今年の企画 俺VSコンパイルハート 第4弾!
2013年にPS3で発売されたRPG フェアリーフェンサーエフをクリアしました。
メーカーによる"ガラパゴスRPG"というジャンルとかぶっちゃけよくわからないゲームだったのですが、キャラクター原画がネプテューヌと同じ人なので買って積んでいた。買った理由はそれだけだった^^;
コンパイルハートなんでたぶん肌色多めのシーンとかもあるよね、むふふ、的な思惑もあったけどね。
やりこみとかはほとんどしないで、普通にクリア。サブクエストの納品系は大変でして…。
ストーリーは女神と邪神が戦って相討ち・両者石像に封印された後の世界のお話。世界観はいわゆるファンタジー。
女神・邪神を封印した精霊が宿る武器・フューリーを巡っての主人公ファングとその仲間たちの冒険と戦いのストーリー。
100点満点で60点くらいです。
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キャラゲーの王道RPGです。
キャラクターのグラフィック、ボイス、個性に注力して作った作品、という印象です。
近年、この手の和ゲーではその辺は普通にこだわって作ってると思うのですが、コンパイルハートらしいキャラクターが多いです。
このメーカーのゲームが好きな人は素直にキャラクターを楽しんで見れると思います。
Wヒロインは可愛いし、仲間になるフェンサー(妖聖の契約者)も面白いキャラ多いです。
王道RPGっていうのは主人公が成長していって世界を救う、というものです。
当初は「メシ」「めんどくさい」ばかり言ってた主人公が、仲間のため、世界のために奔走するようになるという。
付け加えると王道モノのライトノベルをそのままゲームにしたような感じですかね。
ただし、ストーリーは割とエグイ部分があります。
笑って人を殺しまわる敵とか出てきます。倒した敵がさっくり死んだりします。敵側に鬼畜外道なキャラ多めw
こいつ仲間になるんじゃね?って感じの敵もさっくり死にました。
ネタバレになるけど、このゲーム、中盤で一度主人公が過去に戻って序盤のシーンからやり直すことになるのですが。
そのやり直しで「敵でもなるべく殺したくない」と主人公はいろいろと努力して、女の子の敵・エフォールは殺さずに仲間にすることができるのですが。
もう一人のライバルキャラ、アポローネスも殺さずに済んだのですが彼は直後に自殺。ええぇ…。
ちなみにアポローネスもある手順を踏めば仲間になるらしいのですが、普通気づかずに進んじゃう。
面白いところはやっぱりパートナーの妖聖との合体でしょうね。
ネプテューヌみたいな装甲をまとって、BGMがやたらと熱い挿入歌に切り替わります。
ただ戦闘は簡単ですね。苦戦ってあまりしませんでした。
ワールドインフルエンスという、ダンジョンの敵編成とかに変化をつけるシステムもいいですね。
ネプテューヌのダンジョンの仕様書と似たシステムです。
スキップ機能もネプテューヌ同様、すさまじく早くて便利。
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不満点としてはシャルマン関係。
彼とのイベントをもうちょっと深くやってほしかったなぁ。
主人公はシャルマンのことをあんまり好きじゃなかったはずなのに、終盤はシャルマン関係で必死になってるのに少し違和感があった。
ボス戦でたびたび戦闘が中断されるのも正直好きじゃなかったりします。
ボスが「なかなかやるな。だがここからが本番だ!」みたいなことを言って仕切り直しになる。
まあ、某ルミナスアーク2みたいに「勝ったのに負けた扱いになる」よりはずっとマシです。
あとはラストダンジョン・天の階。
一階部分のジャンプアクションが…失敗すると下の段に落ちてやり直しになるのがね。
1時間くらい失敗しまくって、結局ジャンプ力をアップさせるアイテムの素材集めに奔走しました。
あそこは一度失敗するとドツボにはまりますね。