気ままにゲームプレイ日記

いろんなゲームをプレイしてみた系の雑記

テイルズ オブ ベルセリア(PS4版) 感想11

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 感想まとめ。




 全体的に出来が良くて、楽しかったです(小並感)
 100点満点で90点。
 あの前作(ゼスティリア)の過去の時代を描くという、ある種の呪いのような世界設定を押し付けられた本作ですが、制作スタッフが巻き返しに頑張っていいゲームになったんじゃないかと思います。
 私はバンダイナムコというメーカーは好きじゃないし、テイルズ関係ではヴェスペリアの件をいまだに許していないのですが、ちゃんとやればこれだけいい作品を作れるということは評価したいです。
 シリーズの歴史に泥を塗った前作からよくぞ巻き返したなと。褒めてあげたいですね。
 というか、このくらいの作品作れるのに何で前作はあんなにひどくなったのかと。それを考えると前作はプロデューサーが暴走した、っていう説の説得力が出てきます。プロデューサーの悪評や暴走についてはゼスティリアの感想の時は触れなかったんですけどね。
 作品のテーマである「君が君らしく生きる」をしっかり描いていましたしね。前作は「情熱が世界を照らす」ことなく終わりましたからね^^;

 って、シリーズの歴史が云々書いてますけど、実はテイルズシリーズはやってない作品も多いんですよね。
 マザーシップで完全未プレイが「ファンタジア」「エクシリア」「エクシリア2」「イノセンス」とこれだけあったりします。
 クリアしたのが「デスティニー」「デスティニー2」「リバース」「レジェンディア」「リメイクデスティニー」「ヴェスペリア」「ハーツR」「ゼスティリア
 途中までプレイして投げたのが「アビス」 ロード時間と一部のキャラがあまりにも嫌いで投げました。そのキャラの担当声優の嫌味な演技がうまいのなんのって。
 途中までプレイして保留中が「グレイセスエフ」 これは面白いので、後でじっくり腰を据えてプレイするためにとっておいています。PS3で遊ぶ最後のゲームにしようと。
 ファンタジアやってねーのかよ! とか怒られるかもしれません。デスティニーから入った人間なので…と苦しい言い訳をしてみる。
 エクシリアはヴェスペリア完全版の後で、テイルズそのものを完全に無視していた頃の作品ですね。ベルセリアで興味がわいたので(主にミニスカに)プレイしてみようかどうか迷ってる最中です。
 でもって実は私の積みゲー第1弾はデスティニー2だったりします。ここから積みゲーははじまった…。そのあたりはまた別の機会にでも。


 良い部分としてはまずはBGM 音楽がいい。 
 ここぞというシーンでは必ず盛り上がる曲がかかります。
 サントラ買うかも。9/28か。
 OPソングもCMでみたときは微妙に感じたけど、OPアニメ全部通して見ながら聞いたらとても気に入った。

 他にはロード時間がほぼ皆無なのも良かった。これ重要。エリアの切り替えとか本当にサクサクで快適。変に待たされない。

 キャラクターデザインも好みだった。
 藤島康介氏の絵柄が苦手なので不安はあったのですが、エレノアもまあ良かったです。
 フィーやアイゼンのデザインもとても良かった。テイルズはそろそろ藤島・いのまた両氏から脱却する時期が来たのではないかと。

 初回感想の時にも書きましたがシンボルエンカウントが前作よりも良くなった。
 執拗な追跡はしてこないし、狭い場所までは追ってこないとが多い。序盤はキャラの足よりも速くてかわしきれないという敵はいないし。
 中盤あたりから足が速かったり、ワープしたりする敵が出てきてかわすのが難しくなる。
 レベルがあれば雑魚とのエンカウントはレアボードで避けることができるのもいい仕様。
 このゲームにおいては、難易度ノーマルならデンジャラスエンカウント(複数の敵シンボルを集める)でアイテムドロップ狙うのが基本なので、かわすよりもいかに集めるかを工夫する必要がある。

 武装の強化・分解。
 これは微妙。
 武装の強化レベルの値の合計値でBGやSGの最大値が上がったりするのですが、ストーリーの進行ですぐに新しい武器防具が出てくるので、頑張って強化しても…。
 もちろん強化することによって解放される武器のスキル次第で使いようはあるんでしょうけど。
 ランダムスキルの内容次第だとゴミだし、強化するための素材も希少なものがあったりして、なかなか強化に踏み切れなかったりする。
 最終装備の無銘シリーズの強化でいいかな、と。

 スキルに関してはわかりやすくなっています。
 装備品についてるスキルを戦闘繰り返してグレード獲得して覚えていくだけ。マスターしたスキルはその装備を外しても有効。

 イノーフボトル、デレノールボトル。
 これはドラクエでいうルーラとリレミトの効果のある移動アイテム。割と便利だけどルーラなので街や村にしか行けないのがネック。
 ダンジョンやフィールドは最寄りの街から歩いて行かなくちゃならない。
 レアボードよりも便利な乗り物があったら良かったなぁ。
 使用回数∞のイノーフとデレノールもあるのですが、手に入るのはほんとうに終盤。

