久しぶりに積みゲー消化です!
アクションゲーム DEAD TO RIGHTS:RETRIBUTIONのXbox360版 難易度ノーマルをクリアしました。
2010年バンナム発売のゲームですが、洋ゲーです。
パッケージには主人公のイカツイ兄さんとその相棒の獰猛な犬、キャッチコピーの「貴様らの死に様は俺達が決める!」という文字。
モロに洋ゲーです。残虐系です。
100点満点評価で50点くらい。
並…よりやや下の出来のゲーム。
ここはもっとこうならなかったのか、という感想がポンポン出てくる。
パートナーが犬であるという良いアイデアがあるんだけど、作りこみが微妙に甘かった。むしろ、全部犬の視点でプレイするゲームにしたほうが斬新で面白くなったかもしれない。
カバーアクションも格闘も銃撃戦も出来が凡庸。過去のゲームでもっとよく出来ている作品はいくつもある。
短いストーリーを、頑丈な敵をどっさり出すことで長くみせかけているように感じた。敵が多いせいか、主人公の耐久力もほかのTPSに比べると高い感じ。
以下、感想。というか、不満点(悪いとまではいわないが)がほとんど。
刑事である主人公が、親父の仇の悪党共をブチ殺しまわるという内容(超要約)
刑事として治安を守るやり方、考え方とかが語られるストーリーです。主人公はやや過激派寄りですね。
殴り蹴飛ばし掴んで投げたり、銃で撃ったりカバーアクションしたり、相棒の犬を操作して噛み千切ったりステルス行動で鍵取ってきたり。
格闘アクション+TPS おお、これって龍が如くじゃね? テイクダウンはヒートアクションっぽいし。
格闘アクションの部分は龍が如く3〜5よりも劣ります。
素手か銃で殴るかしか出来ない。近接武器とかないです。龍が如くやデッドライジングみたいに、その辺の物を拾って武器に出来るとかだったら面白かったかも。
組み付いてからのアクションも微妙。組み付きからのアクションは、龍が如くが豪快すぎたといってもいいけど。
とどめのテイクダウンは、残酷描写もある。まっ、相手が鬼畜悪党だからいいんじゃね?
倒れた相手の頭を撃つ!
コンボですが YYY→B+Y→B+Y ばかりつかってました。個人的にこれが一番使いやすかった。
カバーアクション。
操作方法はギアーズとほぼ同じ。それだけに、ギアーズよりも出来が悪いのがハッキリと実感できる。
カバーできると思った場所にカバーできないということがよくあった。ギアーズなら大抵のものに張り付けるんですが。
カバーポジションが敵の攻撃で破壊されたりするのは、他のゲームでもあること。
ですが、隠れているのに体がはみ出してるという判定で、敵の攻撃がビシバシ当たる(苦笑)
中盤頃にはカバーアクションはオマケ、という結論に達した。
武器。
銃は一度に二種類(アサルトライフル、ショットガンなどメイン武器を一個と、ハンドガンorサブマシンガン系のサイドアームを一個)持てるのですが、頻繁に敵から武器奪いをするので自分が何を所持しているのか、実際に武器を持ち替えてみないとわかりづらい。
予備弾は1カードリッジ分しか持てないし、弾使い切ったら銃をそのまま捨てるしで愛着が持てない。
個人的に使いやすいと感じたのがアサルトライフルのナイトホーク。これを右トリガーちょん押しの単発発射で使うのがお気に入り。てか、フルオートなんてやったらすぐ弾切れしちゃう。
どう考えても未来兵器なショックガン?エナジーガンみたいなのが出てきて、途中で気分が少し冷めた。小汚いチャイナタウンでドンパチしてたのが、いきなりSF作品に…。
犬アクション。
犬操作時は、ほぼステルス行動です。見つかって撃たれるとあっさり死にます。
優れた聴覚・嗅覚で敵の位置や足跡、心音がわかるというのは良いと思う。死体を引っ張ったり吠えておびき寄せるのも。
ただ、10mくらい離れたところで仲間が犬に食いちぎられているのに気がつかない敵はどうかと思った。音で気づかれると思うんだ。断末魔の声でてるし。
