気ままにゲームプレイ日記

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蒼き革命のヴァルキュリア(PS4版) 感想7

 前回
jikaseimiso.hatenablog.com

 四女神オンライン…今回は通販で購入したのですが、まだ届かない…。
 というわけで蒼ヴァルのお話だ!

 …クリアしました。
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 今回は九、十、終章のお話。
 ゲームそのものの感想はまた今度。
 ※結末のネタバレあります。注意。

 アムレートの無茶な命令により伝令兵ハンスが戦死。
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 無茶させやがって…。
 ハンスは少年兵です。
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 そしてまたしてもマリア先生の人格が出てきてヴァルキュリアにとどめを刺せず。
 さらにまたしてもマクシムの上から目線。いい加減うざい。
 ハンスの戦死の件とヴァルキュリアをマリア先生と呼んでとどめを刺せなかった件で、ヴァナルガンド部隊が動揺しアムレートへの不信感が…。
 それらがさすがに応えてアムレートの心が折れかける。
 バイオレットも帝国の情報源にしていた「婿殿」中佐が戦死したこと、フリートも自分の記事で民意がコロコロ変わることに嫌気がさして復讐をあきらめかけてしまう。
 それでもスレイマンとバジルは戦いを継続しようとするが…。

 五人がバラバラなりかけたその時、ゴドーが残した手記により事情を把握していたオフィーリアが大罪人たちに加担。
 国のために復讐を完遂するべき、と後押しする。
 それによりついに迷いを振り切ったアムレート。
 四将ヴィクトール、ギルーシュを撃破し殺害。マクシムもボコボコにして退けついにヴァルキュリアとの最終決戦。
 ギルーシュの重咒機についてもいろいろ書きたいが、後にする。マクシムについても。



 ヴァルキュリアの活動限界である朝まで戦い続け、ついに逃がさずにヴァルキュリアを仕留めることに成功。
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 朝日で弱ったヴァルキュリアは普通にダウンする。
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 さよならマリア先生。
 ヴァルキュリアの死亡と、列強の介入により野望が尽きたことを悟った皇帝。
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 自害します。よく見えないけど、グラス?のようなものを持っているので、毒を飲んだのではないかと。
 戦後もルーシ帝国は続いていくので、皇帝の自害で侵略やいままでの暴挙は許されたんだと思われる。



 エンディング。
 オフィーリアはこの戦争で得た領地を、元の国へ返還することを宣言。
 国民はそれに不満たらたら。戦って勝ち取った土地なんだから、植民地化してユトランドを豊かにすべきという意見が噴出する。
 あくまで「解放」の為の戦争であることにしたいオフィーリアと大罪人はここで最後の計画を実行に移す。
 それはこの戦争がすべて大罪人5人の私利私欲による戦であり、大罪人に踊らされたユトランドは責任をとらなければならない立場であるという事。ゆえに各国へ詫びるために、領地は各国へ返還しなければならないという事。
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 当然のように五人の大罪人は処刑すること。
 五人の大罪人はユトランドとオフィーリアの功績を守るために、わざと罪をかぶって処刑されたのでした。
 めでたし、めでたし。
 
 


 
 このストーリーで最も重要なのはヴァルキュリアの存在である。
 ヴァルキュリアは「指輪」を持つ「男」に服従する死神。
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 えっちな望みでもかなえてくれるんですか?(ゲス顔)
 その咒歌は敵だろうが味方だろうが問答無用に死に至らしめる。一人で一軍に匹敵する脅威。
 ヴァルキュリアは夜にのみ出現する。おそらく朝日が出ると厚化粧がバレるからだろう。
 皇帝はヴァルキュリアという最強の手駒を得るために、かつてユトランドを侵略しモルダの地を占領。アムレートたちの孤児院を襲撃し、ヴァルキュリアの憑代になるマリア先生を誘拐した。
 ヴァルキュリアの為だけにルーシ帝国は10年前にユトランドへ侵攻したわけです。
 で、ユトランドはなぜかそんな侵略国家と同盟を結んでいたりする^^; 領地とられたのにその加害国にヘコヘコしていた小国ユトランド。さらには五大帝国(列強)に経済封鎖までされてしまう。
 正直、大罪人の思惑なんかなくたって開戦するしかユトランドには未来はなかった。
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 で、ユトランドは帝国に占領され植民地化されていた国々の解放に乗り出すわけです。
 ユトランド王国の恐ろしいところは民衆の心理がコロコロと変化していくこと。勝ってれば戦争を続けてほしい、負けると停戦してほしい、戦争時には英雄、戦争後には大罪人…。恐ろしいですな。