 ミニゲーム
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 パズルとか神経衰弱みたいなものとか釣りとか風船割りとかいろいろあって楽しませようとしているのはわかるのですが。
 おじめんはいらなかった。

 料理。
 戦闘後の全快のためにウリボアソーセージをひたすら食っていました。材料安いから。
 料理人次第でいろいろと追加効果がつくのが面白い。
 でもソーセージ以外は材料がなかなか手に入らなかったりする。
 もしかしたらショップのランクアップで店売りが増えるのかもしれないけど、いまだにみたことのない材料もあったりする。


 戦闘に関して。

 かなり好みです、この戦闘。
 前作のようにカメラがひどいということはないし、むしろ右スティックで自分でカメラを動かせる。これいいね!
 過去のシリーズと違って術技が1ボタンにセットして出せるので、左指が移動操作に集中できるのもいい。これやったあとだと、過去作の術技操作難しく感じるかも。
 難易度ノーマルなら初心者でも割とボタン連打で戦えます。中盤くらいまでは。

 基本的にSG(術技を出すためのポイント)をいかに増やして攻撃し続けるかが重要。
 敵をスタンをはじめとする状態異常にすることと敵の撃破でSGは増え、敵のSGを減らせる。あとはステップ回避に成功すること。
 他にキャラクター固有のブレイクソウルで立ち回ることも非常に大事。ブレイクソウルはSGを消費するので、ほんとに状態異常攻撃が大事。
 逆に、状態異常を食らうとSGが減るので、大変なことになってしまう。
 防具から習得できるスキルに「敵を倒したら回復」とかがあり、ブレイクソウルも発動時に回復効果がある。
 そのため、回復術の効力はシリーズ作品の中でも低め。アイテムを使うとグレードがかなり引かれるので、ある程度は自分自身で回復する目途もつけて立ち回る必要もある。
 雑魚戦は状態異常が比較的入りやすくて、ブレイクソウルで暴れまわるのが爽快。
 ボス戦はなかなかSGの管理が難しいので、下手するとgdgdになるのが難しい。
 あとは控えのキャラクターとの交代であるスイッチブラスト。これなんですけど、交代するのにBGを消費してしまうので、タイミングなどをしっかり計って交代することが重要。というか、それほど使わなかった。
 
 難易度ハード以上にすると貴重なスキルのついたアイテムがドロップするのですが、ハードは結構厳しかった。
 ハードだと気が付くと仲間が倒れてたりする。
 おそらく高難易度は頻繁に操作キャラを切り替えて立ち回る必要も出てくると思う。
 やりこむ人にはそういう部分も含めて楽しめる戦闘になっている感じです。

 前作でひどかった仲間のAIは改善されて作戦に沿って動くようになった。
 これも前作であった戦闘の回数で溜まる疲労度は無くなった。


 メインストーリーに関しての大まかなお話は過去のエントリ参照。
 主人公たちが目的のために無関係な人とかも巻き込んで突き進むため、人をかなり選ぶお話になっていると思います。
 特に序盤の港炎上はまったく擁護できない。そういうストーリーなので、それを踏まえてもプレイしてみたい人にはおすすめです。
 ちなみに敵側も「人類の為」と称して自分たちの考えを世界全体に押し付け、裏ではひどいこともたくさんしています。
 前作であまりにも謎だったアイテム、ジークフリートに関してもある程度わかってきたし、前作の補足も頑張っていたと思う。



 キャラクター毎の雑感。



 ■ベルベット。

 これはベルベットの復讐劇であり、それを最後まで貫き通すお話。途中で折れかかったりするし、終盤の方では単なる復讐ではなくなりますけどね。
 少なくてもベルベット一行は自分のやりたいことを決断してやり通すので、悪いこともたくさんしたし無関係な人も大勢傷つけたけど、清々しかった。
 前作の主人公なんか、ほとんど操られていたからなぁ。ベルベットも怨敵や黒幕の思惑で怒りや絶望を抱え込むように誘導されていた部分もあったけど、終盤では「本当に自分の意志で」復讐をやり遂げることを決意して実行した。
 上で一部のキャラが嫌いで投げた作品があるって書いてるけど、ベルセリアは主要キャラはみんな好きですね。悪党一味なのですが、パーティ内でいじめとか誰かをコキおろすということもなく。ビエンフーがいじられ役多めだったかなってくらい。
 目的の為には悪事を働くのを辞さないパーティですが、一応擁護しておくとベルベットも無関係な人を巻き込みたくはないとは思ってるんです。
 終盤にはだいぶ心境にも変化があって、メイルシオの人なんて脅かして追い出す程度(十分ひどいが)ですませていますしね。
 あとはテイルズシリーズとしては人間系の敵をもっとも殺害しているんじゃないかと。それだけでもかなりの異色作品かもしれません。
 ベルベット主人公なのでメインストーリーの雑感みたいになっちゃった。

