ステルスゲーム消化第三弾。
メタルギアソリッド2のHD版をクリア。
画像は全裸床オナ中の主人公(嘘です)
ゲームそのものはそこそこ良かった。だいぶ前のゲームをHD画質でまるまる移植した作品なんだけど、原版発表時はすごかったんだろうな。
倒した敵を運んで隠すとか当時は画期的だったのではないかと。
あえて言うなら、カメラだけがちょっと気になった。俯瞰視点になるシーンは、雷電には見えてるはずの敵がプレイヤーには見えなかったりする。主観に切り替えると見えるんだけど、むしろ全部主観が良かったと思うのは最近のFPSに慣れてきているからなのかも。
ナノマシンでの無線通信で専用画面に切り替わるのが億劫だった。歩きながら通信するとかできなかったんだろうか…当時はできなかったんだろうな。後継作の3、4ではきっと改善されてるでしょうね。
ムービーに関して長いものがあって、スキップした部分もあった。というか、途中でポーズしたくてスタートボタン押したらスキップされたこともあった。
発売当時のステルスアクションとしてはかなり良かったんじゃないでしょうか。
カプコン製ゲームだったらQTE大盛りするであろうカットシーンも、そういうのなくて良かった。コナミは良心的。
フリーズはどこだかの中継橋で1回のみ。
ストーリーのみプレイ、スネーク編・VRミッション未プレイ。100点満点で70点。
ステルスアクションゲームとしてプレイする部分は良かったけど、ストーリーに関してはいろいろと言いたいことがある。
ここから先はけっこう辛口というか、メタルギアシリーズのファンは見ないほうがいいかもしれません。
あれこれグダグダと書いてますが、製作者側の解釈を私が間違って受け止めている可能性もあり。
まず「しーよん」で吹いた。C4爆薬のことなんだけど、しーよん。
敵キャラ初登場時の演出ムービーとか台詞とかがいちいち中二病くさい。B級アクション映画にありがちな過剰な演出みたい。
フォーチュン初登場時の「私は死ねない女」とかこいつ独り言で何言ってんだ?状態。思春期の頃の他人の黒歴史ノートを見ちゃったような、そんなムズがゆさを感じた。
で、ヴァンプってなんであんなにタフだったわけ? わからんまま。
元・歴戦の少年兵で最新の訓練も受けた雷電が、「しーよん」の凍結作業で「訓練ではやらなかった。俺には無理だできない」ばっか言ってたのは違和感。
キャリアあるんだから「はじめてだが、やってみよう」くらい言ってほしかった。どのみち雷電がやるしかない状況だったんだから。
セーブ時のオタコンの出鱈目ことわざはともかく、ローズマリーの何回も繰り返される惚気話はウザったかった。作戦行動中だっつーの。
終盤の「雷電、今すぐゲーム機の電源を切れ」のあたりの説教無線。余計なお世話。
身もふたもない「無限バンダナだ!」のセリフ。そりゃねーべ。
無限バンダナと「ゲーム機の電源を切れ」のおかげで、ストーリーのテーマを真面目に考えるのはやめた。ひょうきんなゲームに過ぎないと考えるようになった。
「次の世代に残すものは自分で考えるんだ」→「はいはい、ゲームを残すんですね。わかります」状態。
オルガの子供の件。雷電に「自分が助けに行く」って言ってほしかった。結局はスネークが主役だった。
いろんな意味で、雷電というキャラの扱いが悪かった気がした。