気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

L.A.ノワール "風紀課" "放火特捜課" 感想

 LAノワールクリアしました。
 詳しくは書きませんが、以下ネタバレが少しありますので注意。
 感想というか、不満点をいくつかあげています。



 風紀課の最後の展開がちょっと。
 主人公コール・フェルプスは非常に堅物に描かれているわけで、妻子持ちという話もちょこちょこ出ていました。
 それが風紀課に異動になって、出会った女性シンガーに少しずつ惹かれていってるのはわかるのですが。だからって浮気までするのはちょっと違和感でした。彼のキャラクターに合わないので。
 いい女は男を狂わせるといいますけど、あの女性でそれはないなー。もっと美女ならわかるんですが。
 この浮気疑惑→左遷の流れは、堅物で優秀な捜査官であるコールを良く思わない相棒や上司にハメられたわけです。堅物すぎる人間って組織で疎まれることがあるんですよねぇ…。
 そして「実家に帰らせてもらいます」をする奥さん。奥さんはここで初登場してそのまま退場。コールの家庭に何一つ感情移入できませんでした。
 事件の合間の回想はすべて軍隊時代の話なので、"軍人だったころのコール"と"警察官のコール"しかプレイヤーには印象に残らないです。どういう夫でどういう父親だったんでしょうね。



 左遷先の放火特捜課。
 またしても誤認逮捕。でも評価で☆5個つきます。いいんですか?
 突 然 の 主 人 公 変 更 。

 そしてあのラスト。製作者はコールさん嫌いなんですか? それともいままでの捜査の評価でエンディング変わるとかあるんですかね?
 確かに堅物なコールさんより、若干ひねてるケルソーのほうが面白いキャラではありますけど。

 ストーリーはともかくとして、モンロー邸とか地下水道のアクションは面白かったです。
 地下水道に関しては、水かさがあがってくるシーンで逃げ場がどこにあるかわからず何度も溺死しました。暗くて梯子が見えなかった。
 ちなみにこの水かさシーンの直後がエンディングです。
 ラ ス ボ ス は 水 。
 その溺死エリアの直前で、なぜかコールさんが勝手に火炎放射器を装備するんですが、ぜんぜん役に立たなかった。あの火炎放射機にはいったい何の意味があったのか。



 コールさんの軍隊時代の過去話。
 軍隊でも堅物で、小隊長みたいなリーダーのコールさん。少尉だからね。
 全体的に見てコールさんの判断が正しいとはいわないけど(ミスで民間人を殺してしまったり)、部下はキレすぎだろう。
 コールさんは能力も運もあったけど、コミュニケーション能力にちょっと欠けるところがあったのではないかと。融通が利かない性格が、戦時下の部下には余計なストレスだったのかもしれません。



 次回はこのゲームの感想をまとめてみます。