 戦闘に関しては特技と奥義、ブレイクソウルの喰魔化でひたすら暴れまわるのがベルベットの役回りだと思う。
 喰魔状態でのフィニッシュ技は、能力吸収した相手の弱点をつける技なので助かる。フィニッシュ技は範囲も広めで複数の敵を巻き込むのが基本的な動きになるかな。これはどのキャラでも共通か。
 喰魔状態だと技の発動中は怯まない鋼体(いわゆるスーパーアーマー)になるのでガンガン突っ込んでいける。
 HPは減っていくけどガンガン攻めるのが役割。よくHPが1になるけど、恐れずそのままガンガン攻めろ!
 喰魔化して20秒を過ぎると「うおおおおおお!!」と獣のような咆哮を上げるのでそれを確認したらナイトメアクロウ→第3秘奥義発動!
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 攻めに徹することができるとき(SGが3以上あるとき)はほんとにガチ攻めキャラで、敵がそれにハマったら爽快感が半端ないキャラでした。
 ボス戦はなかなかそうはいかないんですけどね…。
 一番使ったのは飛天翔躯で、4000回くらいカウントしてた。スタンとれる技で便利でした。



 ■フィー(ライフィセット)
 
 ベルベットが初の単独での女性主人公という事らしいですが、この作品はライフィセットがもう一人の主人公的なポジションです。
 初めは意志を奪われて頼りないのですが、ベルベットたちと旅をすることでドンドン成長していき、自分の意志を強く主張するようになりベルベットたちをガッチリと支えてくれるイケメンボーイと化します。
 アイゼン、ロクロウなど漢(おとこ)たちとの付き合いが多いおかげで彼自身も漢に成長していきます。
 悪党パーティですが、ライフィセットの周りにはいいお手本が何人もいたわけです。
 ほんまライフィセットは癒しキャラであり、かつヒーローでした。
 …未来でこの子が穢されるんですけどね…アホな導師のせいで。それを思うと悲しくなってくる。ゼスティリアはなかったことにできませんかね?

 戦闘ではあまり操作しませんでした。
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 というか、使い方がよくわからない^^;
 ブレイクソウルの能力(パーティ全体の回復・防御強化)はわかるのですが、そこから何をどうつないでいいのやら。
 術以外の技のリーチも短め。テイルズシリーズで毎回感じるけど術メインのキャラは扱いが難しい。
 術詠唱中は他のキャラに切り替えて操作するとかの立ち回りも大事なのかも。



 ■ロクロウ

 前回までのエントリで何回か書いてますけど、このキャラは基本的に「強い奴を斬りたい」という部分が軸のキャラクター。
 そのため、関連のイベントも基本的にクロガネとの刀関連と敵と戦闘のことばかりです。
 複雑なストーリーもなく、ただ最強の剣士である兄を斬ること。それのみです。人間時代は兄への嫉妬とか畏怖とかあったのかもしれないけど。
 あっさり、さっぱりです。こういうキャラもいいんだな。
 そんな彼の生き方がライフィセットにも影響を与えております。パーティメンバーの誰とでもうまく付き合っている感じですね。

 戦闘に関してはベルベット同様の業魔であり、術は使わないわかりやすいキャラ…なのですが。
 ブレイクソウルが難しい。ベルベットと同じ感覚で暴れまわろうとすると痛い目にあいます。なぜならロクロウのブレイクソウルはカウンター技なので。
 カウンターが発動するとそこから先のコンボがガードされなくなるのですが、敵の攻撃モーションを見るとアラウンドステップで回避しようとしてしまうクセがついているので。ガード直後に発動する方がやりやすかったですね。
 難しいですが術キャラよりはずっと使いやすいですね。



 ■アイゼン

 妹想い、仲間想いの海賊。目的の為なら悪事でもなんだってやる系で、そういう生き方で徐々に穢れを溜めこんでしまっているのかと。
 ベルベット以外では一番ライフィセットとの絡みが(変な意味ではないぞ!)多い仲間かも。
 そしてうんちくおじさん! アイゼンはいろんなことを説明してくれる大変ありがたい解説者なのだ! さすが1000歳。一部の知識ではエレノアに負けてたけどね^^ 俺にだってわからないことはある…。
 ゼスティリアに登場するキャラクターとの繋がりなどもあるので、前作をプレイした方はサブイベントなど興味深いかもしれません。
 
 戦闘に関して。聖隷なので術も使える、いわゆるどの距離でも戦えるタイプのキャラクター。
 ドラゴン化が決定しているためかブレイクソウルもドラゴニックドライブという名前の技。…見た感じドラゴン+バンパイアを連想するけど…。
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 ドラゴンの如くの迫力で辺り一面を薙ぎ払った後、第3秘奥義でボッコボコにするのである。
 問題点はこの技、ダウンかスタンした敵が近くにいないと発動できないってことですね。まあ雑魚敵は割とスタンとかしやすいので。



