これが孫家三代。
左から孫策、孫堅、孫権。真ん中の孫堅オヤジは速攻で死にます。
実際の歴史上で孫策は暗殺者に襲われてその負傷がもとで死亡します。このルートにそれが盛り込まれていて、暁人の予知夢でそれを阻止するという流れになります。選択肢を間違えると孫策も死にます。普通にやってれば間違えないけど。
そして孫策が生き残る世界は一番穏便にストーリーが進んでいきます。このルートでは董卓が健在なので、魏・呉・蜀で再び反董卓連合を結成。董卓を倒して終了。
劉備や曹操と仲良くなって三国が協力関係を結んだまま、戦乱が収まるという結末。現実には絶対ありえなかったであろう天下三分。
完全な統一で終わらなかったのは小覇王の異名があるからなのかな?
例によって暁人は孫策とらぶらぶでヤってます。洞窟の中でもヤってたのはびっくりしたけど^^; エンディングでは子供もいる。
暁人と孫策の事後を目撃した劉備さんと曹操さん…。
孫策ルートはCP(いわゆる命令書みたいなもの。何か命令する時に消費する)が少ない。武将の訓練も満足にできない。
気が付いてなかったのだけど、CPはおそらく君主の政治ステータスに依存するっぽい。
曹操も袁紹も政治能力は高かった。孫策は武勇の人なのでしょうがない。CPの少なさは中盤までかなり枷になった。
アーキテクトの話もここでしておく。
武将にはアーキテクトというステータスを底上げする技能みたいなものに数値を振り分けて強化することができる。
強化用のポイントは訓練や敵の撃破などで得られる。そのポイントを各兵種の能力や用兵・武勇・政治などをブーストする項目に振り分けることができる。
他のゲームでいうところのスキルツリーみたいな感じ。これを振っておかないとLV4の敵大将クラスとの戦闘が面倒くさいことになったりする。
孫策ルートでは周瑜がある事情から一時離脱して、数ターン後に戻ってくるのですが。
なぜかアーキテクトがリセットされる。ポイントを振り直ししないといけないのですが、なぜかアーキテクトのポイント総数が離脱前に比べてかなりカットされている。リセットされるのはまあいいのだけど、その分のポイントはちゃんと返してほしい。
主人公の暁人は各ルートの終盤で身分があがるなどしてキャラグラフィックと固有スキルが変化するのですが。これも同じくアーキテクトがリセットされたうえ、ポイントをかなり減らされてしまう。
前回の袁紹ルートも、「袁紹が君主の自覚を持ち始めた」というメッセージが表示される場面があるのですが、そこでやはりアーキテクトがリセットされポイントが減らされる。
これではキャラクターが強化されたのか弱体されたのかわからないよ。このあたりの処理をちゃんとやれなかったのはなんででしょう…。
孫策ルートのMVPは周瑜。全てのパラメータが高く一時離脱があっても最も活躍した。大きいし。さすが水軍大都督。
固有スキルは強烈な火計。でも発動率はかなり低い。
史実の周瑜が音楽好きという設定をこのゲームも盛り込んでいるのですが、なかなかに個性的で微妙な歌であった。即興歌ですな。
準MVPは孫策本人。強いので…っていうかこのゲームの君主キャラは有能が多いので常に最前線で使い倒される運命にある(笑)
でも孫策には一つ言いたいことがある。
孫策ちゃん、おっぱいガバリすぎ! ちゃんと寄せようよ。周瑜さんはしっかりやってるのに。
あと謎の光や湯気が仕事しすぎである(笑)
呉軍家臣(絆武将)について。
なぜか魯粛がいない…。と思ってたらモブ顔武将で登場した。魯粛の扱いって…(絶句)
程普、太史慈、黄蓋、呂蒙などが個別デザインの絆武将なのはワカるのですが。
祖茂とかいうよくわからんやつがいた。そもそも祖茂って誰? って調べてみたら孫堅の命を救った人らしい…のだけど、それ以外ほとんど不明の空気キャラらしい。
正直、祖茂よりも魯粛や諸葛瑾のほうが絆武将にふさわしい気がするんだけどなあ。
なぜか陸遜が出てこなかった。ゲーム内に存在はしてるんだけどなぜか登場せず。呉と言えば陸遜だルォ…。
孫策ルートでは、ついに! ついに田豊ちゃんとキャッキャウフフしちゃいます。
押し付けられるお胸に暁人くん大興奮やでぇ。ムクムクッ
