幻影異聞録♯FEのクリア感想。
100点満点で80点。大満足でした。これだけでWiiU買った元が取れた感じ(※中古で安く買ったため)
大まかなゲームの紹介は前回まででしたので省略。要するにFE+女神転生に芸能界要素を加えたごった煮。
ゲームの流れは大体ペルソナ3や4と似た感じ。
日常パートがあって、そこから敵ミラージュのダンジョンが登場し攻略開始。クリア後にアフターパートがあって次のストーリーに進む。
ペルソナでいうコミュ的なメインキャラクターのサイドストーリーや、サブクエストや闘技場などいろいろあるのですが、基本的にはダンジョン潜って戦闘→仲間の悩みなどを解決しつつ敵のボスへ迫っていく。
プレイ時間の大半はダンジョンで仕掛け解きつつ戦ってるゲーム。
戦ってばっかしじゃーん、って思うかもしれないけどこのゲームは戦闘が面白いのでそれでいいのだ!
戦闘はスキルで敵の弱点をつくことによりはじまるセッションが重要。起点のスキルからパーティメンバーが次々と追撃していくのでこれが面白い。
敵の耐性などにより、セッションが途中で止められたりすることもあるけど、オーバーキル状態なら耐性なんか無視してどんどんつながっていく。
セッションの3人目からは攻撃と同時にアイテムや金を入手することが出来るので、ユニティ(武器や能力の強化)や金を稼ぐためにもセッションしまくることが必須。
こう書くと「セッションしてれば次々と一方的に攻撃できるんでしょ。ヌルゲーじゃん」って思われるかもしれない。
少し違う。
なぜなら敵もセッションしてくるからだ。
適正レベルの敵だと、セッションしても4連撃以上しないと倒しきれないのが普通。雑魚でもそれくらいの体力がある。
だが、敵にセッションされると基本的に3連撃くらいでこちらは倒されてしまう。敵の数が多いとそれだけ危険もあるってわけです。
敵の情報はコントローラーパッドで見れるので、危険なスキル・追撃持ちの敵を優先して倒すことを考える必要がある。
このゲームでは装備する武器によって弱点や耐性が変化するのだけど、弱点を完全に消し去ることはできない。武器の3すくみの弱点は克服できないし。だから敵にセッションされて一気にやられる可能性は常にありうる。
ぬるくは無い。
ボス戦なんかは敵の攻撃属性なんかを調べて、耐性や戦うキャラクターの選択を吟味しないと非常に苦戦したりする。ボスはよく雑魚を召喚したりするけど、そこからセッションしてくるわけですよ。
戦闘は爽快かつスリリングなバランス調整になっていると思う(通常難易度の話)
このゲームで一番重要なパラメーターは速さです。
ワイルドエネミーという、主人公のレベルよりも5以上高い強敵が出現することがあるのですが、そいつとぶち当たった時に先手を取れないと一瞬で全滅することがある。
ワイルドエネミー以外の雑魚でも↑で書いたとおり敵のセッションをやられると危険なので、速攻で敵の数を減らす必要がある。
とにかく速さを補正するアクセサリ推奨になってしまっているのはちょっと残念なところ。
ちなみに私はワイルドエネミーに関してはスモークマシン(必ず逃げることが出来るアイテム)で速攻で逃げてました。
ワイルドエネミーと戦うならSPスキルとか戦闘メンバーとかも限定されるようなバランスなので。
ダンジョンは進行するためにいろいろ仕掛けやパズルを解いていく必要がある。
個人的にTV局ダンジョンの仕掛けが面倒だったかな。まあ、何度もやってるうちに攻略法は見えてくるのでそこまで難しくは無いです。
攻略済みのダンジョンでも後半になってからいける場所とかも増えていく。
そのほか、宝箱にはカギのかかったものもあり宝箱のカギの個数の管理は大事。サブクエストでカギをゲットできるものもある。
日常パート…というか芸能パート。そしてキャラクター毎のサイドストーリー。
このストーリーも結構面白い。
キャラクターの成長をしっかりと描いていたと思う。
足踏みしてしまった仲間を主人公の樹が励ましてサポートして乗り越えていくというお約束な流れなんだけど。
お約束だけど、それがいいんじゃないか。王道でいいんだよ。私は好きでした。
メインストーリーは割りと好きでしたね。ちょっとFEと芸能の関連がコジツケっぽくはあったけど。