 ■マギルゥ

 コメディリリーフ的なキャラ。ストーリー的に暗い雰囲気の時にも陽気にふるまってくれたりする。
 このキャラの過去も闇が深い。主にメルキオルのジジイのせいで。業魔化しなかったのは奇跡的というか自分の心を砕いたりしてるんで…それで穢れリセットしたのかも…。
 初回感想の時に一等対魔士がゼスティリアでいう導師クラスっぽい、というようなことを書いたのだけど、おそらくそれは間違い。特等レベルが導師クラスだと思われます。
 つまりマギルゥもスレイくらいは霊応力あるのかもしれませんね。
 ベルベットが乳ならマギルゥは腋で勝負しているキャラ。

 戦闘では一番使いにくかった印象。
 ブレイクソウルで敵の詠唱を止めてくれるので術使いの敵には便利。。
 …やっぱり術キャラは苦手。



 ■エレノア。

 ポジション的には前作のアリーシャに近い印象。マジメで善良で槍使いで固い。有料DLCの衣装もガードが堅め…。アリーシャと違うのは政治に関わるキャラクターではないということかな。
 パーティの中では善人ですが、結局は自分の意志でアルトリウスを裏切ってカノヌシを止めるために戦うことに。
 モアナやメディサの件では、エレノアがいなければもっと陰惨な結末を迎えることになったと思う。パーティの良心。これが前作のロゼだったらモアナやメディサも容赦なく殺したかもしれないと思うとゾッとした。
 このゲームのメインキャラクターはテーマどおり自分らしく生きるために、自分で決断して戦っていたわけですね。 

 アイゼン同様、どの距離でも戦えるキャラ。でも術よりも槍で近接戦したほうが楽しい。
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 ブレイクソウルは空中に敵を跳ね上げるもの。空中戦キャラはジュディスの頃から難しくて苦手なのですが、エレノアの場合はそのままブレイクソウル2段階、3段階と続けて追撃してくれるので優しい。


 これにてベルセリアはひとまず終了。
 ですが、2周目プレイも開始しています。
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 2周目はゆっくり進行でプレイする予定。主にベルベット以外のキャラを操作してクリアを目指したい!



 次回
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テイルズ オブ ベルセリア(PS4版) 感想10

 前回
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 テイルズ オブ ベルセリアもそろそろ終わりかなぁ。さびしいな。
 プレイ時間を見るとやりすぎな感じなんですけどね^^;
 今回はクリア後のサブイベント編です。
 やっぱりネタバレがあるので注意なのです。












 ダンジョン・天への階梯。
 全体的に敵が強くて厳しかった。
 七階層なのですが、新しい階層に行くたびに敵が段違いに強くなっていくという。
 六階層あたりは本当に敵がやばくて。
 さらに階層ごとのボス(ドラゴン)もやばくて。最後のボスあたりになると耐性アイコンが「あれ? これゼスティリアのボスだっけ?」っていうくらいずらっと並んでて(苦笑)
 5、6層あたりのボスは、ぬるぬるぬっちゃぬっちゃぎとぎとねばねばどろどろの泥沼戦闘と化した。
 でもってこのボスを倒して初めて協力秘奥義解放。…うーん、これはもっと早く解放でも良かったんじゃ…。ブレイクソウル3段目と第3秘奥義もラストダンジョンで解放だったしちょっとタイミング的に遅く感じました。
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 天への階梯を進むごとに徐々に明らかになっていく世界の真実!

 昔、天族は天界に住んでいました。
 人間が生み出す穢れは天族には危険すぎるので、彼らは地上ごと人類を滅ぼそうと考えました。
 しかし穢れまみれの人間と共存できると主張する天族は地上に降りました。
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 地上に降りた天族は聖主に隷属するもの、聖隷になりました。
 しかし地上に降りた聖隷たちが気に入らなかった天界に住む天族たちは、呪いをかけます。
 穢れを受けた人間が業魔に、聖隷はドラゴンになるように呪いをかけたのです。
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 業魔は聖隷を殺し、ドラゴンは人間を殺し、地上は泥沼化。定期的にカノヌシが鎮静化する必要のある世界になってしまったのです。
 そして、ほとんどの聖隷は共存をあきらめて姿を隠した。でも天界には帰れない。
 天への階梯は天界へと続く道。しかし、この扉は聖隷と人間の共存がなされない限り開かないのです…。
 ということらしい。
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 ベルベットさんは事実を聞いてもいつも通りですけどね^^

 つまり業魔が世界にあふれているのは天界の天族のせい。
 天族という存在を「共存をあきらめた」者と解釈すると、ゼスティリアで天族と名乗ってるのも頷ける。
 でも…なんか都合のいい話だなぁ、コレ。スタッフ、原因考えるのがめんどうくさくなったのかな?



