仕事の昼休憩の時間にじわじわプレイしていた428
このゲームは実写型のサウンドノベルです。発売は2008年なので、もう8年前の作品なんですねぇ。
実写型サウンドノベルで複数主人公のザッピングシステム(主人公切り替えでBADENDを回避しストーリーを進めていく)作品で、かつてセガサターンなどで発売された「街」の精神的な続編。
舞台はタイトルどおり渋谷。
100点満点で80点。
※実写物なので今回はスクリーンショットなど画像はなしです。
いやぁ、面白かった。
5人の主人公(実際にはもっといる)それぞれのストーリーが徐々に収束していくのがね、いいね。
加納(いわゆる橘さん)と亜智が基本的な主人公で、それぞれ違った熱さをもっているキャラ。大沢は父親として夫としての様々な苦悩を抱えている主人公で、御法川は事件の当事者ではなく事件を外側から見ていくタイプの主人公と、区別もしっかりついている。
前作「街」同様に、主人公以外の脇役にもそれぞれ人生がありその1日を生きているのも面白い。
上で書いた通り、他の主人公の行為が影響してこっちの主人公がBADENDに陥る、ということがあるけど、選択肢のシーンに戻りやすいのでプレイしやすい。
BADENDにも面白いものがあって失敗も楽しめた。農家ENDとかね。あとはBADENDの時にヒントが出るのもありがたかった。
役者さんたちは静止画像でしたけど、いい演技をしていたと思います。てか、これ撮影時は実際に台詞と動きを入れて収録していたらしい。
特になすびさんが面白い。
大沢姉妹と鈴音役の子が美人だった。あとはタクシー運転手の君塚さんとか梶原さんとか好きですね。梶原と大沢のトイレのシーンは笑った。
難点があるとすれば本編が短いって事でしょうかね。「街」は5日間の話でしたが、428は1日のお話です。
主人公が多いとはいえ、短いかなって感じました。
PSPという携帯機だから画質もちょっと微妙。PS3版は画質がとても良かったらしい。
あとは日本と国や環境の違いがあるとしても、アルファルドの戦闘能力が異常でかなり浮いていたような感じがあった。いくらなんでもこいつスゴすぎじゃね?
本編以外にも亜智の妹の入院話とかいろいろとあるのですが、カナン編(アニメのやつ)は正直、いらなかった気がする。タイプムーンのやつね。本編とはまったく別のオマケ作品と考えて見ましたけど、そういう風に区別しても微妙だった。
あとこの記事はこのブログの428番目の記事です。だからってどうこういう訳じゃないんですけどね。