したという努力はすごい賞賛に値するのですが、ちょっと微妙な声優さんが多かった…。
あきらかにこのキャラ怒ってるだろ、っていう場面でも普通にしゃべったり。いや、怒っていいのよ。これ演技指導がダメなのかな。
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本編はNCRルートでクリア。
NCRっていうのはこの世界観での政府みたいな組織。
規律とかで住民をまとめて(縛って)無法者たちと戦う集団です。
ていうか、他の勢力が微妙で外道が多いので、組織が腐敗してようが押しつけがましかろうがNCRが一番共感持てたので。
序盤で訪れたニプトンという街で、もう一つの大勢力・シーザーリージョンと完全に敵対したのもNCRルートに行った原因。
ニプトンの虐殺でシーザーリージョンはちょっと無理だな、と。
いくらなんでもクジ引きで虐殺とかないわ。しかも生首飾ってるし。
あそこでリージョンの指揮官があまりにもむかついたので、ダイナマイト投げ込んで戦闘開始して、完全に敵対しました。
以後、たびたびリージョンの暗殺集団(4人くらいの一団)に定期的に襲われるようになってしんどかった。
終盤で一応リージョンと和解するチャンスがあるのですが、結局リージョンの本拠地で大暴れして決定的に決裂。そのままの勢いでボスのシーザーを倒しちゃいました。
…あれ? NCRが苦戦していたリージョンの本拠地を一人で壊滅させちゃったぞ。
あとはパウダーギャングとも問答無用で敵対しました。
プリム解放のために戦ったからねぇ。
上のほうでレイダーが少しまともになった、と書きはしましたがその他のキャラクターはやっぱり「おいおい」って感じのおかしいのがいます(苦笑)
ノバックのモーテル管理人のおばさん(ブーンさんの奥さんの件)とかクリムゾンキャラバンのばばあ社長(キャスの件)とか猟犬を何匹も飼ってる雑貨屋のおばさんとか。
おばさんがやばいのか?
一見まともそうなキャラクターなのに、陰でやってることがひどすぎるぜ、このっドンドンッ(銃声)
本編と関係のない探索も面白いのがあった。
Vault11の悲劇とその真実とか。別に進行上やらなくてもいいんですが、ターミナルとかに残されたメッセージが気になって調べていたらその黒幕と対峙することになっていたり。
Vaultもいろいろあるのねぇ。
善人プレイでした。
悪いことあんまりしなかったし、むやみに街の住民を傷つけたりはしなかった。
自由度が高いとはいえ、あまり街の人と敵対しちゃうとクエストとかに影響が出ちゃうので。
NCR寄りだったためか、パウダーギャングやリージョンをある程度倒すとカルマが上がっていくので中盤からずっと善人。
よくわからないイベントも多々あった。
上で書いたニプトンですが、初めて訪問したときに街の手前で名前ありの男女がなんか撃ち合いをしていた。
事情がわからないけどとっさに女性側に加勢して男を倒したのですが、同時に女性もやられていて、どういう事情で彼らが撃ち合いをしていたのかわからず(苦笑)
あとニプトンに入る直前に半裸+メガネ(だったと思う)の挙動不審なキモイ男に話しかけられたのですが、なんかキモいことを言ってそのまま去って行ったのですが、それ以降会わなかったのでアイツがなんだったのかも不明。
まだまだ世界を旅するとこういうイベントがあるんだと思うけど、とてもそこまでプレイできないので、ひとまずこれでニューベガスは終了です。