 これもしかしたら3部作なのかもしれない。
 次回作で共存の道を探って、呪いを解除する方法を探すストーリーになるのかもしれない。でもって天への扉を開いて天界の天族をぶん殴りにいく話になるのかもしれない。
 ついでにライラさんもぶん殴られるかもしれないなww
 本当に3部作だったらザビーダ皆勤賞になるかも。



 天への階梯クリア後に温泉イベント。
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 男女で精神が入れ替わるとかのネタ話でした。

 他にミラとジュードとの最終決戦イベントとか。
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 あと、タイツ男をもう一回倒しました。
 なんか天元神依とかいう強化体になっていましたけど。
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 このレベルで耐性全部ありだと戦闘がgdgdになってしょうがない。
 敵の攻撃頻度もすさまじく、なにかってーとスタンにされてソウル無くなるので楽しくないボスバトルになっていました。
 今度はメイド衣装です。
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 逝ってらっしゃいませ、ご主人様。



 次回
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テイルズ オブ ベルセリア(PS4版) 感想9

 前回
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 ベルベットの物語、完ッッ!!
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 ここから先は全部ネタバレです。


 その前に。
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 カノヌシってスティールボールラン(漫画。いわゆるジョジョ7部)のファニー・バレンタイン大統領に似てる気がする。
 そっくり
 









 ラスダンを突破し、途中の中ボスみたいな連中も粉砕して、ついにアルトリウス&カノヌシ戦。
 これは割とあっさりと勝った。
 その後、実はアルトリウスは業が深すぎる人類に絶望していたってことらしく、溜めこんでいた絶望の穢れを発してカノヌシに食わせ、神依化。
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 …ちょっとここおかしいだろ…。ベルセリアでも穢れの設定ガバガバかい。

 ともかく、全身白タイツ男と化したラスボス、神依アルトリウス戦。だっせぇ恰好…。バットマンのゲームのタイツも微妙だったけどこれはww 神依だと腕も動くんですね。
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 秘奥義喰らったりしつつも楽勝。難易度ノーマルだからなぁ。

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 ベルベットの噛みつき攻撃!
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 義妹に噛まれて感極まったアルトリウスは「んほおおおおおっっ!」と叫んだり。
 そしてトドメ!
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 導師アルトリウスが最後に見たもの。
 それは義妹ベルベットのパンモロだった…。(雰囲気ぶち壊し)
 最後にいいもの見たし、アルトリウスも安らかに逝けるだろう。
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 残されたカノヌシは、ベルベットと永遠にお互いを喰らい続けて眠りにつくことに。
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 四聖主が目覚めたままで、カノヌシが眠ってしまったためこのままでは世界のバランスが大きく崩れ天変地異が起こることになる。
 それを防ぐためにライフィセットが新たな聖主になりバランスを取ることに。
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 浄化の炎により業魔が元の姿に戻る!
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 人々にやり直す機会を与える、新たな聖主マオテラスの誕生である。
 穢れそのものは無くならないけど希望に満ちたエンディング。
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 スタッフロールではベルベットと弟ラフィが旅に出た場合の絵物語みたいなのが表示されます。眠る二人が見るありえたかもしれない夢物語。



 その後。

 ロクロウは業魔のまま。業魔を斬る業魔。
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 號嵐とクロガネ征嵐の二刀流!

 アイゼンは海賊のまま。
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 ただしカノヌシが眠ったので、常人には認識できなくなった。エア副長。
 徐々に穢れが溜まって行ってドラゴンになるんだろうな…。

 エレノアは村の復興作業とかしているっぽい。
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 ダイルやモアナ、メディサも一緒。…オルとトロスは?
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 左の渋めのおっさんがダイル人間体です。ダイルがスケープゴートにされて業魔化したのって、シブメンを妬まれた可能性が。
 エレノアは対魔士の力そのままなんでしょうかね。
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 マギルゥは復興作業を見守りつつ、旅にでる模様。
 語り部にでもなろうか。
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 クリア後にまだサブイベントが発生したので、まだちょっとだけ続く予定。
 次回はサブイベントの続きか、もしくは感想をまとめてみる予定。



 次回
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テイルズ オブ ベルセリア(PS4版) 感想8

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 終盤になりようやく自由行動できるようになったテイルズ オブ ベルセリア
 今回は世界を股にかけたサブイベント編です。
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 ネタバレあるぞぉ!気をつけろ!





 

 ロクロウ編サブイベント。
 ロクロウの兄である特等対魔士シグレが倒せなかったドラゴンの剣士がいるという情報で、戦いに行った一行。
 そのドラゴン剣士はランゲツ流!
 正体は先代シグレであるロクロウの母親だった。母親は死後、聖隷に転生しそこから業魔化してドラゴンになった。ややこしい。
 自分を斬ったロクロウを褒めて消滅した母親。
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 シグレが倒せなかったのは、ドラゴン剣士が母親だと気が付いたから。
 シグレという名はランゲツ家の当主に継承される名前であり、当主の継承は先代のシグレを斬ってはじめて行われる。
 つまりシグレは先代である母親をかつて斬っており、二度も親を斬りたくないゆえに倒せなかった…らしい。
 とにかく斬る、戦うことにこだわるランゲツ家の人間にもそういう部分があるというお話。
 ロクロウのお話はメイン、サブイベントともにシンプルであっさりと語られます。それがいいか、もっと詳しくやってくれと思うか、それは人それぞれだろうけど私は好きだった。