 ヴァルキュリアに対抗するために組織された最強部隊・ヴァナルガンド。
 ラグナイト適性の高い国民から選出された部隊ゆえに、立場も年齢もキャリアもバラバラ。
 その割に、なぜかうまいことまとまっていたりする。サラのストーリーで語られるが、ヴァナルガンドは「家族」のような雰囲気がある。
 ゴドーは王国の近衛兵。実直、誠実、堅実な副隊長に適役の装甲兵
 最年長のダリルは元軍人。アル中だけど、頼れる突撃兵。元軍人だけあってサブリーダーでもある。
 ジョルダーは現役軍人。だからこそ軍人という立場もわきまえている兄貴。
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 イザークは貴族。アムレートを嫌っていて、だからこそアムレートのミスに対して声を大にして批判してくれるキャラクター。
 ブルムは仕立て屋の跡取り息子。ラグナイト適性がかなり高く、術の能力は素晴らしい。ヘレナとのラブコメ枠。ヘレナに巻き込まれて入隊した彼が成長していく姿は見どころ。
 ヘレナは喫茶店の看板娘でスーパー庶民。ただし料理のセンスは最悪。エスカルゴのケーキとか想像しただけで…。その勝気な性格は部隊に元気を与えてくれる。
 サラは咒術のデザイナー。実は生粋のユトランド国民ではない。天才肌であるがムラっ気もあるというキャラ。オフィーリアちゃん大好き…どころかみんな大好き。仲の人は津田ネキである。
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 ティルダは咒機の開発者。激寒ダジャレお姉さんで私生活はだらしない。でも頼りになるお姉さん。
 ブリギッタは元教師。それゆえに少年兵などの姿には心を痛めている。…ショタコン。でも元教師らしく普段は規律正しく冷静。
 問題点としては、オフィーリアの咒歌がなければアンチヴァルキュリア部隊としては完全に機能しないということ。ヴァルキュリアの咒歌に一般人よりは抵抗力がある、程度なので。

 ルーシ帝国と皇帝陛下。
 ユトランドのような小国に負けすぎである。
 ヴァナルガンドがいくら強いと言っても、ヴァルキュリアがいて、咒機(ラグナイトコアで動くロボット。ユトランドは持ってない)をあんだけ配備していて兵力も国力も遥かに上回っているのに負けすぎ。
 皇帝陛下。失敗した四将に対して激怒せず、挽回のチャンスを与える。いわゆる理想の上司的なキャラにみえるのですが。ぶっちゃけ、四将しか信頼できる部下がいないんだと思われる。あまり叱りすぎて四将からそっぽ向かれたらたちまち孤立してしまうからそういう態度とってるんじゃないの?
 全体的に余裕そうに構えているけど、負けすぎ。
 しまいには「冬が来ればユトランドは攻め込んでこれない。そしたら戦力を増強して来春勝負だ」などと語りだす。
 これが五大列強の一角、ルーシ帝国である。残念すぎる。

 残る謎。
 残る…ていうか断章(サイドストーリー)とか見逃しているのかもしれないので間違った事を書くかもしれませんが。もしくは今後DLCの追加ストーリーで語られるかもしれませんが。
 ブリュンヒルデが犯した罪とはいったいなんなのか? その罪のせいでブリュンヒルデ以外のヴァルキュリアも指輪の支配を受けることになったらしい。どうやらオフィーリアの血筋となんらかの関係あるっぽい。
 オフィーリアの咒歌。姫本人は人を守るための力、と言っているが、ヴァルキュリアからは「その歌は危険だ」と忌み嫌われている。
 マクシムが皇帝を心酔し咒体化した経緯。それとなく語られはするんですけどね。でも親兄弟皆殺しにされて皇帝を恨んでないとか、いったいなにがあったんだか。



 ※2017/7 追記。
 このゲームのネタバレ、というワードで検索してくる方が多いので追記。
 私個人はプレイ中に見たわけではないのですが、文字通り"秘密"の追加エンディングがあります。
 大罪人のほんとうの結末とは!? 気になった人は是非自分でプレイしてみて確かめてください。
 発売から半年以上たってるし、動画サイトとかに上がっているようですけどね…。



 次回
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