近場の配置についてる仲間がいなくなった(噛み殺されて物陰にひきずられた)のに、不審に思わず自分の持ち場を延々と巡回し続けるのもどうかと。
犬ステルスのシーンは敵の配置、人数、行動範囲、おびき出すポイントなんかの覚えゲーです。敵に見つかってしまった後にアクションで打開するのは難しい。
犬に指示を出して敵を攻撃させたり落ちてる武器を回収させたりできる。あっさり弾切れして銃ポイ捨てするゲームなので、これは良い仕様。
時々見せる犬らしい仕草がツボ(笑)
フォーカスモード。
敵が遅く感じられる特殊モード。それほどたいした事ない。
強化スーツだったヴァンキッシュと比べるのもあんまりだけど、劇的な効果はない。ないよりはいいけど切り札にするにはちと微妙すぎる。
敵に関して。
敵の数多すぎやしませんか? 格闘なら7,8回殴り→テイクダウン、ヘッドショット以外なら6,7回くらい撃たないと倒せないような雑魚が、一度にワラワラ出すぎです。こんだけ出すなら、もうちょっと敵の耐久力低めでもいいんじゃないかと思います。
武器奪い→ヘッドショットを繰り返して序盤は楽だったのですが、中盤から頑丈なマスクしてる敵が増えてそれも通用しなくなってくる。
さすがに、あの人数に一人と一匹で立ち向かうのは厳しすぎる。ほかの警官なんかは戦力にならないし。
大量に出てくるシーンは敵の耐久度をもう少し下げたほうが良かった。固い敵が大量に出てくるとさすがにウンザリしてきます。
以下、強敵。
GACタンク。いわゆる装甲服です。CODのジャガーノートみたいなもん。
ボディアーマーにマスクの通称・青銅聖闘士(勝手に通称w) ハンドガンのヘッドショットではマスクを打ち抜けない。
硬い、早い、強いの三拍子がそろった通称・白銀聖闘士(GACアサルトだっけ) 白銀は格闘しかしてこないんだけど、カウンターとか厄介すぎる。硬くて格闘で倒すのは非常に億劫。犬に噛ませて怯んでるところを銃撃するのがベスト。
苦労したシーン。
駅での爆弾3個解除部分。
時間制限ありなうえに、敵の数多し。突っ込むと四方八方からあっという間に蜂の巣にされて困った。
怖いことに、スナイパーライフル持ちが何人かいるんですよね。
ここ3回死んだ。ダメージ覚悟で走り回って、一番奥のカバーに隠れて、回復したら一人ずつ倒して爆弾の方に。犬がダウンしたのはほうっておく。暗くてどこに倒れてるのか見えないし。
なんとか全部解除したときは残り時間30秒切ってました。
チャプター9。
序盤は逮捕した犯人を駅に置き去りにしたのに、進行するごとになぜか勝手に前にワープしてきて、勝手に敵に殴られて泣き喚いて足引っ張ってくれて迷惑した。
中盤署内の防衛戦。
大 量 の 敵 と 戦 い ま し た 。
敵が攻めてくるポイントまでたどり着かないと無限湧きするんだと思う。
ストーリー短いことの時間稼ぎで、敵がこんなに多いんじゃね? 無双ゲーじゃないんだから…。
チャプター10序盤。スナイパーで警察の援護するとこ。
仲間の警察官の姿が2人くらいしか確認できませんでした。敵は軍隊上がりのプロ集団がたぶん30人くらいできました。上の建物に敵スナイパーも隠れているという難関。
狙撃は苦手で7回やり直した。このシーンでカメラの速度を最速に設定した。それでも遅く感じる…。
チャプター10ラスボス戦。
…なぜか銃が無くなってしまう(苦笑) 要は格闘戦で倒せってことなんだろうけど、相手ナイフもってるんだから銃で撃っちゃえばいいんじゃね? どうせ逮捕じゃなくて殺すんだし。
カウンターを取られると一気に瀕死にされるので、相手の攻撃をスウェイでかわした隙に数発殴って、スウェイで離れるの繰り返し。ヒットアンドアウェイ。
カウンター攻撃のリスクが高いので、どうしてもそういうつまらない戦いになる。
このシーンは中央で回ってるライトを直視すると、3,4秒行動不能になるのがいやらしい。
敵のナイフ攻撃はガードできないので、ダメージくらったら走って逃げ回りひたすらヒットアンドアウェイという、ほんとうに締まらないボス戦でした…。