 ライフィセット編。
 古代語を読めるくらい学のある少年、リーブと仲良くなったライフィセット。
 だけど、リーブは12歳で必ず亡くなるという奇病「12歳病」で、残された命はあとわずか。
 ライフィセットはリーブを救うために伝説の薬、オメガエリクシールの材料探しに奔走するのだった。
 というお話。
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 結果、オメガエリクシールは完成しリーブは救われます。良かった。
 そこにリーブの父親とのドラマとかもあったりします。
 このサブイベントは割と初期に発生するのですが、メインストーリーの進行の関係で途中で流れが途絶えて焦った。なんか見逃したかな?って。
 ベルベットの弟ラフィも12歳病だったと判明します。
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 カノヌシに無理やり穢れさせられドラゴン化した聖隷一号ことシルバ。
 そのドラゴンとの決着をつけた後、ベルベットに「僕を連れて逃げてくれてありがとう」と言うライフィセット。
 ベルベットは「あれは誘拐だった」と素直に言ったのが笑ってしまった。



 マギルゥ編。
 実力派のマジルゥ奇術団とマギルゥ奇術団の激突!
 という名目で、世界各地でマギルゥとパーティメンバーが漫才をするというイベント。
 ラストではマギルゥがジジイの言うなりになることはないぞ、と実体験をこめてマジルゥに話しかけたりします。
 マジルゥは芸の師である祖父と、マギルゥはメルキオルのジジイといろいろあったりするので。
 個人的には漫才のロングチャットはどれも微妙でした。街の人からもけっこう指摘されてましたけどねww



 エレノア編
 喰魔になってしまった少女、モアナ関係。
 モアナが熱を出したため、彼女の故郷の村(穢れで全滅した)にモアナの母親の薬を取りにいく一行。
 そこで出会った業魔はかつてエレノアの村を襲い母を殺害して宝石「エレノア」を奪ったやつだった。
 感情のままに攻撃を開始し、母の復讐を遂げるエレノアでしたが…。自分がここまで復讐を望んでいたという事実に愕然とする。
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 でもって、モアナの母親(出会ったときは業魔だった)を死なせたことでモアナに憎まれ襲われるんじゃないか、そしたら反撃してモアナまで殺してしまうんじゃないかと悩み、穢れを発してしまう。
 苦い薬をイヤがるモアナをなんとかなだめすかして薬を飲ませることに成功。
 この一件で、エレノアは母の願いについて理解して成長したのでした。
 エレノアは街人とかにやたらと求婚される(笑)キャラクターなのですが、良い母親になるというイメージでデザインされたのかもしれません。



 アイゼン編。
 妹エドナとザビーダとのイベント。
 エドナへの手紙関連でノルミンフェニックスとのバトル。
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 そのバトルの末に、アイゼンはついに本心を書いた手紙を妹に送ることを決意。
 エドナからもツンの入った返信が来てほっこりするお話。
 フェニックスは声優が堀秀行さんで、秘奥義が強翼天翔。完全にフェニックス一輝を意識したデザインで笑ってしまった。しかもレベル100でえっらい固かった。
 ザビーダ関連では、ドラゴン化してしまったザビーダの彼女デオドラとの戦い。
 ドラゴンになってもデオドラに情があるザビーダは彼女を守り、一行の前に立ちはだかります。
 ドラゴンの身体の一部には死神の呪いを解く効果があるという噂で…アイゼンはザビーダに「ドラゴンを殺して呪いを解く」と宣言。
 でもアイゼンが解きたい呪いは自分の死神の呪い、ではなくザビーダの…。
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 殺すことが救いになることだってある、というアイゼンの流儀にザビーダは理解を示し和解。
 すでにアイゼン自身にもドラゴン化の兆候があり、そうなったら殺してほしいという…。
 それを引き受けるザビーダ。ここからゼスティリアのザビーダにつながるんですね。
 ザビーダがやってたことって、ゼスティリアエドナと被るし。




 ベルベット編。
 かつてニコに約束してた「キッシュの作り方を教える」という話。
 死後ベルベットはニコと同じところには行けないから、とニコの飼い犬であるオルとトロスに作り方のコツを話しかけるベルベット…。
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 他、ベルベットがネコアレルギーであることが判明したり、大地の記憶でシアリーズの過去話がされたりといろいろ。
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 主人公なので、彼女のストーリーはほぼ本編で語られるため、サブイベントは少ないようです。



 他には穢れ…たわけじゃないけど、度重なる値引きにやさぐれたかめにんがダークかめにんになったり。
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 ニャバクラで毟り取られる未来…。

 テイルズオブエクシリアの主人公たちと戦ったり。
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 女の人がミラで、左のペンギョンがジュード。
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 ミラってこんな…見えそうなミニスカキャラなんですか! 知らなかった。
 もしかしたら見えるかもしれないので、エクシリアもやってみようかな…。




 多分、次回でストーリーは終了です。



 次回
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テイルズ オブ ベルセリア(PS4版) 感想7

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 テイルズ オブ ベルセリアもそろそろ終盤かな。
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 ネタバレあるぞぉ!気をつけろ!