黄忠さんともいろいろえろえろ。ポロリもあるよ! 当然のように謎の光の出番ですが。
黄忠といえば蜀の老将というイメージが強いと思われるのだけど、このゲームでは豊満な大人の女性として描かれています。
こっちは呉の老将である黄蓋さん。絆武将なので彼女のエロイベントは別ルートです(袁紹の時にヤった)
水着の見た目はこう若々しいけど相応に加齢しているらしいよ。
曹操・袁紹ルートでは絆武将だった張コウさんともヤってた。野外で。
あとは曹操ルートではあっさりと処刑されてしまう賈詡さん。このゲームでは賈駆表記。
もともと歩く痴女的な服装の賈駆さん、さらに水着になってヤってしまいます。
次回、孫権ルート。
jikaseimiso.hatenablog.com
初回感想の時に、クソガキだったころ三国志はナムコ版のファミコンゲームしか知らなかった、と書いたわけですが。
クソガキから一つ上の男…いまだ少年だけど…になった頃。つまり皮が完全に剥けた頃。
三国志との新たな出会いがあった。
テレビアニメ、横山光輝三国志である。
1991年にテレビ東京で放送されたアニメなのですが、地方民なのでリアルタイムではなく数年遅れで視聴。
かの大漫画家・横山光輝氏の三国志を原作にしたアニメで、豪華なスタッフ、豪華な声優を起用した名作なのだ!(断言)
キャラクターデザインは荒木伸吾氏、姫野美智氏といういわゆる聖闘士星矢のコンビ。なので星矢のような絵ながら、横山氏の原作絵の特徴を残しているという神作画。
ただし、90年代初期のアニメなので各回で作画にバラつきがある。星矢調かつ劇画チックなすごい作画回があるなか、これ前回と別人やんかwwという話もある。星矢のTVアニメも作画がひどい回が多かったが、このアニメもそんな感じ。
呂布の最期や周瑜の顔芸、劉備と曹操の「君と余だ」のシーンなどの作画は見もの。
声優は今や大人気声優の藤原啓治氏が張飛役で出演。
呂布の軍師である陳宮がたしか鈴置さんだった。
たしかエンディングの配役のクレジットか三兄弟と曹操、孔明しか役名が表示されないというクールなものだった。
主題歌はロックバンド・フェンスオブディフェンスが担当。OP1の「時の河」はあまりにも三国志の世界観にマッチしたベストオブベストな主題歌であった。
OP2もいい曲だった。OP2はいよいよ三国志ということで魏呉蜀の主要登場人物がバーンと出てきます。
ED1は遊佐未森の空。これもいい曲。少年時代遊佐未森や鈴木祥子が好きになったきっかけはこのアニメのおかげ。
ED2はOPと同じくフェンスオブディフェンスが担当。この曲がめっちゃ好き。思い出に変えるほど色褪せちゃいない。そんな歌詞と共にEDアニメはこれまでのストーリーの回想絵巻。良い。
ただし後期のOPEDは三国志の世界観とは少し違った曲なので人によっては「戻して」となるかもしれない。
残虐なシーン…主に関羽や張飛が敵兵を叩き斬る場面ですが。残虐描写は控えめ。黒い影が縦に両断される、という表現です。
黒い影表示であっても子供までやられる場面もあって驚いた。でもこれが当時の世界なんだろうな。
良アニメなのだけど、微妙な点もある。
赤壁で終わってしまうこと。まあここはしょうがないのだろうけど。
あくまで蜀三兄弟+孔明+曹操でストーリーが進んでいくので、呉の扱いが…。呉の見どころはほぼ周瑜一人。あとたまに人のよさそうな魯粛。君主って周瑜だっけ?(笑)
ぶっちゃけ劉備とその側近、曹操、呂布、周瑜くらいしかキャラの印象が残らなかった。曹操の近くで眼帯しているのが夏候惇、くらいに。呉の方ではジジイ=黄蓋くらい。
武将それぞれピックアップしていたらキリがないからしょうがないのでしょうけど。
あ、キョチョはスマートな武将でした。個人的には大男の印象が強いんですけどね。
このアニメ、どこかでWeb有料配信されてないものか。
また視聴してみたいんだけど、ちょっと探してみた感じ無いんだよなあ。
たぶん違法動画とかはあるんだろうけど、それは避けたいんだ。
衛星放送見れる環境ではないのであくまでWeb限定で、どっかないのかなあ。
DVD買うしかないのかな。
そして私の三国志歴は漫画作品 龍狼伝まで飛ぶのだった。次に機会があったらこの話になります。