クロムなどFEの海外展開したシリーズのキャラが登場するわけですが、ストーリーの中心は初代暗黒竜と光の剣をモチーフにしており、そっちのストーリーを知ってたのでわかりやすかった。
メインのキャラクターに関しては前回紹介したとおり。それ以外にもグラビアカメラマンやドラマの監督、作曲家など芸能に関わるキャラが出てきて話を盛り上げてくれる。それぞれプロのこだわりを持った面白いキャラ。
サブクエスト。
いろいろな種類がある。一般人がパフォーマを奪われてそれを取り返しに行くものや、宝のカギを拾うものとか、アイテムの納品系とか。
それ以外にもあるんだけど、面倒だったのは待ち合わせ場所を間違えたカップルを引き合わせるもの。居場所を教えてもスレ違った上、「いねーじゃねーか!」とこちらにキレてくる。君ら、携帯電話もってないのかね…。
ショップ。
防具にあたるアクセサリを買ったり、衣装を買ったり、バトルで役立つアイテムを買ったりできる。もちろん売却もできる。
問題はアクセサリや衣装は値段がバカ高いってことですね。
章を進むごとにアクセサリの代金が跳ね上がっていく上に、人数分そろえるとほんとにやばい。
セッションで金稼ぐの重要。
ユニティ。
これは↑でも書いたとおりキャラ強化や新しい武器を創り出すシステム。
キャラ強化の方はメイン・サイドストーリーやダンジョンの宝箱から手に入るパフォーマを使用する。
武器の方が問題で、それぞれ特有の敵から得られる素材以外に、スターダムという汎用素材を多用する。…これを集めるのが結構大変。キャラが増えていく、ストーリーが進行していくほどスターダムの必要個数が増していくので。スターダムにはレベルがあって(三ツ星、四ツ星など)、強い敵から下位のスターダムが出てくるとちょっと残念な気持ちになるよ…。スターダムのドロップの種類は敵のレベルによって固定にしてほしかった。
スキルは武器の熟練度で会得していくので、新しい武器は常にほしい。
スキル。
スキルは覚えられる数に限りがあり、取捨選択が必要。これは原作の女神転生シリーズと同じ。
必要のないスキルは消していく。
個人的には各キャラバフかデバフを一種類、魔法属性系単体を1~3種類、物理属性系単体を1種類、キラー系(アーマーキラー等)を1種類…みたいな感じで残していった。
範囲系の攻撃スキルは、反射する敵とかが混じってることが多いので単体のほうを習得していった。
つばさちゃんは回復スキル、まもりは防御系のスキル、ヤシロはカウンターを残し、霧亜は魔法属性系+メギドラオン。メギドラオンは追撃発生しないのですがシリーズ定番の浪漫魔法なので残した。
状態異常回復スキルは残しておく余裕が無く、アイテムに頼ることにした。
パッシブはステータスを上げるものや耐性系も覚えたら残しておいた。
スキルに関しては名前が独特で覚えにくく大変だった。ブフとかアギとかタルンダ(笑)はわかりやすいけど、~ジャ系はよくわからなかった。ラクカジャ、スクカジャ、タルカジャ~コレナンジャ?
いろいろ書いてきたけど、総合してとても楽しく遊べたゲーム。
WiiUが失敗してなければもっと売れてたんじゃないかなあ。
Switchという成功したハードでリマスターを出すということで期待度は高かったんだけど、海外基準の規制バージョンでありしかもそれを当初隠していた、という売り方の問題でまた失敗しそう…。
海外版基準であることを最初から公表してたらなあ。いいゲームなんだけどどうして任天堂は自らケチをつけていくのか。わからないわ。
今月発売のSwitch版のことは調べてないんだけど、追加プレイアブルになりそうなキャラを予想してみる。
ぶっちゃけ舞子社長、バリィはたぶん仲間入りするだろう。もしかしたら彩羽さんも(つばさの姉)
大穴で私はチキ嫁Pがくるのではないかと思っている。
この人、ダンジョンに迷い込んでも自力で帰るからなあ…。ありえる。
他、Switch版で規制されそうなところ。
霧亜さんのパンチラ。
エリーのパンチラ。
水着全般。
Switch移植版 幻影異聞録♯FE Encore 感想1
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