 アイフリードは業魔にされてました。メルキオルじじいのせいで。
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 アイゼンの因縁の一つに決着!
 ライフィセットが浄化するけど、時すでに遅くアイフリード昇天…。



 聖主カノヌシの"領域"が発動!
 この領域内の人間は自分の意志を制御されてしまい、穢れを生まないように"理"に沿って生きていくように操作されてしまう。
 罪を犯した人間が「私は許されない。死なねば」などと呟いて自殺しようとする。
 他の町人なんかも「理に従わねば」とか「贅沢など必要ない」とかぶつぶつつぶやいている。
 これがアルトリウスの理想の世界です。「理」に制御された世界。穢れを生むことはなくなるけど、そこに人の意志などない。
 そんな世界まっぴらごめんだ!
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 とベルベットはアルトリウスをぶちのめすと改めて宣言。



 カノヌシの領域に対抗するべく、ベルベットたちは休眠中の四聖主を目覚めさせることに。
 四聖主を目覚めさせるには四つの魂を地脈にぶち込む必要があり。
 四つのうち二つはベルベットが喰ってしまったオスカーとテレサ
 残り二つは特等対魔士のシグレとメルキオルを殺してゲットしようと計画。
 街を一つ占領してシグレとメルキオルを呼び出すベルベット一行。
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 魔王の演技で街の人間を追い払うベルベット。ノリノリである
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 決戦前夜のイベント。仲間全員とそれぞれ個別の会話イベントがある。



 ついに決着の時。
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 シグレ VS ロクロウ
 號嵐 VS クロガネ征嵐

 相手はシグレなので、真っ向勝負です。
 気持ちのいいくらいの殴り合い!
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 シグレの秘奥義はロクロウが決死の覚悟で止めてくれます。

 そして決着。
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 ロクロウの三刀により勝利。シグレの中の人が某三刀流なのですが、それとはまた違う技でした。

 決着後のイベントもあっさり。
 この兄弟は熱くて戦闘狂で、でもあっさりさっぱりしてて好きです。




 そのあとはメルキオルとも決着。
 ジジイの話なんてしても誰も喜ばないのでカット。画像もなし。
 あっさりさっぱりの剣豪兄弟とは違ってコイツはネチネチしてて脂ぎってて最期までウザかった。
 前回書き忘れてたけど、マギルゥもメーヴィン。マギルゥの境遇もなかなかキツい。
 ちなみにマギルゥは対魔士としてちゃんとやってた場合は、特等だったらしい。



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 満面の笑顔で、お疲れ様でした! って…ああ、しぶりん衣装だからか。



 次回
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テイルズ オブ ベルセリア(PS4版) 感想6

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 ストーリーのネタバレあるぞぉ!気をつけろ!













 最後の喰魔を守っているのは一等対魔士オスカー。
 喰魔を巡ってオスカー、そしてその姉テレサとの最終決戦です…。
 オスカーとテレサ姉弟愛とかここまでちょこちょこ出ていましたが、やっぱりベルベット姉弟との対比だったんですねぇ。
 新しい"術"の実験を兼ねて戦いに臨むオスカー。
 その危険な術を使わせたくないテレサは最後の喰魔と融合してベルベットたちに挑んできます。
 その次にオスカーは新しい"術"こと神依を発動して挑んできます。
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 連戦ですが、二人はあまり強いわけではなかったので楽に勝ちました。
 問題はその後のイベント。
 実験段階の神依が暴走してそれを止めようとしたベルベットがオスカーを殺害してしまう。
 …"弟"を殺したわけです。アルトリウスと同じように。
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 その事実と、オスカーの姉テレサの呪詛のような言葉に動揺しまくるベルベットは襲い掛かってきたテレサも殺害。最後の喰魔は捕獲ならず。
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 この辺からベルベットの精神状態が不安定になってきます。
 
 オスカーとテレサは一等対魔士の中でもゼロナンバーという精鋭で、ベルベットたちと何度か絡むキャラクターなのですが。
 ライバルキャラとしてはいまいち印象が薄い気がするんですよね。
 特等対魔士のシグレやメルキオルほど大物感もありませんでしたし。
 オスカーが神依したときは「おっ」となりましたが、この後に登場する雑魚対魔士も普通に未完成神依しますし。
 姉弟、かつブラコンシスコンというベルベットとの共通点のある敵キャラ。という印象しかなかったかな。
 もうちょっとキャラの掘り下げがあったほうが感情移入できたような気がします。
 サブイベントかなにか見逃してたかなぁ。




 その後、隠れ家にしていた監獄島タイタニアが対魔士に襲撃されます。
 迎撃に乗り込んだベルベットたちはついにカノヌシと遭遇。
 その正体は。
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 生贄になった弟ライフィセットだった。
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 カノヌシに圧倒されたベルベットたちは前回同様、地脈に逃げ込む。
 そこで大地の記憶…かつて地上で起こった出来事の記録映像を何度も見せられる。

