気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

火吹き山の魔法使い(Switch版) 感想1

 NINTENDO Switchで5/30にDL配信開始された火吹き山の魔法使いをプレイ開始。
 これは80年代にイギリスで刊行されたベストセラーファンタジーゲームブックコンピューターゲーム化したものです。
 数人いるヒーローのうちから主人公を一人を選んで、火吹き山の魔法使い・ザゴールから財宝をかっぱらいに行く冒険ゲームです。
 モンスターと戦闘をしたり、アイテムを使って危機を切り抜けたり、時には交渉して情報を得たりしていく。
 ゲームブックを再現しているため、危機に陥ったから回復ポイントまで自由に戻ったりという事はできない。
 進路によって入手できるアイテムが異なり、それにより後の展開にも差が出る。
 イラストはおそらく原作のものをそのまま使ってて、洋ファンタジーの雰囲気がめっちゃ出てる。
 
 ヒーローは戦闘能力に当たる技術とライフである体力、罠などの回避判定に使用する運という三つのパラメーターがある。ヒーローごとに得意分野が違ってくるわけです。パラメータに6面体ダイス2個の数値で各種行動判定の結果が出る。
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 それぞれのヒーロー毎に冒険に役立つ特殊能力があり(観察能力など)戦闘に使用できる特殊スキルも違いがある。
 所持品は取引などに使える金貨数枚と回復アイテムに相当する食料、ゲームオーバーになったときチェックポイントからリトライするための復活の石が数個ある。冒険中に魔法の薬や呪文書なども手に入る。それらを駆使してダンジョンを進んでいく。
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 ゲーム進行は状況を説明するテキストを読み選択肢を選んで進んでいくことになる。どちらに行くのか? モンスターと遭遇した時にどうするのか? 特定のアイテムがないと選べない選択肢もある。
 ゲーム中、キャラクターはミニチュアフィギュアとして表示される。ボードゲーム風の雰囲気がグッとくる。
 戦闘シーンはマス目状のミニマップにヒーローと敵が配置される。
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 ターン毎に攻撃する場所か移動する場所を選ぶ。
 敵と自分の攻撃がカチ合った時は技術点とダイスロールの合計値の高い方が勝利となり、ダメージを与えることができる。
 うまいこと敵の移動先を読んで攻撃を与えるとダイスロールなしにダメージを与えることができる。逆に移動中に攻撃を受けるとこちらがダメージを受ける。
 敵の行動を読んで動く必要があるわけですが、敵のフィギュアの向きなどである程度行動予測をすることが可能。これをうまくやらないと戦闘に勝てない。

 実際にプレイしてみた。
 ヒーローは最初から選べる四人のうち探検家のルニカを選んだ。観察眼や毒攻撃を使える。体力が多めなので初心者向けなのかな。
 ロックされてるヒーローは多分周回プレイとかで開放されていくと思われる。
 最初はオークやゴブリンなど弱めの敵が多く、戦闘も順調に勝利できた。後々使いそうな魔法書とかザゴールの鍵も入手。
 ところがどっこい、魔法学院に向かうあたりから暗雲が立ち込める。
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 罠にかかって技術がー1 これが痛い…。
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 そして炎の魔法使いの部屋で出てきたサラマンダーが強いのなんのって。
 ボロボロになりながら勝利してマジックアイテムを手に入れるも、これが罠。
 気絶したところを川に放り込まれて瀕死の状態。ここで運ロールに失敗して溺れて大ダメージ、1回目の死。
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 復活の石でリトライするも、またサラマンダー戦でボロボロ。ゲームブックなのでこの後の騙される展開は変えられず再び川にドボン。
 今度は泳ぎに成功するも、成功でも3ダメージ食らうのね。これで丁度体力が0になり2回目の死。
 リトライでサラマンダー戦でまた川にドボン。ここで回復アイテムの食料が使えることに気が付いて溺れダメージ食らいながらもなんとか生存。
 その後、運がドンドン下がっていく塔に登っていくもスライムの集団にボコられて3回目の死。集団相手は分が悪すぎる。
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 リトライ地点が変っていないためサラマンダー戦→ドボン→溺れ→食料モグモグを繰り返す。 
 次は塔をスルーして正面の建物へ。ゴースト四体相手に苦戦しつつ(敵が多いとほんとに分が悪い)探索を続ける。
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 が、ヴァンパイアに遭遇して即死。どうやらなにかの対策アイテム(杭?)を持ってないとアカンらしい。ここで復活の石がなくてがめおべら。

 ここまでプレイしてみた感想。
 ゲーム開始時のロード時間が異様に長い。タイトルからスタートまで1分くらいかかる。途中途中でもロードが入るのですが、それもフリーズしたのかと思うくらい長い。途中ロードは10秒くらいかな?
 ↑でも書いてるとおり集団戦がきつい。
 サラマンダー強い。オークなんかと比べ物になんない。サラマンダーの技術点がヒーローと同じ数値なのでダイス目が悪いと食らいまくる。そのうえ火傷で継続ダメージも食らう。強い。
 選択肢が一つしか選べないシーンはリトライでも同じ展開になってしまうのが厳しい。普通のRPGなんかだと対策考えたりできるけど、これはそうはいかない。逆に、展開を覚えてしまうとどこでどのアイテムが手に入るかわかるため、覚えゲーともいえる。選んだヒーローによっていろいろ変わってくるだろうけど。
 日本語訳が微妙?なところがたまーにある。まあ意味は伝わるからいいんですけど。

 雰囲気はほんとにゲームブックをプレイしている感じでいいけど、結構難しいかな。
 ゲームブックは本として完成しているものであって、コンピュータゲームにするのは少し違うのかもしれないと感じた。
 このゲームもちょこちょこ進めていくので、一区切りついたらまた感想を。
 次は魔法学校ルートは行きたくないね(笑)


 次回
jikaseimiso.hatenablog.com