ストーリーのネタバレあるぞぉ!気をつけろ!
最後の喰魔を守っているのは一等対魔士オスカー。
喰魔を巡ってオスカー、そしてその姉テレサとの最終決戦です…。
オスカーとテレサの姉弟愛とかここまでちょこちょこ出ていましたが、やっぱりベルベット姉弟との対比だったんですねぇ。
新しい"術"の実験を兼ねて戦いに臨むオスカー。
その危険な術を使わせたくないテレサは最後の喰魔と融合してベルベットたちに挑んできます。
その次にオスカーは新しい"術"こと神依を発動して挑んできます。
連戦ですが、二人はあまり強いわけではなかったので楽に勝ちました。
問題はその後のイベント。
実験段階の神依が暴走してそれを止めようとしたベルベットがオスカーを殺害してしまう。
…"弟"を殺したわけです。アルトリウスと同じように。
その事実と、オスカーの姉テレサの呪詛のような言葉に動揺しまくるベルベットは襲い掛かってきたテレサも殺害。最後の喰魔は捕獲ならず。
この辺からベルベットの精神状態が不安定になってきます。
オスカーとテレサは一等対魔士の中でもゼロナンバーという精鋭で、ベルベットたちと何度か絡むキャラクターなのですが。
ライバルキャラとしてはいまいち印象が薄い気がするんですよね。
特等対魔士のシグレやメルキオルほど大物感もありませんでしたし。
オスカーが神依したときは「おっ」となりましたが、この後に登場する雑魚対魔士も普通に未完成神依しますし。
姉弟、かつブラコンシスコンというベルベットとの共通点のある敵キャラ。という印象しかなかったかな。
もうちょっとキャラの掘り下げがあったほうが感情移入できたような気がします。
サブイベントかなにか見逃してたかなぁ。
その後、隠れ家にしていた監獄島タイタニアが対魔士に襲撃されます。
迎撃に乗り込んだベルベットたちはついにカノヌシと遭遇。
その正体は。
生贄になった弟ライフィセットだった。
カノヌシに圧倒されたベルベットたちは前回同様、地脈に逃げ込む。
そこで大地の記憶…かつて地上で起こった出来事の記録映像を何度も見せられる。
アルトリウスとセリカ(ベルベットの姉)のなれそめやセリカの最期。
聖隷シアリーズとフィーの正体が、セリカとその子供の転生であること。
実はライフィセットが自ら望んで生贄になり、カノヌシになったということ。
アルトリウスのみならず、弟にも裏切られていたという事実にベルベットの精神は崩壊寸前。
カノヌシはベルベットが抱えている「憤怒」と「絶望」を吸い込むことで完全体に覚醒する! そういうわけでカノヌシは大地の記憶を利用して精神攻撃を続けてきたわけですよ。
ついには「私はみんなを無意味に苦しめた化け物です」「醜い化け物は生きてちゃいけない」などと口走って、カノヌシに吸収されかかるベルベット。
そのベルベットの手を引っ張ってつなぎとめるのがもう一人の主人公的立ち位置のライフィセット!
ライフィセットは要約すると…「ベルベットは名前もくれたしあったかいから僕が守る。ベルベットがイヤっていっても僕が勝手に守る。それが僕の生き方やねん!」(※要約です)
というようなことを言ってベルベットを取り戻します。
ベルベットもその言葉で復活。「自分のために戦って、自分のために復讐をやり遂げる」と宣言。魔王復活ッッ!!
少し前からベルベットは「ラフィのために復讐をやってきた」などと口走っており、そこにかなり違和感を感じていました。どう考えても自分の為だろって。
このゲームのストーリーって世界の為とか考えている人間アルトリウスと、自分のワガママの為に邪魔なものを蹴散らしていくような業の深いベルベットの、生き方の対立のお話なのかもしれない。
で、実はアルトリウスは世界の為とかほざいてるくせに、裏ではベルベットたちと同じように利用できるものは無慈悲に利用したりドラゴンを幽閉したりとやりたい放題やっていたりする。おそらくそんなアルトリウスの生き方が許せないんじゃないかと。アルトリウスとアーサーという二つの顔を使い分けていたこととかも二律排反的で許せないのかも。
関係ないけど、ベルベットの奥義には無律排反という技があったりする。
あと追撃してきたカノヌシが聖隷一号をドラゴン化したのにライフィセットが激怒。
ライフィセットパンチでカメムシを…じゃなかった、カノヌシを吹っ飛ばす。
そして穢れを焼く"浄化の炎"!
やっぱりライフィセットの正体は…。