 アルトリウスとセリカ(ベルベットの姉)のなれそめやセリカの最期。
 聖隷シアリーズとフィーの正体が、セリカとその子供の転生であること。
 実はライフィセットが自ら望んで生贄になり、カノヌシになったということ。
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 アルトリウスのみならず、弟にも裏切られていたという事実にベルベットの精神は崩壊寸前。
 カノヌシはベルベットが抱えている「憤怒」と「絶望」を吸い込むことで完全体に覚醒する! そういうわけでカノヌシは大地の記憶を利用して精神攻撃を続けてきたわけですよ。
 ついには「私はみんなを無意味に苦しめた化け物です」「醜い化け物は生きてちゃいけない」などと口走って、カノヌシに吸収されかかるベルベット。
 そのベルベットの手を引っ張ってつなぎとめるのがもう一人の主人公的立ち位置のライフィセット!
 ライフィセットは要約すると…「ベルベットは名前もくれたしあったかいから僕が守る。ベルベットがイヤっていっても僕が勝手に守る。それが僕の生き方やねん!」(※要約です)
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 というようなことを言ってベルベットを取り戻します。
 ベルベットもその言葉で復活。「自分のために戦って、自分のために復讐をやり遂げる」と宣言。魔王復活ッッ!!
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 少し前からベルベットは「ラフィのために復讐をやってきた」などと口走っており、そこにかなり違和感を感じていました。どう考えても自分の為だろって。
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 このゲームのストーリーって世界の為とか考えている人間アルトリウスと、自分のワガママの為に邪魔なものを蹴散らしていくような業の深いベルベットの、生き方の対立のお話なのかもしれない。
 で、実はアルトリウスは世界の為とかほざいてるくせに、裏ではベルベットたちと同じように利用できるものは無慈悲に利用したりドラゴンを幽閉したりとやりたい放題やっていたりする。おそらくそんなアルトリウスの生き方が許せないんじゃないかと。アルトリウスとアーサーという二つの顔を使い分けていたこととかも二律排反的で許せないのかも。
 関係ないけど、ベルベットの奥義には無律排反という技があったりする。



 あと追撃してきたカノヌシが聖隷一号をドラゴン化したのにライフィセットが激怒。
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 ライフィセットパンチでカメムシを…じゃなかった、カノヌシを吹っ飛ばす。
 そして穢れを焼く"浄化の炎"!
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 やっぱりライフィセットの正体は…。




 次回
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テイルズ オブ ベルセリア(PS4版) 感想5

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 ストーリー他。ネタバレあるぞぉ!気をつけろ!







 次の喰魔がいる地脈点、それは3年前のあの日に全滅したベルベットの故郷、アバル村だった。
 が、道中、アバル村は健在だという情報を別の街で入手。
 戸惑うベルベットはアバル村へ急ぐ!(俺も急いだ。道中の雑魚全スルーして)
 モルガナの森で、あの日業魔化してベルベットに殺された、親友のニコと再会! ニコチャン…
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 村の人も普通に暮らしていて、帰ってきたベルベットに温かい言葉をかけてくれる。そして弟のライフィセットも意識不明ながら存命! おお、おお、なんという都合のいい展開だ。
 あの魔王ベルベットがゲームプレイ開始2時間くらいの頃の穏やかな女の子のようになっているではないか!

 と、ここまで都合のいい展開が続いてくると、この手の漫画やラノベに慣れている人はお話が完全に予測できると思う。
 敵の罠です。幻術です。
 ベルベットの夢から作られた幻だったのです。
 普通の女の子終了。
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 弟ラフィの幻も振り切って、アルトリウス絶許魔王復活!!

 村の喰魔はニコチャンが飼っていた犬、オルとトロス。二頭でオルトロス
 幻術ということで特等対魔士メルキオルが登場しますが、ジジイの画像なんてアップしても誰も喜ばないのでスルー。

 「ここにはもう何もない」と、故郷を後にしようとするベルベット。
 しかし雑貨屋があった場所に残されていた本。
 それはオープニングで弟ラフィが模写して雑貨屋に売った(その金でラフィは櫛を買った)カノヌシの古文書の写本だった。
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 あれはカノヌシへの手掛かりの伏線だったのかー。でも3年たってるから雨風で写本ぐちゃぐちゃなような。






 デレマスDLCをベルベットの分だけ購入。
 アイマスではなくデレマスをチョイスしたのはいい判断だったと思います。アイマス本家の新作はいろいろと微妙らしいので…。まあデレマスも課金アプリで微妙なもんなのですけどね。
 本来ならこういうのにミリオンライブのほうを出したかったんでしょうけど、アイマスの世代交代はバンナムの思い通りにはいってない感じがビンビンとしてきますね。

 ベルベットは渋谷凛…いわゆる、しぶりんの衣装です。声優が同じちひろの衣装とかじゃなくて良かった。ベルベットは黒い衣装似合うわ。
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 モデルも髪が長すぎるのと乳が大きめなのを除けばしぶりんっぽい。
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 後ろから見た足。ミニスカですけど、パンツは見えません。超ショートのスパッツです…。
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 これが蒼の力だ!



 次回
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