Xbox360のFPSアドベンチャー、メトロ2033をクリアしました。
やっと本来の積みゲーブログですよ。
敵が固いっていう話を何度か聞いたので、難易度はEasyでプレイ。
100点満点で55点。微妙すぎた。続編が近々発売になるらしいけど当日購入を考えるレベル。
もうちょっと頑張れば良作になれたであろう作品。
核戦争後の世界で地上に住めなくなったため、地下(の駅)で暮らしていたロシアの人々。
が、その人類にクリーチャーが牙を剥いて攻めてきた。
このままじゃヤバい、何とかしないと。そう言って駅から出て行ったおっさんが帰ってこない。
俺も旅立ってなんとかしてやるぜ! っていうストーリー。
謎のクリーチャー、謎の現象アノマニーと脅威がたくさんあるのに、団結しきれず争ってる人類。
ファシスト、コミー、野盗…世紀末です。
その世紀末の世界をうまく表現できていて、雰囲気ゲーですね。
音声に関して日本語・英語のみならずロシア語も選択できるのは良いのではないかと。
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戦闘に関して。このゲームで一番良くない。
敵が固い。
序盤の敵はそれほどでもなく、野盗程度はさっくりと倒せる。
が、中盤以降は人間の敵はフル武装で、異様に硬いボディアーマー&ヘルメット。
クリーチャーではライブラリアンが呆れるほどの硬さ。デーモンに至っては銃で倒せるか不明なレベル。
それほど固くはないノサリスというクリーチャー。
固くない分、すごい数が出てくるシーンが何度かあり、攻撃手段はひたすら突っ込んでくるだけ。
概ね至近距離での泥試合になって面白味がない。
フレンドリーファイアの判定がないのでいいのですが、仲間と一緒にノサリスと戦うシーンは絶対何発か味方に当ててた。
ぶっちゃけクリーチャーは突っ込んでくるだけ。
空を飛ぶクリーチャー、デーモン。
こいつはイベント用の敵キャラの位置づけらしくて、異様に硬い。銃で倒せるか不明。
爆発物で倒すことはできるんですけどね。倒さなくてもストーリーは進むので逃げたほうが楽。
人間タイプの敵。
これはクリーチャーと逆で、突っ込んでこない。
決められた範囲で撃ってくるだけ。回り込んできたりするような知恵なし。追っては来るけどすぐに追跡を諦める。
要は戦っていてまったく怖くない、つまらない敵。
近接攻撃がとっさに出しにくい。
ナイフ装備してから振るタイプ。
あるチャプターで、子供を背負ったまま戦うのですが、このときは操作性が最悪になって(特にカメラ)イラっとした。
あの子供はうるさいしで、あのチャプターは最悪だった。
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武器。
リボルバー、サブマシンガン、AK74、VSS、ショットガンなど一揃いあります。
サイレンサーつき、スコープつきなどいろいろある。
投げナイフもあるけど、中盤以降の人間敵はメットやボディアーマーがちがちなので、いまいち。
加圧式銃という弾以外にも空気圧の充填が必要な銃もあるけど、戦闘中にシュコシュコ空気入れるのはありえない。2弾倉ちょっと撃つと空気が切れるので使えない。
中盤で手に入るヘビーオートショットガンがやばいくらい強い。
というか、これがないとライブラリアンとか硬すぎてまともに戦ってられない。
突っ込んでくるクリーチャーにはショットガン。
人間の敵にはアサルトライフルがベストじゃないかと。
設置型機銃。
出てくるシーンが何か所かあるけど、トロリー戦闘のチャプター以外は弾があっさりと切れる。
そのうえ妙に狙いがつけにくい。すごい軽く横に動く感じ。
グレネード。
というよりダイナマイト。普通のFPSのグレネードの感覚で投げると痛い目見ます。
銃の弾に関しては、ちゃんと探索していると中盤あたりでだいぶ数が揃う。
一般的なミリタリーFPSに比べると、持ち歩ける弾数がかなり多いので、弾切れの心配はほとんどない。(難易度Easyの話)
終盤はショットガン用が450発、アサルト用が1000発くらいたまってた。
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探索に関して。
地下は暗くてライトの充電がたびたび必要。
地上はガスマスクとそのフィルターが必要。ダメージでひびが入ったり、曇ったりする。
ガスマスクはわかるのですが、ライトの充電は煩わしいだけだった気がする。
スニーキング。
ステルススーツ&ナイトビジョンなんかも売ってあるんだけど、個人的にスニーキングは非推奨。
鳴子代わりの缶とかはともかくとして、地面にやたら大きな音を立てる砂利やら人骨やらが転がっている。
こういうのがほんとに異常なまでに音を立てるのでスニーキングなんてやってられん。
ステルスゲームってわけではないので、こっそり近づいてテイクダウンとかもないしね。
お金。
旧時代の軍用弾が通貨替わりなのですが、あまり使う機会なし。
スコープ付の武器とフィルター数個、ステルススーツを買っただけ。
完全に一本道で街(駅)に自由に出入りできないし必要性あまり感じなかった。
メトロの人たち。特に子供。
子供みんな同じ顔じゃね? たぶん声も…。
主人公は劇中ほとんど喋りません。チャプターのつなぎ目の幕間のみ、ナレーションでの独白があるだけです。
DOOM3の海兵よりはマシだけど、話振られてる時はなんか言えよと(苦笑)
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ストーリーに関して。
説明不足。
特に知性のあるクリーチャー・ダークワンに関して。
ダークワンが他のクリーチャーたちと関連あるのかはもっとはっきりさせてほしかった。
デーモンとライブラリアンが争っていたりと、クリーチャーが一枚岩じゃないことはわかってるんだけど。
ダークワンがクリーチャーの中でどういう立ち位置なのかわからないと、エンディングに関して評価が変わってくる。
ダークワンとは共存できるかもしれない。でもほかのクリーチャーはどうなのよ?
あとはダークワン関係の精神世界。なぜアルチョムだけ特別なのか?
和洋問わず、架空物のストーリーに精神世界とか、別次元とかの要素を含んだ作品が多くなってきている気がする。
Farcry3とかバイオショックインフィニットもそうだけど、もう少しゲーム中で説明がほしい。